4.16 RIZIN RENAが大逆転勝利!ハンガリーの強豪をKO
4月16日(日)横浜アリーナにて『RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-』が開催され、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)が出陣、強豪ドーラ・ペリエシュ(ハンガリー)を相手に大逆転の勝利を収めた。
MMA4戦目を迎えたRENAの今回の相手ペリエシュは長いリーチを駆使した寝技を得意としており、2010年のプロデビューから7戦連続一本勝ちを収めている。これまでに母国ハンガリーの大会『ハンガリアン・ファイト・チャンピオンシップ』の初代HFCストロー級王座を獲得した実績を持つ。
1R開始早々にペリエシュが組み付き寝技に引き込むと、RENAのバックに付いてチョーク狙い。腕十字に移行し、RENAの腕は伸ばされ大ピンチ。すぐに腕を引き抜いて起き上がったRENAはスタンドの展開へ。積極的にワンツーを放つペリエシュ に、RENAの三日月蹴りがクリーンヒット! ペリエシュが悶絶気味に腹を押さえながらしゃがむと、RENAは離れて思わずガッツポーズ。RIZINルールではダウンカウントがないために試合は続行される。
ダメージを回復したか、ペリエシュは再び組み付き、RENAはヒザ蹴り。ダウンするペリエシュは下からヒールホールドを仕掛る。RENAはパウンド、顔面への踏みつけ、さらにジャンピング踏みつけも繰り出す容赦ない攻撃へ。ヒールホールドから足を抜いて脱出したRENAは前蹴り、右ストレートからの左ボディブロー! これでペリエシュがダウンしたところでレフェリーが試合をストップした。
大逆転勝利のRENAはマイクを持つと、「あーヒヤヒヤした! 焦りましたが何とかこう いう形で勝ててほっとしています。でもまだまだ強い相手はたくさんいて、強い人が相手なら今の場面で取られてしまったかもしれないので私はまだまだだと思います。さらに強くなってこの場で一番になりたいので応援よろしくお願いします。4月は日本人にとってスタートの時期です。私は昔、引きこもりで未来も望めない子でした。ですが、SBに出会ってRIZINさんに出会って今こうしてたくさんの皆さんの前でマイクを握れて、応援していただいて本当に嬉しいです。10月から始まるトーナメント、私はやれば出来る子だから見ていててね!」とアピールし、1、2、3、シュート!の掛け声で締めた。