9.16 植山征紀、内藤へのリベンジ&戴冠を狙う「何が何でもKO」
9月16日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2017 act.4』のセミファイナル、SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチで王者・内藤大樹(ストライキングジムAres)と対戦する挑戦者・植山征紀(龍生塾ファントム道場)。内藤とは昨年11月のS-cupで対戦し、植山が2度のダウンを奪うも、3Rに左フックで逆転KO負けを喫してしまった。約1年ぶりの再戦で植山はリベンジ&初戴冠となるか。
――今回タイトルマッチが決まりました。
「こんなに早く決まるとは思っていなかったのでビックリしましたが、せっかくチャンスをいただいたので今回しっかりリベンジして必ずベルトを巻きたいと思います」
――ご自身的にはどのタイミングでタイトルマッチに挑戦したいという想いがあったのでしょうか。
「年内にはベルトを獲りたかったので、もう一戦挟んで11月のビッグマッチで獲れたらいいなと。でかいところ(=S-cup)で(内藤に)やられているのででかいところでやり返したかったですよね。その方が注目されますし自分的にもすっきりします」
――前回のタイトルマッチを振り返ってもらいたいのですが、植山選手が2度ダウンを奪ってからの逆転KO負けでした。
「今振り返ると、最後にもうちょっと冷静にいけば良かったなとは思いますが、やっぱりやっていたら熱くなってしまいます。内藤選手はダウンをしてからも目が死んでなかったので、自分の最後の詰めが甘かったと思います。次は最後まで集中を切らさないでいけば間違いなくKOで勝てる相手だと思います」
――その後、今年3月のRISE(vs優吾・FLYSKYGYM)でも敗れたことで二連敗となり、落ち込みましたか?
「めちゃくちゃ落ち込みました。今年6月の再起戦(vs竹野元稀)では格下が相手だったのであまりモチベーションは上がりませんでしたが、今回タイトルマッチが決まったので今は最高のモチベーションで練習も集中して出来ています」
――ここ数戦の内藤選手に対してはどのような印象を持っていますか?
「この前の深田さんとの試合を見て、やはりうまい選手だなと。あとダウンを取られてからも強いなというのを感じました」
――内藤選手にインタビューしたところ「深田戦で自分のことを研究されているのをわかったので凄くやりにくかった」と言われていました。もう内藤対策はバッチリですか?
「この前の深田さんの試合前も道場代表のファントム進也さんがしっかり対策を練ってくれました。そして僕に続きます。連続でファントム道場が内藤選手とやるので対策はバッチリだと思います」
――最近の練習で強化していることはありますか。
「全体的に強化しているのですが、爆発力をもっと出せるように下半身を一番強化しています。打撃は下半身から打つイメージを持たないと爆発力が出ないので、今まで以上に強いパンチを打てると思います。期待してください」
――具体的なトレーニング内容を教えていただけますか。
「ジムでの練習以外に、フィジカルトレーニングを週1でやっていてそこでしっかり鍛えています。フィジカルは1年前からやっていて、内藤選手に負けてからはガッツリやるようになりました」
――そろそろ成果を発揮するときでしょうか。
「そうですね。しっかり追い込んできたのでそろそろ出します」
――タイトルを獲得した後、考えていることはありますか?
「この階級には強い選手がたくさんいるので他団体の強い選手とどんどんやっていってSBの強さ、植山征紀の強さを証明していきます。最後にいいですか? 内藤選手とは3度目の対決で2回とも僕が負けています。今回は何が何でもKOで倒して僕がベルトを巻きます」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/13221