11.22 元DEEP KICK王者・憂也「僕が勝ってベルト、賞金、海人ファンも戴く」
11月22日(水)東京ドームシティホールにて開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』のSB日本スーパーライト級王座決定トーナメント一回戦でSB日本ライト級1位・海人(TEAM F.O.D)と対戦する元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也(魁塾)。関西での試合が多く、今回のトーナメント出場メンバーの中では一番知名度の低い憂也だが、勝った試合のほとんどがパンチによるKO勝ち。さらにここ数戦は各団体のトップ選手と凌ぎを削ってきた確かな実力者だ。SB初参戦で海人を倒し、一気にベルトを狙う。
――今回シュートボクシング初参戦が決まりました。
「シュートボクシングはビッグマッチを開催していていつか出たい団体だったので凄く嬉しいです。しかも初参戦でタイトルの懸かったトーナメントに出させてもらえるなんてこんなチャンスは滅多にないですね。ポッと急に出たやつがベルトを持って帰ろうかなと思います」
――トーナメント出場メンバーを見ての印象はどうでしょう。
「みんな強くてうまい印象があります。誰と当たっても嫌だなとは思いました。誰とも対戦したことがなく、他団体の試合を見ていてみんなやりたいなとは思っていたので試合が楽しみです。健太選手は特にトップ戦線で活躍していますし、そういう強い相手とはやってみたいですよね」
――一回戦の相手は海人選手に決まりました。
「同じ大阪ですし、1年前ぐらいまでうちの魁塾に海人選手が長い間、来てくれて一緒に練習していたことがあります。今ノッている選手ですよね。スパーリングもしましたが、スピードもあってお互いに手の内をわかっているのでやりにくい相手ではあります」
――当時、対戦を意識したことは?
「海人選手は最近階級を上げてきて、それまでは一つ下の階級で試合をしていたのでまだ対戦することはないのかなとは思っていました。まさかトーナメントでやるとは思っていなかったですし、どうせやるなら決勝戦でやりたかったですね」
――海人選手はヒジありルールで鈴木博昭選手、宮越慶二郎選手を二連続で破っています。この2試合の映像は見ていますか?
「まだチェック出来ていません」
――どのような試合展開が理想でしょう。
「トーナメントなので早期決着を付けたいのですが、一回戦で削り合って判定決着でもとりあえず勝つことを優先させます」
――シュートボクシング特有の立ち関節、投げ技ありのルールの対策についてはどうですか?
「その二つの練習はしていませんが、投げられない・極められない対処の仕方はしています。一番はそのような展開にならないようにすることですね」
――憂也選手のジムの先輩である長島☆自演乙☆雄一郎選手は2度シュートボクシングに参戦していますが、長島選手からアドバイスはありましたか。
「投げ技の対処法を教えていただいたりしました。あとは自分の力で勝ち上がるのみです」
――憂也選手は海人選手と同じくヒジありルールは2戦のみの経験ですが、そこに関しては。
「自分がヒジで斬った試合もあったので特に抵抗はないです」
――決勝戦に勝ち上がってくるのは?
「健太選手だと思います」
――優勝すれば賞金も出ます。
「そこもモチベーションが上がりますね。もらえるものはもらっていきます。賞金で車を買おうと思います」
――ベルトを獲ったら来年はどういう戦いをしていきたいですか。
「強い選手ばかり出ているトーナメントで優勝すれば名前も上がると思うので、これからどんどん強い選手とやっていきたいと思います」
――最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「会場には海人選手の応援が多いと思いますが、僕が勝ってベルトと賞金だけでなく、海人ファンもごっそり持って帰ろうと思います」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/13522