4.1 香港パクと対戦する北斗拳太郎「早速、汚名返上の時。これは日本武道と中国武道の戦いだ」
4月1日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2018 act.2』で向柏榮(=パク・ウィング・ヒョング/香港/BOMBER GYM)と対戦するSB日本スーパーウェルター級王者・北斗拳太郎(ボスジムジャパン)。今年2月の開幕戦ではモンゴルの忍アマラ―と対戦し、延長戦の末に僅差の判定で敗れてしまった。再起戦を前に、北斗は再び『北斗の拳』の主人公ケンシロウになり切り意気込みを語った……。
――今回、2月大会に続いての連戦となりました。
「うむ、またこのリングに立てることを非常に感謝している。早速、汚名返上の時が来た。シーザー老師、感謝している……」
――2月大会では忍アマラ―選手に延長戦の末に惜しくも判定負けを喫してしまいましたが、今あの試合の結果を振り返ってどのように思いますか。
「あの試合は負けたとは思っていない。あの後、試合の動画を見たがクリーンヒットは全くもらってはいなかった。私が全て攻撃を見切って当てていたつもりだったが、交わしていたのを(ジャッジは)消極的だと捉えていたのだろうか。その点は反省している。ただ負けたとは思っていない……」
――忍戦の結果を踏まえて現在の練習で強化していることはありますか?
「明確に勝ちを見せ付けること。ただ一つ、それだけだ」
――磨いてる技はあるのでしょうか。
「うむ、まだ新たな奥義がある……」
――その技を相手が受けるとどうなるのでしょうか。
「死あるのみ……」
――今度の相手、パク選手についてはどのような印象を持っていますか?
「うむ、ほとんどない。ボス神拳において相手のことは関係ない」
――元SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起選手に2度勝っています。脅威に感じませんか?
「私は牙大王(=坂本優起)に3度勝っている」
――パク選手は香港の選手ですが、香港という国についてはどのようなイメージを持っていますか?
「うむ、そうだな。中国武道、中国四千年の歴史、そして武の神髄があるのかと思っている。これは日本武道と中国武道の戦いだ」
――シュートボクシングのチャンピオンとして、日本武道の代表として絶対に負けられないと。
「うむ、そうだな」
――今回の一戦をクリアーして、その先に見据えているものはありますか?
「シーザー老師は私に旧K-1狩りを引き続きやらせてくれているのだと感じている(パクは旧K-1に出場経験があり、尾崎圭司、サトルヴァシコバといった日本人ファイターとの対戦経験を持つ)。そのシーザー老師の想いを私は感じ取った。今回は相手を倒す。ただそれだけだ」
――今大会では、北斗選手と同じスーパーウェルター級で一時代を築いた宍戸大樹選手が現役復帰しますが、どのように思いますか?
「エイプリルフールの嘘ではないのか……。もしそれが本当であるならば、また一緒にシュートボクシングを盛り上げたいと思っている」
――宍戸選手は旧K-1にも出場しています。対戦を意識してますか?
「うむ、宍戸拳法家は一時代を築き上げた男。もし今後戦うようなことがあれば、私は楽しみにしている」
――3月に行われた浅草花やしき大会では、北斗選手にベルトを奪われた坂本選手がメインで勝利し、再び王座奪回に向けて動き出しました。それについて思うことはありますか?
「牙大王はすでに死んでいる……以上だ」
――3度勝ってる相手にはもう興味がないということですね。最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「ボス神拳は無敵だ」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/14287