SHOOT BOXING

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shishido6月10日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2018 act.3』で元環太平洋ライト級王者・土屋大喜(roots)と対戦する元SB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹(シーザージム)。2016年4月に引退試合を行い、18年間の格闘技人生にピリオドを打ったが、4月にリングにカムバックした宍戸に復帰戦のこと、そして次戦について聞いた。
 
——復帰第二戦が決まりました。
「前回の復帰戦では、自分が思い描いてい理想とは違って、現実は甘くはないなと感じましたね。思い通りに身体が動かず、まるで海で溺れながら試合をしているような感覚でした。今回は前回と比較してもっと動けるように、自分の理想とする動きが出来るように頑張りたいと思います」
 
——引退する前と変わらず、フルラウンド動きながら手数を出し続けるファイトスタイルだと感じました。
「1Rに相手のハイキックをブロックしたときに腕を痛めてしまい、満足したパンチが打て ませんでした。そういう防御なども含めて、以前のような感覚を取り戻すにはまだまだ時間がかかるのかなと感じました。ですが、リングに帰ってきて懐かしい感じがして凄く居心地が良かったので、ファンに求められたり、自分がやりたいと思う気持ちがあれば、出来る限り現役を続けていきたいと思いました」
 
——その復帰戦に点数を付けるとしたらどのくらいだったのでしょう。
「勝ったことでとりあえずは安心したのですが、例えば自分が一番動けていた時と比べたら、点数を付けられないほどの内容でした。思い出作りのためだけにやりたくないですし、復帰するからにはちゃんとしたものを見せないといけないと思ってます。復帰初戦でマックスの状態に持ってくるのは出来ませんでした が、少しずつ手応えを掴みながらやっていきたいと思います」
 
——今回の相手、土屋選手についてはどのような印象を持っていますか?
「修斗でチャンピオンになっているというだけで驚異に感じています。以前から僕は相手のことをぶっ飛ばしてやろうとか、そういう気持ちは起きない方なのですが、とにかく自分のレベルを上げるために色んなことを試しながら試合をしたいという気持ちがあります。向こうの元チャンピオンが出てくるので、こちらも失礼のないように全力で試合をするだけです」
 
——土屋選手はSB二戦目となりますが、初参戦となった2015年8月の海人戦での印象はどういうものがありましたか?
「まだ打撃に不慣れな部分があるというのは感じました。あと、海人はその時からうまい選手だったので土屋選手の良いところを消していた内容だったと思います。海人ではなく、違うタイプの選手とやっていたらもっと盛り上がっていただろうなとは思いますね。向こうもSBルールを一度経験しているということで、前回よりももっと思い切り来れる部分があると思います。さらに強くなってこっちに向かってくるので気は抜けないですし、警戒しています」
 
——今回は自分のどういうことをファンには見てもらいたいですか?
「前回と同じく、自分は40歳代を代表して戦っているつもりはないのですが、自分はおっさんだという自覚もしてますし、そういう人間でも一生懸命やっていけば皆さんを喜ばせるような試合はできます。自分の試合を見て、元気が出た、 明日も頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいですね」
 
——ちなみに宍戸選手と引退試合で対戦したジャオウェハー選手と海人選手が今大会のメインイベントで対戦します。試合はどうなると予想しますか?
「海人はジャオウェハーの圧力に真っ向から対抗していくのか、相手の攻撃をいなしながら自分の攻撃を当てて行くのか、それとも全く違う方法でいくのか、彼がどういう戦い方をするのかに凄く興味があります。もちろん勝つことも大事ですが、今までのシュートボクシングのエースというのは勝ち方に凄くこだわっていました。タイ人相手にはヒジありで勝負という気持ちでいましたし、先輩の緒形(健一)さんはKOを求めてお客さんにはっきり白黒付ける試合を見せないといけないという試合 をしてきました。僕なんかは勝ちにいくということだけで精一杯だったので、試合内容や相手のことよりもとにかく判定で勝てれば、という試合でした。ただ海人は実力者の選手とやっても結果を出せるということを今までにも証明しています。ただ勝つのではなく、昭和チックに相手の土俵で相手の技を使って勝つというような格闘技ロマンに溢れた試合内容を見せてくれたらいいなと思います。自分も昭和の人間なので泥臭い試合をする選手も好きですし、ロマンを書き立てるようなコメントをする選手に興味があり、応援したいと思っています。海人は今時のカッコよさですが、シュートボクシングの歴代の先輩のような無骨な部分を受け継いでもらえたらいいなと。そういうものが彼にプラスされれば幅広い ファン層に応援される存在になるんじゃないかなと思います」
 
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/14564

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