4.21RIZIN RENAが進化!仕切り直しの一戦で復活の勝利
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『RIZIN.15』にSB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)が出場、サマンサ・ジャン=フランソワ(フランス)との仕切り直しの一戦で完勝を収めた。
当初、このカードは昨年の大晦日に49.0kg契約で行われる予定だったが、前日計量前にRENAは減量に伴うドクターストップとなり、試合は中止に(RENAの計量失格)。今回は51.0kg契約となり、5分3R、ヒジありルール。
1R、RENAは2度の首投げを積極的に見舞うが、フランソワにバックを取られて追い込まれる場面も。RENAは冷静に対処し、逆にアームロックも仕掛ける。
2R、組み付いてテイクダウン狙いのフランソワに、RENAは下から腕十字にトライ。これは極めきれなかったが、スタンドから再開するとフランソワの組み付きを捌いてRENAがマウントポジションからパウンド。腕十字にも移行しフランソワを追い込んでいった。
3R、打撃勝負のRENAに対し、フランソワはしつこく組み付いてテイクダウン狙い。フランソワの首投げを潰したRENAはマウントポジションへ。ここから脱出したフランソワは足関節にトライするが、RENAは上を取り返してパウンド。スタンドに戻ってもRENAが前蹴りで距離を取り、パンチにつないで主導権を握る。積極的に寝技を仕掛けるなど、進化した姿を見せたRENAが判定3-0で復活の勝利。
マイクを持ったRENAは「年末にガッカリさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。すみませんでした。このリングに戻って来れて本当に嬉しいです。スカッと勝ちたかったけど、難しいことを実感しました。でもシュートボクサーながらもMMAファイターに近づけていますでしょうか? これからも寝技で一本を取れる選手になれるようにトータルファイターを目指してもっと練習します。来週、後楽園ホールでシュートボクシングの大会があります。ぜひ見に来てください」とアピールし、最後に1、2、3、シュートで締めた。