7.21 未奈、タイ世界王者をフルボッコ宣言「私がヒロインになる!」
7月21日(日)東京・浅草花やしき園内で4月にオープンしたばかりの新ホール、浅草花劇場(かげきじょう)にて開催される“女子格闘技の真夏の祭典”『Girls S-cup 2019』でS-1世界女子王者ペッターピー・クルンテープトンブリー(タイ)と対戦するSB日本ライト級1位・未奈(秀晃道場)。誰が相手でもゴングが鳴れば一方的に攻撃を出し続けるフルボッコスタイルで強豪タイ人を撃破し、4連勝なるか。
――ロックフェス「京都大作戦2019~倍返しです!喰らいな祭~」で謎の美人女性セキュリティとしてSNSで話題になってましたね。
「私が身長が高く、体格が良く、結構話せることが評価されて、去年のGirls S-cupの記者会見の時にセキリュティ会社の社長に声をかけていただいてお仕事をやるようになりました。そのフェスでは、会場の最前列でダイバー(ライブ時に興奮状態になり、ファンの中にダイブし上を転がっている人のこと)をキャッチして床に下ろすお仕事をしていたんです。女性でこの仕事をしている方は珍しかったのでSNSで話題になったみたいですね。ちなみに京都大作戦は日本一ダイバーの多いフェスだというので、それを経験したく現場入りさせていただきました。関係者からケガする可能性は高いとは言われていて泥だらけの靴で顔面を蹴られたりしたのですが、全然大丈夫でした(笑)。落ちてくる人の頭を掴んでは左右に降って床に落ろすのでまるでムエタイの首相撲をしているような感覚でしたね(笑)」
――まさかお仕事が練習の一環に(笑)。そういうセキリュティのお仕事で身の危険を感じた場面はこれまでにありました?
「普段は女性芸能人のボディガードのお仕事がメインなのですが、そういうのは一度もないですね。日本は平和ですから。でも掴まれても投げられる、殴られても怯まないなど、私はシュートボクサーなのでやられても大丈夫だという自信はあります。そういう場面には絶対に遭いたくないですけどね」
――確かにそうですね。試合が近づいてきましたが調子はいかがでしょう。
「いつも通りバッチリ仕上げています。練習では試合でフルボッコスタイルが貫けるようにいつも通りのことをやっています。それにプラスして、最近ではパンチを当てるために、攻撃を散らすコンビネーションを重点的にやっています」
――6月のキム・ジュヒョン戦では3RKO勝ちでしたが、凄く慎重に戦っているように見えました。
「4月のイェジン・ハン戦では1Rから前に行き過ぎた試合をしてしまったので、前回の試合では相手の動きを見て試合を組み立てて、行ける時に行こう、倒せる時に倒そうという考えでいたからなんです」
――次の相手、ペッターピーについてはどのような印象がありますか?
「タイ人でオーソドックスの選手という情報しかありません。試合映像はあるそうですが、私は誰が相手だろうと気にしてないので全く見ていません。道場の太田秀俊代表が対戦相手の完全コピーしてくれますし、対策もしっかり立ててくれるのでその指示通りに動くだけです」
――映像を見た限りでは、右ミドルを蹴って首相撲を得意としているムエカオ(首相撲を多用してヒザ蹴りに来るタイプのこと)でした。
「典型的なムエタイスタイルとは聞いてます。首相撲対策もバッチリです。組み負けない自信ですか? 私よりも力の強い女子選手に出会ったことがないのでそこも負けない自信はあります」
――ムエタイ選手との対戦はこれまでに2度対戦して2勝ですが、得意意識はあります?
「特にないですね。ここ2戦の相手は韓国人でいずれも下がる選手だったのであまり自分の思うような展開には出来ませんでしたが、今回はガンガン前に出てくるタイプの選手なのでKOする自信があります。いつも倒す自信しかありませんけどね」
――今回のGirls S-cupはRENA選手、MIO選手の二大エースが不在です。今年のGirls S-cupのヒロインは狙いますか?
「そうですね、私がヒロインになります! 間違いなく今回は私が大会を一番盛り上げますよ」
――“未奈の時代”が来たと?
「そこまでは恥ずかしくて言えませんが(苦笑)、私は女子選手では大きいので一番インパクトある試合が出来ると思います。今回もフルボッコKOするので期待していて下さい!」
<決定対戦カード>
▼62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
未奈(秀晃道場/SB日本ライト級1位)
vs
ペッターピー・クルンテープトンブリー(タイ/S-1世界女子王者)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/21410/