10.11RISE 海人が公開練習「圧倒して勝たないといけない」
10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMMで開催される『Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』に出場するS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)の公開練習が、大阪府内にて行われた。
同大会に出場するSB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)と共にキレのあるシャドーとミット打ちを披露した海人。オーソドックスの構えからスイッチしての打撃を見せ「サウスポーも同じぐらい使えるようになった」という。
9月19日に東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2020 act.2』に出場することが決定していたが大会自体が中止、RISEに電撃参戦となり、「しっかり準備もしていたし、9月大会が中止となって凄く残念な気持ちになりましたね。8月のRIZINに出る前にコロナで試合がなかったので、その時と比べればマシ。今回RISEからオファーが来た時には、準備もしていたのですぐに返事をさせてもらいました」と躊躇することなく2度のRISE参戦を決めたようだ。
今回、70kg契約で対戦するWKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創(RIKIX)については「いつかはやると思っていたので“来たか”という感じでした。打たれ強いし、ガンガン来るし、めちゃインファイター」と印象を語る。
緑川の攻撃については「パンチですね。威力もあるし、テクニックもあります」といい、「前回、僕ともやっているベイノアさんからダウンを取って圧勝しているので強いと思います」と警戒心を強める。
「僕自身はガツガツ行くタイプではないですけど、僕もそれに合わせて打って行こうと思えばできるし、離れて戦うこともできるし、いろいろなことができる。僕が一方的に攻撃して(いつの間にか)倒れているやろうなって感じです」と、どんな戦いになっても問題はないようだ。
海人は前戦となった8月10日のRIZINでは自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝するなど、階級にこだわりの戦いを見せており、今回は2度目の70kg契約での試合となる。
「65kgでは相手がいないので、もういいかなって思っています。やるからには70kgで世界を見据えているので、圧倒して勝たないといけないと思っています。日本トップクラスには苦戦していられません」と圧勝を予告。
今年開催予定だったS-cup世界トーナメントの開催が難しい状況を踏まえ、「二連覇を目指していたのでその舞台で戦えないのは残念。このモヤモヤを思いっきり全部ぶつけます」と緑川に溜まった鬱憤をぶつけたいとした。