2022年10月16日（日）東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT 2022 vol.6』のメインイベント（-64.0kg契約）に前SB日本ライト級王者・西岡蓮太（龍生塾）が参戦、元REBELS60kg王者で13戦13勝（8KO）無敗の鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺）を相手に復活の勝利を挙げた。
西岡は2018年に村田聖明とのSB日本ライト級王座決定戦を制してベルトを獲得。2020年にはワンデートーナメントの無法島GP初代KNOCK OUT64kgトーナメントに出場し、一回戦で小川翔、準決勝で鈴木千裕、決勝戦でバズーカ巧樹を下して優勝を果たした。2020年10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 –63kgトーナメントで原口健飛に敗れて以降は長年痛めていた左手首の2度に亘る手術、リハビリのために戦線離脱。約1年5カ月ぶりの復帰戦となった今年4月のSB日本ライト級タイトル初防衛戦では挑戦者・笠原弘希に2RKO負けを喫し、今回再起戦となった。
1Rから右カーフキックを混ぜて手数で前に出る西岡に、鈴木もカーフを入れつつパンチにつないでイーブンの展開。2R、圧力を強める西岡が右フックをカウンターで合わせ鈴木はバランスの崩させる。3Rもワンツー、左右フックとヒットを奪いリードする西岡は、鈴木のパンチにテンカオも合わせていく。最後にパンチ連打で鈴木をコーナーに追い込んだところで試合終了。
フルマークの判定3‐0で勝利し復活を果たした西岡は「KNOCK OUTのメインでノックアウト出来なくて申し訳ないです。2連敗から明けて嬉しいです。KNOCK OUTで初めて僕の試合を見た人はもっといい試合をするので、僕のことを応援してくれたら、と思います。いつも応援してくれている人たちは本当にありがとうございます。皆さんの応援のおかげで這い上がってこれました。最後に、僕がデビューした時から東京まで足を運んでくれた練習仲間の後輩のお父さんが先日亡くなりました。本当にお世話になっていて、ここは絶対に負けられへんなって思ってより一層頑張れました。本当にありがとうございました。またKNOCK OUTもSBにも応援よろしくお願いします」とアピールした。
Def Fellow
『KNOCK OUT 2022 vol.6』
2022年10月16日（日）東京・後楽園ホール
▼メインイベント KNOCK OUT-BLACK -64.0kg契約/3分3R・延長1R
×鈴木宙樹（クロスポイント吉祥寺）
判定0－3 ※28－30、28ー30、29－30
◯西岡蓮太（龍生塾）
