4.30 山田彪太朗「虎矢太がKOで勝ってタイトルを獲っているので僕もKOで」
2023年4月30日(日)東京・後楽園ホールで開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2023 act.2』のSB日本フェザー級タイトルマッチでSB日本フェザー級王者・川上叶(龍生塾)に挑戦する挑戦者・山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級1位)。川上とは2021年12月に対戦し、延長戦の末に僅差の判定で敗れており、リベンジ&ベルト奪取を狙う。山田ツインズ揃っての戴冠なるか。なお、今大会は動画配信サービス「U-NEXT」にてライブ配信することも決定している(https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000001316)。
――タイトルマッチが近づいてます。
山田 昨年11月のタイトル次期挑戦者決定トーナメメントで優勝して一戦挟みましたが、やっと来たかという感じです。先週、追い込みが終わって今はより強く勝つイメージを作り上げている段階です。調子はいいです。川上選手は安元晴翔選手など他団体の強い選手にも勝ったり凄く勢いに乗っていますし、僕からするとリベンジマッチでもあるのでタイトル関係なく男として負けるわけにはいきません。今勢いのある川上チャンピオンにしっかり勝つことが大事なので燃えています。
――2月に弟の虎矢太選手が植山征紀選手をKOして先にベルトを獲りましたが、焦りはなかったですか?
山田 兄の立場上、自分が先に獲りたかったというのはありますけど、虎矢太が頑張った結果ですし、自分も後からすぐに追い付けばいいやと思っていたので特に焦りはありません。
――前戦となった昨年12月の門口佳佑戦では序盤に山田選手がシュートポイントを奪うなど追い込む場面がありましたが、判定負けでした。敗因は何でしたか。
山田 1Rから門口選手は結構ヒザ蹴りを多用してきたのですが、後半、僕の集中力が切れて反応が悪くなったところにそのヒザをもらってしまいました。それも相手の作戦通りだったと思いますし、あの試合で自分があまりヒザの対処法ができていなかったことを反省しました。今回はそういう対策もしっかりしているので、書いてもらってもいいですが前回のようなヘマはしないです。
――次の試合に向けて練習で一番強化しているところはどこでしょう。
山田 全体的に1つ1つの攻撃力を上げる練習をしてきました。
――川上選手とは2021年12月に対戦して延長判定で敗れていますが、どういう印象がありますか?
山田 あまり攻撃をもらわないイメージがあり、ここ数戦はさらにディフェンス力が上がっていると思います。自分はそういう中でも打ち込む練習をしてきてるので、しっかり当てる自信はあります。
――前回は延長戦にもつれ込む接戦でしたが、次やれば勝てるという自信もありました?
山田 そうですね。あの時点でも勝てる自信満々でいたのでかなり悔しかったです。自分で言うのもなんですが、接戦で惜しかったと思います。もちろん川上選手も強くなっていますが、僕もあの時とは比べものにならないぐらい強くなっているので今やれば勝てると思います。前回良かった点を伸ばし悪かった点を改善しているので、今回は圧倒的に倒して勝ちます。虎矢太がKOで勝ってタイトルを獲っているので、僕もKOでベルトを獲れば激アツですよね。
――思い描いているチャンピオン像とはどういうものですか?
山田 ただ勝つチャンピオンというより、アンディ・サワーさんのように倒して盛り上げて勝つ絶対王者ですね。“SBの山田彪太朗の試合を見たい”と思ってもらえるようなチャンピオンになりたいと思います。
――山田ツインズ揃ってチャンピオンになったらやりたいことはありますか?
山田 虎矢太と浅草でチャンピオン凱旋パレードをしたいです(笑)。
――タイトルを獲ったら次に見据えていることはありますか?
山田 今、立技格闘技界ではフェザー級戦線が盛り上がっていて、ファンの間では見てみたいカードが話題になったりしているので、今回僕がSBチャンピオンになることで“山田彪太朗もいるから忘れるなよ”というのをアピールしたいですし、そういうファンが望むカードがあればどんどんチャレンジしたいです。
――SBではオープンフィンガーグローブマッチも導入されますが、興味はありますか?
山田 今回チャレンジする(笠原)弘希さんと坂本(優起)さんはOFGがバッチリはまると思うので、面白そうですし一ファン目線で楽しみです。僕も実際やってみたら戦い方にはまるとは思うのですが、正直なところ若干怖いなというのはあります……(苦笑)。
――ではファンにメッセージをお願いします。
山田 ずっと応援して下さっている方はもちろん、最近僕のことを知って下さっている方にもSBの面白さをを伝えて、僕がチャンピオになることで“山田彪太朗を応援して良かった”と思ってもらえるような試合をしますので是非見ていてください。
<全対戦カード>
▼第8試合 SB日本スーパーライト級(-65.0kg契約) オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)
vs
ランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者、元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級王者、元プロムエタイ認定スーパーライト級王者)
▼第7試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
坂本優起(シーザージム)
vs
遊笑(Y’s glow)
▼第6試合 SB日本フェザー級タイトルマッチ 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
川上叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)
vs
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級1位/挑戦者)
▼第5試合 SB日本スーパーフェザー級(-60.0kg契約) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
vs
ポームロップ・ルークスアン(タイ/S-1 130P王者)
▼第4試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位)
vs
向籽羲(=ヒュン・ツェイ・ヘイデン/香港)
▼第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
風間大輝(橋本道場/SB日本ウェルター級5位)
vs
有馬伶弍(龍生塾)
▼第2試合 53.0kg契約 フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R
笠原直希(シーザージム)
vs
佐野和英(A☆R KICK!)
▼第1試合 62.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
長谷川平蔵(シーザージム)
vs
柳澤翔太(クロスポイント吉祥寺)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/27366/