4.13 内藤凌太「一階級上の相手でも自信あり。“フェザー級戦線に内藤凌太あり”を見せる」
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.2』で元NJKFスーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイジム)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するSB日本フェザー級4位・内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)。3月10日のヤングシーザー杯で勝利したばかりの内藤だが、手塚翔太の怪我による欠場を受けての急遽のオファーにも関わらず出場を決意したという。NJKF対抗戦でシュートボクサーの強さを見せるか。
――今回、手塚翔太選手のケガによる欠場で急遽、出場が決まりましたが、普段からいつでも試合できるように準備されているんですか?
内藤 試合前とか関係なく、いつも基本的な練習以外に追い込み練習もやっているので、いつでも行ける感じで仕上げています。
――体重管理もしているんですか?
内藤 フェザー級だったらある程度は期間がないと落とせないですけど、今回はいつもより3kg重たい契約体重ですし、3月10日に試合(vs土井涼雅)したばかりなので、そんなに体重は問題ないですね。
――試合後もすぐに練習再開するんですか?
内藤 試合が終わって5日間は家族とゆっくりして、次の1週間後から走り込みをやっていますね。
――長期間、休んだこともない?
内藤 試合で腕や足の指を骨折したことはあり、一切練習やらないということはなく、僕は練習が好きなんでできることはやるという感じです。毎日の練習はきついですけど、楽しいんですね。
――今回、NJKFとの対抗戦になりました。
内藤 めちゃくちゃチャンスですよね。一階級上くらいの選手だったら問題ないので受けました。
――対戦する山浦選手の試合映像は見られました?
内藤 少しだけ見たのですが、ムエタイスタイルだなと。特に警戒すべき攻撃はなかったです。対策するより、自分ができる最大限のパフォーマンスをすれば、結果は自ずと付いてくると思っています。
――相手がキックボクサーだけに投げは狙いますか?
内藤 狙ったりはしないですけど、流れ次第で決めます。
――内藤選手の階級であるフェザー級のNJKFのチャンピオンは山浦選手と同門の大田拓真選手になります。NJKFとの対抗戦ということで、今後やってみたいと思いますか?
内藤 強い選手と試合したいと常に思っているので、今回勝ったらぜひやりたいですね。あと、SBのタイトルも常に狙っています。今度の大会の4月13日は、プロデビュー日と同じなのでちょうど丸10周年なんです。この10年間、シュートボクサーとしてやってきて、10年の中で今が一番、SBのベルトが欲しいという想いが本当に強いんです。SBのチャンピオンはみんな強いですし、特に僕のいるフェザー級はかなり層が厚いと思うので、このベルトは価値がありますし、獲ったらもう真のチャンピオンだなと。あとSBのフェザー級のベルトというのは、弟の大樹が以前に取り損ねたベルトなんです(2017年6月16日、SBフェザー級タイトルマッチで王者・深田一樹に挑戦するも判定負け)。大樹からも「取ってほしい」と言われているので、必ず獲りたいと思います。
――同日にはフェザー級王者の山田彪太朗選手が試合しますが、意識はしますか?
内藤 自分の試合に集中しているので、ぶっちゃけ、そんなに意識してないです。
――今、他団体でもフェザー級戦線は盛り上がっていて、気になってますか。
内藤 そうですね。去年はすごく盛り上がっている中、僕自身は置いていかれている感じがしていて、めちゃくちゃ悔しい気持ちになります。だからこそ、今年はもう受けられるオファーはいつでも、どこでも、誰とでもやろうと思っていたので、今回のオファーも受けました。今回の一戦で“フェザー級戦線に内藤凌太あり”を見せるためにもインパクトある勝ち方をします。もう期待してもらっていいです。今回、オープンフィンガーグローブマッチで、相手は階級上の選手ということで、結構周りで心配してる人もいます。戦前の予想だと山浦選手が有利だと思ってる人が多いと思うんですけど、僕は自信ありますね。今は本当に自分自身がどんどん強くなってると思ってるので、あとは試合でしっかり出したいと思っています。シュートボクサーとして今回しっかりSBを背負って戦います。
▼61.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級4位、元DEEP☆KICK-55kg級王者)
vs
山浦俊一(新興ムエタイジム/元NJKFスーパーフェザー級王者)
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