【KNOCK OUT】6.23 山田彪太朗vs龍聖が正式決定「6月は山田ツインズ祭りになる」(山田)
2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”』の記者会見が5月23日(木)都内にて行われ、スーパーファイト[KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R・延長1R]で初代KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)との対戦が予定されている第7代SB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)が出席した。
当初、龍聖も会見出席予定だったが会見には姿を見せず、KNOCK OUT・山口元気代表によると、龍聖とは連絡が取れない状況だという。
会見に出席した山田は「今日、龍聖選手とやっと会えると思って楽しみにしていたんですけど、欠席ということで。自分は今日も給食当番、じゃない、給食の魚の若草揚げを一生懸命作っていたため、この時間になってしまい、龍聖選手が僕に合わせてもらうのは申し訳ない、この欠席はしょうがないのかなと。試合に関して龍聖選手は未だに保留だとか白紙だと言ってるんですけど、ファンの皆さんも日本フェザー級トップの争い、SB王者vsKNOCK OUT王者のチャンピオン対決をみんな見たいと思うので、試合を僕はやる気満々ですし、龍聖選手ももうやる気満々で、ぜひこのカードを実現してほしい」と未だに龍聖が試合に対してごねていることにイラ立ちを見せる。
改めて龍聖の選手としての印象について聞かれると山田は「昔からキレがすごくて、コンパクトで華もあって選手としてはすごい尊敬しています。前回の川上叶選手の試合を初めて生で見たんですけど、正直、映像で見るよりキレがなかった。川上選手とは僕も2回やっていて、上手さは分かっているんで、やりづらさは自分が一番分かっているんですけど、それ以上にあんまりキレがなくて、動きが良くなかったのかな」と分析。
龍聖の17戦17勝(11KO)無敗記録については「無敗はすごいなと思いますけど、僕は過去に負けたことがあり、今の自分の強みは過去に負けた経験があると思っているので、その負けた経験がある男の強さというのを見せたいと思っています。龍聖選手は僕がやってきた相手の中でもトップクラスだと思います。ただ龍聖選手レベルの選手と僕がやってきた経験もあるので、特に過去最強の相手や自分が気負うレベル相手ではない」と特に意識していないとする。
すると、ここで龍聖から電話がかかってきたという山口代表が電話に出ると、携帯を通して龍聖は「今会見の映像を見てましたけど、お前(山田彪太朗)ふざけてんじゃん。俺の動きにキレがないと言ってたけど、さらにムカついた。俺は格闘家なんで、一応カードは発表されたし、このカードは受けるけど、リングの上でボコボコにしてやる」と怒りをぶちまけた。
これを受けて山田は「龍聖選手、試合を受けてくださりありがとうございます。試合当日、楽しみにしています」と返答した。
再び山田との質疑応答に戻り、龍聖が現KNOCK OUTチャンピオンであることから、KNOCK OUTのベルトへの興味を聞かれた山田は「もちろんKNOCK OUTのベルトをいただけたら嬉しいのですが、ただ今回、龍聖選手を倒してしまえば、事実上のKNOCK OUTのチャンピオンになると思います。KNOCK OUTのベルトを何が何でも欲しいというよりは、KNOCK OUTのチャンピオンである龍聖選手を倒すことに意味があると思っています。今はこの試合に集中して、あまりベルトというのは意識はしていないです」と目の前の試合に集中したいとした。
なお、6月15日に東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.3』では弟の虎矢太と森岡悠樹による“SBvsKNOCK OUT”対抗戦が行われるため、山田は「たまたまKNOCK OUTvs山田ツインズという構図になったので、6月は山田ツインズ祭りになります。山田ツインズがKNOCK OUTを倒させていただこうかなと思っています」と山田ツインズが揃ってKNOCK OUT勢を倒すと意気込んだ。