6.15 笹木一磨「理心塾の選手はどのルールで戦っても強い。インパクトある勝ち方でSBファンの皆さんには名前を憶えていただきたい」
2024年6月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.3』でアリ・ザ・シーザー(イラン)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するNJKFフェザー級3位)・笹木一磨(理心塾)。オープンフィンガーグローブ着用、パウンドありの『PRO-KARATEDO達人』では無敗の戦績を誇り、王者でもある笹木がSBルールでどのような戦いを見せるか。
――今回SB初参戦が決まりました。格闘技のキャリアから教えていただけますか。
笹木 8歳の時から理心塾で空手を始めて、今に至ります。キックは12勝9敗1分です。ずっと前からSBには強い選手がたくさんいるので、自分もいつかSBのリングには上がりたいと思っていて、今回このようなオファーをいただいて関係者の皆様には感謝いたします。
――SBルールではキックルールと違って投げ技、立ち関節が認められるルールですが、そこで躊躇はなかったですか?
笹木 自分はキック以外に、オープンフィンガーグローブ着用、パウンドありの『PRO-KARATEDO達人』という興行で4戦無敗のキャリアがありバンタム級チャンピオンです。どんなルールでも強い選手でいたいと思っているので、関節技や投げ技は今回の試合が決まってから練習もしているので特に問題ないです。
――笹木選手は山田虎矢太選手が倒し切れなかった(2023年11月14日「SHOOT BOXING 2023 シリーズ Final -Start towards 40th anniversary-」)テーパプット選手を、昨年8月に『PRO-KARATEDO 達人』のリングで3RTKO勝ちしているんですね。普段からパウンドありの練習もしているんですか?
笹木 そうですね。理心塾の選手はどのルールで戦っても強い選手が多く、練習でもそういう展開をイメージしてパウンドを打ったりしています。MMAにも興味はあるので、先々には挑戦したいとも思っています。
――今回はオープンフィンガーグローブでの試合ということで自身にも有利になりますか?
笹木 自分はブロックするよりは避けて被弾を避けし、遠い間合いから一発で仕留めるスタイルなので距離感的にグローブよりもOFGでの試合の方が自分的には向いています。気持ちの強さも見せて面白い試合をして盛り上げたいなと。どの試合でも倒すという気持ちでいるので、倒すチャンスがあればKO狙いでいきます。
――今回の相手、アリ・ザ・シーザー選手もSB初参戦となりますが、映像などを見ていたら印象をお願いします。
笹木 映像を少し見たところ、手足が長くてアグレッシブで強い選手だなという印象を受けました。でもスピードは僕の方が早いと思うので、スピードで翻弄して倒せるチャンスがあれば倒しにいこうと思います。
――今回は前回大会に続いてSBvsNJKF対抗戦の一戦にもなります。
笹木 対抗戦ということで、絶対に負けられない気持ちです。自分は前回2月にNJKFのリングでの大田拓真戦まで7連勝していて、2年ぶりに負けたことで、今の自分に何が足りないのかが分かったので、大田選手にリベンジするためにもここから負けなしでいきます。
――今回勝ってその先に見据えているものはありますか。
笹木 インパクトある勝ち方をしてSBファンの皆さんには自分の名前を憶えていただいて、またチャンスがあればどんどんSBのリングで試合をしてタイトルマッチにも絡んでいきたいと思います。
▼60.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
アリ・ザ・シーザー(イラン/KLF61kgトーナメント2023王者)
vs
笹木一磨(理心塾/NJKFフェザー級3位)