6.15 坂本優起「SBを続けることが大切なんです」

2024年6月15日（土）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.3』でGRACHAN無差別級5位ステファン“スマッシュ”（フランス/チーム怪獣キラー）とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するSB日本ヘビー級3位・坂本優起（シーザージム）。SBヘビー級を一人で支え続ける男、坂本は再び体重差、身長差のある相手とどう戦うか。

――3連敗の中、前回4月の荒東”怪獣キラー”英貴戦では判定勝ちでした。今、試合を振り返ると自身が思い描いていた動きはできました？

坂本　1R目は理想的な動きができていたかと。力を入れず、リラックスできた状態で試合に入れたのは良かったですね。2R、3Rは押し込まれる展開が多かったのでそれを打開しきれなかったのが悔やまれます……。

――作戦はどういうものでしたか。

坂本　押し込まれる展開になるのは予想は出来てたので、足を使ってさばこうとは思っていました。全く出来ていませんでしたが……（苦笑）。

――対戦した荒東選手の印象として、戦う前と戦った後で違った点はありました？

坂本　概ね予想通りでしたが、こういう攻撃もしてくるんだ～というのは思いましたね。

――勝利のポイントは？

坂本　手札は見せないよう、印象は悪くないように試合運びをするという、1R目の入りですね。

――体重差のある試合でしたが、そこで勝つには何が重要ですか。

坂本　何をもらっても倒れない気持ちですね。倒れたこともありますが（苦笑）、一撃に抗う心が大事だと思います。

――ヘビー級転向の理由として、以前のインタビューで「旧K-1ヘビー級の選手の戦いに憧れていたから」と言われていましたが、今、ご自身はそういう戦いをできていると思いますか。

坂本　……全く出来ていないので発言を忘れて欲しいところではあります……。　

――今回の相手は、荒東選手が送り込んでくる刺客のステファン選手となりました。再びMMAファイターとの対戦となりましたが、印象をお願いします。

坂本　ステファン選手、193㎝も身長が高くてかっちょええ選手ですね！

――そこですか（笑）。選手としての印象を知りたかったのですが、弱点は見つかりました？

坂本　かっちょえー印象しかなく、弱点が見つからずです。ラウンドガールのハートが向こうに行ってしまうかも知れないのが心配です。

――勝利のキーポイントは？

坂本　身長一択かなと。

――また身長差、体重差のある相手となり、どういう勝ち方をしたいですか。

坂本　身長差だろうが体重差だろうが、たまにはやはり倒したいです。自分が倒すことはあまりないので。

――KO勝ちは2022年2月のオリバ戦以来、遠のいてますね。現在の練習で特に強化していることはありますか？

坂本　スタミナです。スタミナがないので有名ですから。

――今回勝って次に目標にしていることはあります？

坂本　続けることです。もしかして、続けなくなる時があるかも知れない。だからSBを続けることが大切なんです。

――現在空位のSB日本ヘビー級王座について今思うことは？

坂本　ヘビー級で強い奴が獲ればいいと思っいます。自分はまだそのレベルにない選手なので、ただただ強い選手が獲って欲しいですね。

――ご自身がタイトルマッチをやるために、どういう条件をクリアーして辿り着きたいと思ってますか。

坂本　強い選手に勝つのは最低ライン。観客が心躍る試合をするのが大事かと思います。

▼第4試合　SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
坂本優起（シーザージム/SB日本ヘビー級3位）
vs
ステファン“スマッシュ”（フランス/チーム怪獣キラー/GRACHAN無差別級5位）

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