8.17 都木航佑がOFGマッチでロクク・ダリと激突「今回もKOを狙っていきたい」
8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.4』の記者会見が行われ、追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本スーパーウェルター級1位・都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)の相手はロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)とオープンフィンガーグローブ(以下OFG)マッチで対戦することが決定。
会見に出席した都木は「ワクワクするような相手を用意していただきありがとうございます。70kgの世界チャンピオンの海人選手が乗り越えてきた相手なので、自分もしっかり乗り越えて年内にタイトルマッチを実現してもらいたいと思います」と現在空位のSB日本スーパーウェルター級王座挑戦のために勝ちたいとする。
会見を欠席したダリからはコメントが届いており、「今回、シーザー武志会長の誕生日と同じ日の大会に呼んでいただき光栄です。私は前回大会でランキング2位の選手に勝つことができました。次は1位の選手とやれて嬉しいです。そこでお願いがあります。シーザー会長の誕生日に、シーザー会長が本当にやりたかったというOFG着用で、今空位のSB日本スーパーウェルター級のタイトルを懸けてやらせてほしいです。私は10年以上日本に住んで、奥さんも子供も日本人。だから日本のベルトがとても欲しいです。私が日本チャンピオンになって、その上の世界チャンピオンの海人選手にもリベンジさせてほしい。私は柔道、ラウェイで結果を残したMMAファイターで、OFGのSBルールなら一番私がヤバいです」と読み上げられた。
これを受けて都木は「さすがにロクク・ダリにまだベルトを巻かせるわけにはいかないのでしっかり倒したいと思います」とダリにベルトを懸けた戦いはまだ早いと一蹴。
対戦相手の印象については「これから深く研究しようと思っているのですが、タフな選手だという印象。ユラユラしたリズムを警戒していきたい」とトリッキーな動きを警戒しているという。
ダリは幼少期から柔道を学び、コンゴの柔道ナショナルチームに選ばれるほどの実力者。初参戦となった4月大会では風間大輝に豪快に投げてシュートポイントを奪ってSBルールに順応した戦い方を見せている。都木は「ダリ選手はいろんな試合を見ても、SBが一番向いているんじゃないかなと思うぐらいアジャストしています。自分も学生時代に柔道をやってましたし、投げ技に対して対応できると思います。打撃に関しても変に打ち合わなければ、隙を突いて倒せるんじゃないかなと思うので、今回もKOを狙っていきたい」とダリ撃破に自信を見せる。逆に「隙があれば僕が思いっきり投げてやろうと思います。自分の応援団も投げた瞬間に『めちゃくちゃ面白かった』と言ってくれたので、今回も投げたい」と投げ技の投入を予告した。
初のOFGマッチについては「まだOFGをはめた練習はしていないのですが、空手時代は素手で戦ってきたので、そこに関しては怖さはないです。これからの練習でOFGでの感覚を養っていければ。僕は普通の人よりは拳が硬いのでそういうところも活きてくると思います」と問題ないとした。
▼70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)