8.17 伊藤要「“何であんなに打たれているのに、立ってくるの!?”という打たれ強さを見てほしい」
2024年8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.4』で奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する伊藤要(シーザージム新小岩)。現在37歳、2013年にプロデビューし、キャリア11年になるシーザージム新小岩の秘密兵器がプロレスラー撃破なるか。
――格闘技をいつからどういうきっかけで始めたのでしょう。
伊藤 大学時代に、バイト先の店長がボクシング経験者で「ボクシングのスパーをしたいからボクシング部に入らない?」と誘われ、僕自身、打撃系格闘技に興味もあったので始めました。その後、大学の授業が忙しくてボクシング部に行けなくなったときに大学の同級生から「キックボクシングやってみない?」と誘われ、部活とは別に始めました。
――伊藤選手は今までに、伊藤☆四郎、GG・オッチャーン・イトーといったようにリングネームを何度も変えていますが、それぞれどういう意味がありますか。
伊藤 意味は特にないです(笑)。本名が伊藤要で「見た目が要っぽくない」と言われていたことで、元SB日本カーディナル級(スーパーフェザー級)王者の大江慎さんにタレントの伊東四朗さんを元にした“伊藤☆四郎”と名付けてもらいました。その後「リングネームをどうする?」という話になったときに「なんでもいいですよ」と答えたら“GG・オッチャーン・イトー”になっていました(苦笑)。僕は野球も好きだったので野球選手のGG佐藤選手からGGを勝手にいただき、見た目がおじさんっぽいということで“オッチャン”も足して、“GG・オッチャーン・イトー”になりました。でも、やっぱり本名で試合がしたいので、今は本名に戻してます。なのでのもう変えないです、多分(笑)。
――今回、本戦初出場の心境はどうですか。
伊藤 どんな経緯で出ることになったのであれ、出るからには恥ずかしい試合はできないし、やっと格闘技の聖地、後楽園で試合ができるということで今は緊張しています。この緊張に負けない自分で挑みます。
――ご自身の持ち味は?
伊藤 KO負けは何度かありますが、とにかく打たれ強さを見てほしいですね(苦笑)。“何であんなに打たれているのに、立ってくるの!?”というしぶとさはあります。
――対戦するプロレスラーの奥田啓介選手の印象を教えてください。MMA戦績5戦5敗、SB戦績3戦3敗と、いまだ勝ち星はありませんが、毎回熱い試合で会場を沸かせています。
伊藤 組みが強く、投げの選手という印象ですが、それ以上に強い男だなと思います。なので今までの戦績がどうとかは考えず、しっかりと今の相手と今の自分を見て挑みます。
――今回、どういう試合にしたいですか。
伊藤 殴るか投げられるかの試合にしたいですね。自分は防御が甘いところがあったので大怪我しないようにと一歩、引いていた部分がありましたが、虎穴に入らずんば虎子を得ず。投げられるのを恐れず、どんなに投げられても立ち続け、最後には殴り勝ちます!
――今回勝って、SBでの目標はありますか。
伊藤 まずは1つでも勝ち星を増やし、戦績を五分にすることですね。
――ご自身の理想とするシュートボクサー像を教えてください。
伊藤 心身ともに人間として強くなり、結果を見ても強いのがシュートボクサーです。次の試合で理想とするシュートボクサー像に近づけるように頑張るので期待してください!
▼第2試合 65.0kg契約
オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
伊藤 要(シーザージム新小岩)
vs
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)