8.17 計量パスの海人「僕が目指しているのはペスタティ一人なので当たり前のように勝つ」
8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.4』の前日計量・会見が16日(金)都内にて行われた。
メインイベント(70.0kg契約)で対戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は69.0kg、元GLORYライト級6位のドラゴミール・ペトロフ(ブルガリア)は69.4kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
計量を終えた海人は「明日普通に勝つし、普通に倒すし、そういう試合をお見せします。僕が目指しているのはペスタティ一人なので当たり前のように勝ちます」と狙うは、昨年8月に敗れているティジャニ・ベスタティへのリベンジのみだという。
外国人特有のフィジカルに関しては「正面でやりあったとしても負けるとは思わない。僕にはスピード、キレがあるし、かなりレベルが違う。全部含めて色んなところで勝負したい」と全く問題ないといい、前回6月のアルマン・ハンバリアン戦で見せた衝撃KO勝ち以上の勝ち方を見せるかとの問いには「期待して下さい」と自信を見せる。
なお、そのベスタティが10月に一階級上のGLORY世界ウェルター級タイトル挑戦が決定したことを受け、「(ベスタティは)減量が厳しくなるので早くやりたい。僕もしっかり勝って10月のSBでまた上位のGLORYランカー選手とやって、12月にベスタティ選手とやるのが一番いい」と一刻も早く再戦をしたいとアピールした。
対するペトロフは「明日の試合では全てを出し切るので楽しみにして下さい。(計量で対面した海人の印象)あまり見てない。自分は十分に仕上げてきたので自信も十分にあります。今ここで語るよりも、また試合後にお話ししましょう」と多くは語らず。
海人の試合映像を見ての感想を聞かれても「ブルガリア人(=ストーヤン・コプリヴレンスキー)相手の試合もあったので、数試合は見ました。ただ、明日は自分のテンポでやりたいと思います」という。
「海人選手はとても尊敬している選手です。自分の攻略はあまり言えないので、自分のペースで戦って自分が勝利して終わらせたい。遠路はるばるブルガリアから来たのは海人選手に勝つためです。今まで練習してきたことは全てを出して、最初で、最後にならないように頑張ります。海人選手用に違う戦い方を用意したので、明日見せたいと思います」と自信を見せた。
また、セミファイナル(60.5kg契約)で対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)は60.5kgジャスト、元ルンピニースタジアム4階級王者ペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム)は60.0kgで計量をクリアー。
笠原は「相手がルンピニー4階級制覇していて、日本に来るタイ人の中でも本物中の本物だと思うので戦えるのは凄く嬉しいです。明日に向けて僕もバッチリ仕上げているのでしっかり勝って勝利をお届けするので楽しみにしてください」と勝利宣言。
計量で対面したペットモラコットの印象については「対戦するまで身長とか分からなかったのですが、そんなに大きくないなと。普通に優しそうでしたが、えげつない蹴りや攻撃をしてくるので、より気を引き締めて戦おうと思いました」と慎重な構え。
相手の警戒ポイントについては「蹴りも強いので警戒しています」といい「組みに来たら投げてやろうかなと思っていて、SBのリングなので使えるものは使います」と投げ技を駆使して戦うとした。
対するペットモラコットは「今回、万全の準備をしてきました。SB初参戦ですが、全力を尽くしたいと思います。今日初めて対戦相手とお会いして嬉しく思いました。すぐにでも試合に臨みたい気持ちになりました」と試合が待ち遠しい様子。
初挑戦のSBルールに関しては「十分に研究してきました。ムエタイと違うところは投げがあるところですが、全く問題ないです」と自信を見せる。
笠原の試合映像を見たかとの問いには「ONEでの映像を見たし、天心との試合も見ました。とても尊敬に値する試合をしていたので、私も全力で挑みたい。スピードがある選手だと感じましたが、自分も対抗できるように準備しているので十分に戦えると思います」と笠原のスピードも特に問題ない様子を見せていた。
▼第6試合 58.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
魁斗(立志會館/ SB日本フェザー級2位/HOOST CUP日本フェザー級王者)=57.9kg
「とりあえず計量をクリアしてホッとしています。明日はジムからプロデビューする宇野あいりもいるので一緒に勝ちたいと思います。
(計量で対面した相手の印象)小さかったです。
(久しぶりのSBルールで見せたいこと)投げ技、絞め技もしっかり練習してきたので、打撃で倒せたら倒すし、タイミングがあえば投げようかなと思います」
平野凌我(MTS/RISEフェザー級4位/MA日本フェザー級王者)=58.0kg
「初参戦なんですけど、すごいパンチ力を評価してもらっているので、明日はパンチで倒そうと思います。
(計量で対面した相手の印象)身長差があると聞いていたんですけど、向き合った感じはあまり感じなかったので、明日は全然いける気がします。
(RISEを背負って戦う?)相手もRISEの1位なので、ここで勝ってタイトルにいくことしか考えていません。RISEの強さを見せます」
▼第5試合 70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)=69.7kg
「今回も極上の相手を用意していただきありがとうございます。バッチリ仕上げてきたので、明日応援よろしくお願いします。
(計量で対面した相手の印象)身長は思ったよりも高くないなと感じたんですけど、がっちりしているなって感じました。ボコボコにされないように、しっかり頑張ります。
(ダリの自信満々のコメントを受けて)1Rから来るのを想定しているので、しっかり交わしてKOで勝ちたいと思います。自分も1Rでタイミングがあえば狙っていきたい」
ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)=69.8kg
「相手も強いのですが、1Rに倒しにいきます。
(計量で対面した相手の印象)相手の映像を見たら力もあるし、身体も凄いのですが、今の自分は強いと思っているのでボコボコにするだけ。
(1RKOしていたが、今回は投げない?)前回はルールがよく分かっていなかったけど、今回は2回目のSBでしっかりとルールが分かっているので練習もしてきました。次の試合は余裕だと思っていて、相手はパンチも強いけど、全然俺は倒れない。明日見てください」
▼第4試合 58.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級4位)=57.9kg
「今日を迎えるまでに地震や台風で大丈夫かなという心配があったんですけども、無事に明日試合ができそうでホッとしています。明日は1R目から倒しに行きます。
(計量で対面した相手の印象)MMAの選手っぽいガッチリした、いい身体しているなと思ったぐらいですね。
(相手がMMAファイターに関して)相手がどのような戦い方をしてきてもいいように練習してきましたし、組みにくるのかなと思うんですけど、この試合が決まってから、ボンサイ柔術の方に毎週練習に行かせてもらって、たくさんのMMAファイターとオープンフィンガーグローブでスパーリングしてきたので、全く問題ないと思っています」
ウー・ジウォン(韓国/TEAM HON)=57.7kg
「韓国から来ました。今まで練習してきたことを出して明日は盛り上げます。
(計量で対面した相手の印象)思ったよりもリーチは長くて背も高いので、そこを深く考えて明日戦います。
(SBルールに関して)MMAよりもSBの方が自分に合っていると思います。明日はどういう戦いをするかは秘密にします」
▼第3試合 64.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
樋沼朝光(RIKIGYM)=63.9kg
vs
東 修平(AACC)=64.1kg
▼第2試合 65.0kg契約
オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
伊藤 要(シーザージム新小岩)=64.2kg
vs
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)=64.7kg
▼第1試合 67.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
竜也(CRISS-CROSS/SB日本スーパーライト級2位)=67.2kg
vs
凱斗(Y’ZD GYM)=67.1kg
▼オープニングマッチ第3試合 53.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限
小桐冬華(TEAM FOREST)=53.1kg
vs
宇野あいり(立志會館)=53.4kg
▼オープニングマッチ第2試合 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
長谷川平蔵(シーザージム)=62.4kg
vs
野口貴大(シーザージム新小岩)=61.9kg
▼オープニングマッチ第1試合 61.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
金子徹哉(BELLWOOD FIGHT TEAM)=61.2kg
vs
関根 累(ROOTS/修斗バンタム級)=61.3kg