10.13 階級を上げた山田虎矢太vs内藤凌太、都木航佑vs風間大輝の2カードも決定
2024年10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.5』の記者会見が9月13日(金)都内にて行われ、第一弾対戦カードが発表された。
57.5kg契約でSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)vsSB日本フェザー級3位・内藤凌太((BELLWOOD FIGHT TEAM)、70.0kg契約でSB日本スーパーウェルター級1位・都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)vs同級4位・風間大輝(橋本道場)の2カードが決定。
山田ツインズの弟・虎矢太はこれまでスーパーバンタム級で戦っていたが、今大会から階級を上げフェザー級にチャレンジ。対する内藤は今年3連勝と勢いに乗っており、フェザー級の上位ランカーとして虎矢太を迎え撃つ。
また、都木vs風間の一戦は、現在空位になっているスーパーウェルター級のタイトルの行方を占うサバイバルマッチとなった。
会見に出席したシーザー武志会長は「山田ツインズは8歳ぐらいからウチのジムでずっと練習していて、今21歳。この頃、21歳になりました。身体がどんどん大きくなっていき、階級を上げることになりました。階級を上げたら、兄の彪太朗とやらなきゃいけないのでいつも冷やかしているんですけど(笑)、本人たちは『いや……ちょっと……』と嫌がっています。でも、それくらいの気持ち、覚悟を持って上がっていけよとは言いましたし、対戦相手の内藤もフェザー級のタイトルを狙っているので、ここは意地でも虎矢太にKOされないように頑張ると思うんですが、虎矢太はKOするのが彼の信条なので、どうやって倒すのかか楽しみです。内藤がどれだけ頑張るのかも楽しみです。
あと、都木と風間に関しては、海人が持っている世界タイトルに臨めるぐらいに実力を上げていかないと、アピールできない状況なので、ぜひもっと競い合ってこのクラスを盛り上げてほしいと思います」と期待を込めた。以下は4選手のコメント。
山田虎矢太
「今回は正式にフェザー級に上げる1発目の試合なので、どういうパフォーマンスをお見せできるのか自分自身楽しみですし、フェザー級でもバカ強いというのをまずはトップランカーの内藤選手を相手に証明したいと思います。彪太朗との対戦については、もちろん今は考えられません。とにかく2人で切磋琢磨してトップを目指して頑張っていきたいです。ただお互い世界一を目指しているので、1人しか世界一になれないのであれば世界一を決める舞台の相手は彪太朗がいいです。世界の山田ツインズになりたいです」
内藤凌太
「この度は、僕が望む山田ツインズのフェザー級王者・彪太郎選手ではなく虎矢太選手となりましたが、いずれにしても最高の相手をご用意いただきありがとうございます。この対戦カードを見て、僕が派手なタイプではないので虎矢太選手のフェザー級初戦の餌として内藤が選ばれたくらいにしか思ってない人が多いんじゃないでしょうか。SBのベルトに賭けてきた僕の情念を舐めないでください。予想を全部ひっくり返してやります。今大会の中でも一番気持ちがぶつかり合う激しい試合になると思うのでご期待ください」
都木航佑
「今回の相手が風間選手となりましたが、過去に一度対戦が組まれたのに彼の都合で流れてしまった経緯があるので、どん底からしっかり結果を出してここまで勝ち上がって来た自分としては納得いかない部分もありましたが、復活のチャンスをくれたSBからのオファーなので意味があるマッチメイクだと信じて今回の試合に臨もうと思います。ただ、納得いかないという感情はどうしても拭いきれないので、これは試合当日風間選手にぶつけようと思います。前回の試合で自分にガッカリした方々をギャフンと言わせます。そして必ず日本スーパーウェルター級のタイトル戦を実現させます」
風間大輝
「僕がずっとリベンジしたくて対戦を熱望してるRYOTARO選手との試合を実現させるために、まずはとりあえずランキング1位の都木選手をぶっ飛ばします。今のシュートボクシングのスーパーウェルター級で唯一対戦がない風間VS都木に注目してください。もちろん強い選手だと思うんですが僕が勝ちます。皆さん、応援よろしくお願いします」
<決定対戦カード>
▼57.5kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級3位)
▼70.0kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)