10.13 プロデビュー間近の“天才”片山魁が柔術の大会で寝技世界一に
9月28日(土)愛知県武道館で開催された。寝技世界一を決める『Sjjif World Jiu Jitsu Championship 2024』に、10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.5』でプロデビューする大型新人・片山魁(TEAM FOREST)が出場、見事優勝を果たした。
片山はこれまでにアマチュアSB2023年-50kg全日本大会で優勝するなど、各アマチュア大会のタイトルを総ナメ。スピードと超アグレッシブなスタイルで立ち技だけでなく、柔術、MMAでも抜群の強さでタイトルを獲得していることから、付いたキャッチコピーは“天才”。
今大会では、一般アダルトの白帯ライトフェザーの部にエントリーし、1回戦シードの片山は準決勝で判定勝ち、決勝戦では反対ブロックでオール1本勝ちのブラジル人選手に1本勝ちした。
寝技世界一に輝いた片山は「今までに柔術では日本タイトル、アジアタイトルを獲りましたが寝技世界一を決める大会が日本で開催される事で楽しみに参加させていただきました。日本での柔術の試合はいつも60kg以上にエントリーし、階級上での試合でしたが、今回は世界大会ということで自身の体重の少し重い54kgでの出場でした。いつも、自分よりも重いジムの仲間と練習してるので、そのフィジカルの成果が出ているのを実感できて嬉しいです」と喜ぶ。
10月のプロデビュー戦に向けては「今までにプロマッチやセミプロ、アマチュアの各ルールで全ての競技をやって来たので、試合はいつもと変わらず打撃だけでなく、投げ技、組み技でも魅せて、誰が相手でも全局面で圧倒し、最後に必ず倒す試合をします」と意気込みを語っている。
なお、片山魁と同門のTOMOMIも女子の部にエントリー、外国人選手に3試合オール1本勝ちで優勝を果たした。