シュートボクシング
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10.13 RYOTARO「全然打ち合いになっても負けるつもりはない」

2024年10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.5』でSB日本ウェルター級1位・竜也(CRISS-CROSS)と70.0kg契約で対戦するSB日本スーパーウェルター級2位・RYOTARO(龍生塾)。現在、空位のSB日本スーパーウェルター級王座を目指す中、RYOTAROは一階級下の無敗の新鋭を相手にどう戦うか。

――前回9月7日に他団体のリングで試合が決定していましたが、対戦相手の計量ミスで試合がなくなり、不戦勝だったんですよね。

RYOTARO そうなんです。すぐに今回の試合がすぐに決まってそのまま追い込みをやっているので、調整はバッチリです。

――その試合で試してみたかったことはありました?

RYOTARO めちゃくちゃあって、6月の試合(岸本篤史戦)が終わってから初めて課題や目的を持って練習していて、いろいろと自分的にハマってきたかなと思っていたところ、それを試合でやっと出せると思ったら消滅してしまったので、それを次の試合で試そうかなと思っています。

――それはスタイルの変化だったりも?

RYOTARO そうですね。結構、次の試合で楽しみにしておいてほしいですね。

――誰からのアドバイスで変えようと思ったんですか?

RYOTARO なんか伸び悩んでいる感じがあったので、一回ちょっと変化を付けなあかんかなと思って、YouTubeで強い選手の試合を初めて見るようになって、いろいろ勉強し始めたんです。

――今までYouTubeで他の選手の試合を見なかった理由は?

RYOTARO そんなに興味がないというか、他の選手の試合を見るのは好きじゃないので別にいいかなと思っていたんですけど、やっぱり見たら見たでめっちゃ勉強になるなと思って今結構見ています。

――参考になる選手は誰ですか。

RYOTARO チンギス・アラゾフ、スーパーボンといったONEのトップの選手ですね。なんかもういろいろとテクニックがすごくて凄く勉強になります。たくさん映像を見て、試したいものがあったら練習で試して今ハマってきているので、だいぶいい感じです。なんで早く見なかったんだろうと思いましたが、今気付けたので良かったかなと。

――前回、岸本戦では3RTKO勝ちでしたが、伸び悩んでいた時期でもあったんですね。

RYOTARO あの試合はオープンフィンガーグローブの試合でしたが、別に通常のグローブと大して変わらないやろと思っていたんですけど、距離感は違って上手いこといかないと試合中に感じたり、その前の2月には(都木航佑に)負けているし、そこで伸び悩んでいた部分がありました。

――岸本戦では1Rにダウンを奪われたのは、距離感を掴めていなかったのも理由の1つですか。

RYOTARO そうですね。ちょっと予想外でしたが、ダメージはなかったのですぐに立てたし、足にも力が入っていたので効いてはいなかったと思うのですが、映像で見返したら、凄く綺麗に倒れてるからいいカウンターをもらったなと。そこから挽回できて逆転TKO勝ちできたので、いい経験になりました。

――次の相手、竜也選手には選手としてどういう印象がありますか。

RYOTARO まだ24歳と若くて勢いのある選手かなと思います。下の階級の選手だったので意識してなかったんですけど、ウェルター級1位の選手にはトラウマがあるので、今まで以上に気持ちを作って覚悟を決めて試合しなければならないなと思っています。

――トラウマというのは今年2月に、その時にRYOTARO選手よりも下の階級のウェルター級1位だった都木選手と対戦して負けたことですね?

RYOTARO そうですね。今となったら都木選手はめっちゃ強いなと思うんですけど、あの時の自分は都木選手には100%勝てると思っていて、全然気持ちも入らずにダラダラで試合に臨んだら完封されました。だからもう同じミスはしないでおこうと思って、今回は気合いが入っています。

――竜也選手は7戦とまだキャリアは浅いですが、6勝のうち5つのKO勝ちがあり、危険な相手だと思うんですけど、やはりそこが警戒ポイントになりますか。

RYOTARO パンチも蹴りも投げも全部できると思うし、一発もあるのでそこを警戒せなあかんかなと思います。

――RYOTARO選手も17勝9KOとKO率は高いですが、打ち合いは望むところですか?

RYOTARO そうですね。全然打ち合いになっても負けるつもりはないですね。

――今回勝って、次はどういったことを見据えていますか。

RYOTARO ここで勝ったら次は100%タイトルマッチに挑戦できると思うので、都木選手か風間(大輝)選手と12月26日のシュートボクシングのビッグマッチでやりたいと思います。

――都木選手はRYOTARO選手に勝って相当勢い付けています。

RYOTARO あんなにひょいひょいと上位にいくなんて思ってもいませんでした。僕が負けてしまったので、何とも言えないですけど、とにかくもう一回、都木選手とはやりたいですね。都木選手は強いのを知っているので、前回のようなヘマはしないですし、僕も気持ちを作って、もう一回タイトルマッチでやれたらええなと。僕は都木選手や風間選手とライバルといった位置ではなく、頭一つ出ている存在だと思っていたのですが、今まだこの立ち位置にいるのが悔しく、僕はこんなもんじゃないという気持ちは強いです。以前に所属していた大原道場の後輩の松田龍聖は前回負けましたけど、ラジャダムナンスタジアムのチャンピオンになったりと活躍している姿を見ていると凄く刺激になったので、僕も早くSBの日本タイトルを獲って海人選手にも負けじと、世界の強豪と戦っていきたいですね。

▼70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級2位)
vs
竜也(CRISS-CROSS/SB日本ウェルター級1位)


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