10.13 風間大輝「目の前に用意された試合を何としてでも勝っていく」

2024年10月13日（日）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.5』の第6試合でSB日本スーパーウェルター級1位・都木航佑（キャピタルレイズ fighting GlaNz）と70.0kg契約で対戦するSB日本スーパーウェルター級4位・風間大輝（橋本道場）。前回4月大会ではロクク・ダリに敗れ、今回再起戦となる風間は、一度決まりかけていたという都木との対戦が正式に決まり今の心境とは。ここで勝利し、注目の70kgトップ戦線のキーマンとなるか!?

――風間選手はSB参戦以降、試合では投げ技、立ち関節を駆使する戦い方でシュートボクシングを体現していますが、普段から投げ技を練習しているんですか。

風間　投げ技や立ち関節だけをそんなに集中して練習していないのですが、投げ技や立ち関節に関しては感覚でできるので、スパーをしながら『このタイミングでやれるな』と意識しながら確認しています。

――今回、対戦する都木選手も空手ベースながら器用に投げ技を使います。ファイターとしてはどういう印象がありますか。

風間　空手がベースの選手だからなのか、身体の芯が強そうだなと。試合映像を何試合か見たところ、相手選手がやりづらそうな動きをすることで、その選手の強みを出せない巧い選手という印象があります。

――ご自身もやりづらい展開になりそうですか。

風間　そうですね。しんどい試合になるんじゃないかなとは思いますね。

――今回のマッチマイクに関して都木選手は納得いってないコメントを出していました。

風間　決定したカードとして公式に発表されたものではないので、一度流れたと言われる筋合いはないです。そんなに僕とやることに言い掛かりを付けるなら、今回勝手に断ればいいじゃんとは思いました。実際、6月大会で都木選手との試合オファーはいただきましたが、4月のロクク・ダリ戦で敗れた後だったので、まだ試合に関してモチベーションが上がってない時期でした。試合をやるなら、もうちょっと自分のレベルアップが必要だなと思っていたので、相手どうこうというよりはタイミングが合わなかっただけです。

――風間選手を破っているロクク・ダリ選手を都木選手は判定で下していますが、その結果をどう見ました？

風間　やりたいことをどっちがやるかの勝負だったかと思いますが、都木選手は粘り勝ちしたような印象を受けました。

――ご自身としては前回のダリ戦での敗因をどう考えていますか。

風間　OFGでの試合が初めてだったので消極的になり過ぎてしまったことと、フルスイングのパンチに警戒し過ぎてしまいました。僕自身もやりたいことをやれなかったので、自分の強みをしっかり出すことを意識した練習をしているので、次の試合でしっかり出したいと思います。

――今回の試合の位置付けをどう考えていますか。

風間　僕にとっては普通のワンマッチですね。雰囲気には現在空位のタイトルマッチ前哨戦という空気もありますが、それは公式には発表されていないので、僕が上位の選手との対戦が組まれた試合だと捉えていて、そこまで意識していません。

――もう1つの70kg契約の試合で竜也選手と試合するRYOTARO選手にもインタビューしたところ、「次の試合で勝って12月のSBビッグマッチで都木選手か風間選手とタイトルマッチをやりたい」とのことでした。

風間　この70kg契約の試合2カードの勝者同士でタイトルマッチをやる流れだというなら、そのためにも負けられないですよね。僕的にはランキングはあってもどの選手とも僅差だと思っていて、僕も自分のことを過大評価していなくて、彼らよりも僕は劣っているかもしれませんが、そこまで差は開いてないですし、やってみないと分からないレベルの差だと思うので、僕は僕なりに精一杯やるだけです。

――同階級の海人選手はすでに世界の舞台で活躍していますが、意識していますか。

風間　今の段階では大きなことを言うつもりはないですが、僕はまず国内でSBの代表になれる器なのであれば、そういう意識でやっていきたいと思います。まずは目の前に用意された試合を何としてでも勝っていき、投げ技、絞め技など全ての技を駆使して勝ち進んでいきます。

――では試合を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

風間　今回は格好つけたり、見栄を張らずに自分自身の等身大の姿で戦いたいと思うので、今の僕を試合で見ていただけたらと思います。

▼第6試合 70.0kg 契約
エキスパートクラスルール3分3R延長無制限R
都木航佑（キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位）
vs
風間大輝（橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位）

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