シュートボクシング
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10.13 復帰戦の笠原弘希が計量クリア「この試合を着火剤にしてもう誰にも負けない」

2024年10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.5』の前日計量が12日(土)17:00~都内にて行われた。

セミファイナル(65.0kg契約)のオープンフィンガーグローブマッチで対戦するSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)は65.0kg、長谷川祐也(TEAM FOREST)は64.8kgで計量をクリアー。

キャリア11戦目で格上の笠原に挑む形となる長谷川は「殺るか殺られるか。全力で倒しにいくだけです」と被弾覚悟でいくというと、約8カ月ぶりに復帰戦を迎える笠原は「計量で向かい合った時に、(長谷川は)気合いが入っている印象を受けました。明日はバチバチにきてくれるので倒して勝ちます」と打ち合い上等の構え。

試合間隔が空いてことについては「格闘技に対してすごく見つめる時間になり、ずっとシーザー会長が僕に対して『笠原はもう少し本気を出したら、もっといける』とずっと言ってくれていました。この試合を着火剤にしてもう誰にも負けないですし、そういった会長の言葉を僕が体現していくようなテーマを持った試合にしたいので僕が圧倒的に倒します」と圧勝も予告した。

なお、第4試合で土井涼雅と対戦が決定していた植山征紀は減量中に倒れ、病院に搬送されたため試合は中止となった。

▼第8試合 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)57.4kg
「明日はフェザー級に階級を上げて一発目の試合です。内藤選手とは一回試合したことがあって、本当に強い選手ですし、ベテラン選手ですが、僕がよりパワーアップした姿を見せるだけの試合になるかなと思っているので、明日は注目、期待していてください。
(計量で向かいあった時の心境)内藤選手の目を見てすごく気合が入っているのが分かりましたし、あとは内藤選手が計量している姿を見て、背中とかも大きいを感じたので、そういった部分を含めていろいろ警戒して挑みたいと思います。
(彪太朗のエールを受けて)会場を冷ますなよ、という感じですね。しっかり盛り上げてもらって、彪太朗が盛り上げた会場を僕が爆発させるので、皆さん楽しみにしていてください。
(階級を上げてのトレーニング内容)特にトレーニング内容を変えたというわけではなく、もともと自分の身体や筋肉、フィジカル面は強い方だと思っていて、そこから55kgに落とすにあたって、その筋肉がどうしてもなくなっていました。階級を上げたことによって、最後まで筋肉を落とさず、パワーがある状態で最後まで調整できたというのが、やっぱり階級を上げたことによるメリットかなと思うので、明日は55kgで戦った時よりもさらにパワーが増した山田虎矢太をお見せできるんじゃないかなと思います」

内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級3位)57.3kg
「自分のできることを全てやってきたので、明日全てを出し切って虎矢太選手に勝つだけです。
いい雰囲気を持っていたので楽しみになりました。
(計量で向かいあった時の心境)いい雰囲気を持っていたので、明日やり合うのが楽しみになりました。
(山田ツイズ揃いぶみがクローズアップされていることについて)それは本当に今回すごく感じてました。逆にそれがいいモチベーションになっていて、皆さんは虎矢太選手が勝つと思っているんですけれども、そこを僕がひっくり返して見とけよ、という感じです。
(最近のパフォーマンスをどう思うか)最近、勝ちはしているんですけども全然納得はしなくて、僕のパフォーマンスを最大限に出せば、もうあんなもんじゃないので、明日はそれを出します」

▼第7試合 58.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)58.45kg
「明日は怪我からの復帰戦で半年ぶりの試合なんですけど、今までとは違った姿、進化した山田彪太朗をお見せしたいと思います。そして急遽のオファーを受けてくださった一仁選手ありがとうございます。ただ明日は、地方のトップ選手と日本のトップ選手のレベルの差を見せつけたいかなと思っています。
(計量で向かいあった時の心境)ベテランとは思えないような若い選手の目のギャラギラ感があったので、明日は本当に油断せず、しっかり勝ってバチバチの試合をしたいと思います。
(弟よりも先の試合順になったことに関して)納得いってないです。僕の階級で僕がチャンピオンですが、その僕の階級のランカー同士の試合がチャンピオンより後というのが全然納得いってないです。決まったものは仕方ないので、僕がチンチンに温めた会場を虎矢太がさらに盛り上げてくれればいいなと思ってます。
(休養期間で進化したこと)いつも蹴りはもちろん練習するんですけど、基本パンチが主体だったのを蹴りメインで練習しました。僕が試合から遠ざかっている間に格闘技が盛り上がっていたので、そういったところの悔しさとかもあったので、そういった気持ちも全部含めて、明日は本当に今までなかった彪太朗のシン・デストロイドモードというものを用意してきたので、それをお見せしたいなと思っています。
(デストロイドモードというのは?)具体的にはあまり言えません。今まで使えたんですけど、結構リスクが多かったので、高くて使えなかったモードを初めてお見せしたいと思っています」

一仁(真樹ジムAICHI/第22代MA日本日本フェザー級王者、第8代J-NETWORKフェザー級王者)58.45kg
「自分はムエタイをずっとやってきて、キャリアも多い部類に入ってきてます。僕はガツガツ前に行って倒すだけなので、とにかく今まで培ってきた経験と自分自身の誇りを持って彪太朗選手を倒します。明日は期待していてください。
(計量で向かいあった時の心境)いつも通りです。あまりそんなに思うことはないんですけど、ただ相手の目を見た時に強い選手というのが分かったので明日はいい試合になるだろうなと思います。その上で自分が勝ちます。
(山田ツイズ揃いぶみがクローズアップされていることについて)彪太朗選手はパンチがものすごい強い選手で、パンチで打ち合うと盛り上がるみたいなイメージがあると思うんですけど、そういうわけではなく、パンチもあるし蹴りもあるし組みもあるし、投げもある。全部を使って、会場を盛り上げて僕が勝ちたいと思います。
(戦略について)自分はあまり相手のことを見たり、聞いたりするようなタイプじゃないんですけど、今回はジムの日本人や対人トレーナーと話し合って、いろいろ詰めてきたので、それがうまくはまればいいと思いますし、それ以外の展開でも自分は経験があるので、そこで対処して試合していこうと思います」

▼第6試合 70.0kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)69.8kg
「明日は風間選手と試合なんですけど、風間選手が負けている2選手に僕は勝っていると言っても、名門橋本道場の選手でシュートボクサーとして戦ってきているので、一つも侮っていません。前回の試合で勝つだけじゃダメなんだなとやっと気づいたので、しっかり今回倒して勝ちたいと思います。
(相手の印象)身長が高いのがすごい羨ましいのですが、全局面を風間選手もできると思っているし、異常に打たれ強いという感じもするので、そこの打ち合いの展開になった時に気を抜かずに仕留めにいれればなと思います。
(SB参戦以降のパフォーマンスをどう評価しているか)去年9月にSBに初めて参戦させてもらって、その時は本当にガムシャラに勝ちに行き、2月のRYOTARO選手とやった時も自分よりも格上の相手なので向かっていく立場だったことで、それも無心でやってこれました。6月、8月と自分の中で動けている自信があったところで、前回はちょっとしょっぱい試合をしたことで反省もして、今回勝ち方にこだわる練習をしてきました。
(次につなげるためどう勝ちたいか)圧倒して倒すところは倒す、効かせられるところは効かせていくことを徹底したいと思います。みんな強敵ではあるんですけども、一番スッキリするのは、12月にRYOTARO選手とタイトルマッチをやるのが一番いいのかなと思います」

風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)69.9kg
「明日は対戦相手が都木選手ということで、都木選手は僕が負けている選手に勝っている選手なので、評価みたいなものでは相手の方が上だと思うんですけど、そういう試合の方が戦いがいがあると思います。明日は後楽園ホールで何が起きるかを注目してください。
(相手の印象)空手をベースにして身体も強く、一通り何でもできるという印象ですね。全局面を注意しています。
(ベルトへの想い)ベルトに対する想いはありますが、今まで参戦してきて負けが付いているのも事実なので、今はその人たちに勝つことしか考えていないので、勝った先にそうなったらさらに気合いを入れたいと思います」

▼第5試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級2位)=69.8kg
「明日はいい試合を期待されていると思いますが、僕が一方的にボコボコに殴って倒したいと思います。
(相手の印象)パンチも蹴りも投げも全部できる選手なんですけど、穴もあるのでそこを突きたいと思います。
(ベルトへの想い)僕は年内にベルトが欲しいので、12月に都木選手か風間選手とできたらいいなと思います」

竜也(CRISS-CROSS/SB日本ウェルター級1位)=69.55kg
「明日は会場を盛り上げてKOで勝とうと思います。
(相手の印象)パンチもあってカウンターとかも上手い印象はあります。
(ベルトへの想い)ワンマッチであれば70kgの試合を受けることはあるのですが、僕はウェルター級なので、できたらウェルター級のベルトを狙っていけたらと思います」

▼第4試合 59.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
-植山征紀(ONE LIFE/SBスーパーバンタム級1位)
試合中止 ※植山がドクターストップ
-土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見/SB日本フェザー級5位)=58.55kg

▼第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
ポッシブルK(K’GROWTH/SB日本ライト級1位)62.8kg
成尾拓輝(究道会館/HOOST CUP日本ライト級王者)63.15kg

▼第2試合 SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
遊笑(Y’s glow/MA日本ヘビー級王者、元J-NETWORKヘビー級1位)100.6kg
ハシモト・ブランドン(ペルー/JAWS WEST/GRACHAN無差別級1位)106.7kg

▼第1試合 51.0kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
片山魁(TEAM FOREST/アマチュアSB2023年-50kg全日本王者)=50.85kg
有川翔太(WARRIOR GYM)=49.85kg


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