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10.13一夜明け 「強くなっていると思えた」海人、次戦はランキング1位エンリコ・ケールと交渉中

2024年10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.5』の一夜明け会見が14日(月)都内にて行われ、第5試合~第10試合で勝利した5選手が出席した。

メインイベントで初代GLORYライト級王者のダビッド・キリア(ジョージア)に判定勝ちしたSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は「昨日の試合は反省点が残る試合だったかな、という感じです。強くなっているなと、キリア選手のおかげで思えたし、皆さんには次の試合を期待してほしいなと思います。反省点は倒せなかったこと。試合前にも言っていた通り、試したことは試して、調整も1Rから3Rまでしっかり試合はできたので、良いところもあれば、違うところで立て直さないとダメだと思うところもありましたけど、そういうところはいろいろ試せたので良かったかなと思います」と試合を振り返る。

タフなキリアを倒しきれなかった理由については「相手の頑丈さはもちろんありましたけど、そこは分かっていたことなので、足、腹、顔も効かしてというプランは正直、それぞれの部分はもちろん効かせられましたけど、その後の詰めの甘さというのは自分には課題なのかなとも思います。身長は僕よりも低く、頑丈な選手に対して、で僕が極め切る技や試合の持っていく方法などを勉強しないといけないと思ったので、そういうところも含めて倒せなかったと思います」と猛省する。

次回12月26日(木)東京・TDCホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』に向けては、「僕はベスタティとやりたいだけなので、標準は合わせているのでベスタティ一択です」と昨年8月のGLORYで敗れたティジャニ・ベスタティへのリベンジを希望。

会見に同席した緒形健一代表は「今回10月の大会にGLORYランキング1位のエンリコ・ケールを招聘しようといたのですが、ケールサイド状況が難しく、今回キリア選手ということになりました。最終関門として12月にGLORYランキング1位のケールと戦って、勝つことができたら、次はタイトルマッチしかないと思うので、その方向で今交渉を進めているところです」とケールとの交渉が進んでいると明かす。

海人は「それが最終関門であるならば受けて立ちます。しっかり倒して、GLORY側にも逃げ道なくしたいし、ベスタティ1本に絞っていけると思います」とGLORYトップランカーとの対戦に意欲を見せた。


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