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【ONE】3.23 海人が電撃参戦! 元GLORY王者マラット・グレゴリアンと激突「日本の格闘家が一番強いことを必ず証明する」

 2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『ONE 172: TAKERU vs.RODTANG』の記者会見が1月31日(金)都内にて行われ、SB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)の参戦が発表された。
 
 海人はフェザー級(-70.3kg)キックボクシングのスーパーファイトでマラット・グレゴリアン(アルメニア)と対戦する。

 グレゴリアンは2015年に初代K-1 WORLD GP -70kg王者に輝き、2018年からGLORYに参戦。2019年5月にはシッティチャイ・シッソンピーノンに判定勝利でGLORYライト級王座を獲得すると、同年10月にはディジャニ・べスタティを判定で降し初防衛に成功。そして、12月には2度目の防衛を果たすと、2020年12月からONEを主戦場に。スーパーボン、チンギス・アラゾフ、シッティチャイといったONE70kg級戦線のトップ選手と対戦経験があり、元SB世界スーパーウェルター級王者アンディ・サワーのラストマッチの相手を務め、2RTKO勝ち(2021年10月)しているだけに、シュートボクシングにとっても因縁の相手といえるだろう。

 ONE初参戦が決定した海人は「対戦相手はグレゴリアン選手ということで、僕が世界最強を求めている中で必ず倒さないといけない相手だなと思っていた選手と対戦が決まって今本当にワクワクしています。期待してほしいと思います。日本の格闘家が一番強いことを必ず証明します」と気合い十分のコメント。

 グレゴリアンの印象については「ファイトスタイルは真正面から入ってくるファイター」といい、「僕も正面からでも行けるし、さばいての戦いもできるし、いろんなことができるので、楽しみにしていただけたら」と自信を見せる。

 現在、海人は一昨年8月にGLORYライト級タイトルマッチで王者ティジャニ・ベスタティ戦で敗れて以降はリベンジを狙い、昨年6月にGLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアン、8月には同級6位のドラゴミール・ペトロフ、12月には同級3位ゲリック・ビレットを撃破し、着々とベスタティへの再戦に向けて進んでいる。

 今後ONEでの戦いについて聞かれると「この階級で世界の強い選手が集まっているのはONEだと思いますが、僕が今目指しているのは別の団体のチャンピオン。とりえず3月にしっかり勝たないと何も言えないので、今後については流れに任せていきたい」とした。

 なお、今大会には、武尊、野杁正明、秋元皓貴、吉成名高、龍聖といった日本のトップファイターが揃って参戦することになったことを受け、「日本人が揃って海外選手とこういう大きな舞台で戦うことはないことですが、僕はチームだとは思っていません。野杁さんは同じ階級のライバルやと思うし、日本人が最強やと証明できるタイミングやと思うし、そうしないとダメやと思うし、そういう中でみんなで勝ってメインの武尊さんにつなげたい」と語った。

 一方、グレゴリアンは「日本には自分のファンがいるので、日本に戻ってこれて嬉しい。キックボクシングのメッカである日本で、試合ができるのがすごい楽しみ」と試合が待ち遠しい様子。

 海人の印象を聞かれると「海人に関しては知らなかったが、調べたら日本最強ということで、非常に試合を楽しみになった。非常にいいファイトをしていて、カーフキック、ヒザ蹴り、コンビネーションが特に優れているが、ベスタティ戦のみ映像を見たところ、全く問題ない相手だと思った。試合に関してはぜひ当日を楽しみにしてほしい」と余裕のコメントを残している。

▼フェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
マラット・グレゴリアン(アルメニア/初代K-1スーパー・ウェルター級王者)


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