シュートボクシング
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2.8 シュートボクシングが新たなステージへ突入!団体創立40周年イヤー開幕戦で山田ツインズが揃い踏み

2月8日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.1』に向けた[特別コラム]を公開いたします。

昨年12月、約5年ぶりに“格闘技の祭典”「GROUND ZERO」(グラウンド・ゼロ)を復活させ、吉成名高のOFGムエタイ初挑戦、白川ダーク陸斗のMMAマッチなど、ルール・団体の枠を超えたマッチメイクを実現させたシュートボクシング(SB)。年が明けた2025年はいよいよ団体創立40周年に突入する。

そんなメモリアルイヤーの上半期、SBを取り巻く環境は昨年と大きく異なる。昨年の後楽園シリーズとGROUND ZERO、全大会でメインイベントを務めた“SBの絶対エース”海人は3月のONE日本大会に参戦。夏にはGLORYでのテイジャニ・ベスタティ戦も内定しており、ベスタティ戦まではSB以外での戦いが中心となる。

また海人と共に大会を支えてきた笠原友希も今年は3月からRISEで開催される-61.5kg世界トーナメント(RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament)に出場。トーナメントはワンマッチ形式で3月・6月・8月と3大会にまたがって行われるため、友希が決勝まで勝ち進むことになれば、海人と同じく8月まではRISEが主戦場になる。

昨年のSBを引っ張ってきた海人と友希が不在――という表現はネガティブに聞こえるかもしれないが、昨年SBを支えてきた海人と友希が満を持して他団体でSB最強を証明し、海人と友希以外の選手たちがSBを背負って戦う時期が来たと言っていい。

その筆頭が今大会でメイン・セミを務める山田彪太朗・虎矢太の山田ツインズだ。GROUND ZEROでは揃ってムエタイの強豪から勝利を収めた山田ツインズがメモリアルイヤーの開幕戦に揃い踏み。

セミファイナルでは昨年10月からフェザー級に転向した虎矢太が“兄・彪太朗のライバル”で前SB日本フェザー級王者・川上叶と対戦。そして彪太朗は自身初のメインイベントで元ONEのMMA戦士ルエル・カタランを迎え撃つ。これまで様々な相手・シチュエーションの試合でSBを盛り上げてきた山田ツインズが、今年は文字通りSBを引っ張っていく立場になった。

川上にとっても虎矢太との一戦は大きなチャンスだ。ここで虎矢太から勝利を収めれば、SBの最激戦区となりつつあるフェザー級で自身の存在感を示すことになり、王座返り咲きや彪太朗へのリベンジなど、次のチャンスが見えてくるだろう。

都木航佑とRYOTAROによるSB日本ス―パーウェルター級王座決定戦は、海人に次ぐ70kgの日本人エースを決める戦いで、この試合の勝者はSBの日本王者として世界と戦う切符を掴むことになる。昨年は怪我による長期欠場やVSムエタイで連敗を喫した笠原弘希はタイのコムキョウ・シット ポージョーウォーと激突。海人に続くエース候補として期待されている弘希だけに、2025年を巻き返しの1年にすべくムエタイへのリベンジに燃えている。

そしてここで名前を挙げた以外の選手たちも、SBの未来を担う存在になるべくリングに上がるはずだ。

シュートボクサーたちがSBの強さを内外で証明し、11月に予定されている40周年記念興行に集結する。新たなステージに突入したSBのメモリアルイヤーが聖地・後楽園ホールから始まる。


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