シュートボクシング
X facebook instagram YouTube tiktok

2.8 山田彪太朗が計量パス「メインイベンターは普通の選手みたいな試合をしている場合じゃないので必ず倒す」

 2025年2月8日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.1』の前日計量が7日(金)都内にて行われた。

 メインイベントの59.0kg契約で対戦する山田ツインズの兄でSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)は59.0kgジャスト、ルエル・カタラン(フィリピン/カタラン・ファイティング・システムMMA&フィットネスジム)は58.75kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 本戦で初のメインに大抜擢された彪太朗は「明日は記念すべき40周年最初のメインイベントを託されました。メインイベンターは普通の選手みたいな試合をしている場合じゃないので必ず倒します」と気合い十分。

 初来日となるMMAファイターのルエルの印象については「オーソドックスもできるし、サウスポーもできる変則的な形から出すパワフルなパンチかつパワフルな投げ技をしてきて、フィジカルも強いと思うので、そういう選手にフィジカル負けしないように自分も仕上げてきました」と自信を見せる。

 会見に同席したシーザー武志会長から「シュートボクサーらしい試合を見せてほしい」との激励の言葉を受け、彪太朗は「僕はキックボクシング、キックボクサーに変な対抗意識があって打撃にこだわっちゃっている部分があるんですけど、シュートボクサーがシュートボクシングの魅力を伝えなくてどうするんだと。当然、投げ技、絞め技ができるので、明日はそれをお見せしたい」とSBらしい試合を見せたいという。

 初経験となるMMAファイターの打撃については「変則的で見えにくいパンチだったり、キックボクサーにはない攻撃というのがあると思うので、そういう対策はしてきましたし、もちろん自分の攻撃を当てる練習、そういう選手に当てる練習もしてきました」と問題ないとした。

 一方、ルエルは「今回、対戦させてもらうことを感謝しています。相手の気持ちに応えるためにも今回非常にハードなトレーニングを積んできましたし、ベストを尽くすような戦いを試合で見せたいと思っています」とコメント。SBのルールに関しては「一通りのことは理解しています。自分にとってはそれは問題ないです」と余裕を見せた。

 また、セミファイナルの57.5kg契約で対戦する山田ツインズの弟・虎矢太(シーザージム)は57.45kg、川上叶(龍生塾)は57.45kgで計量をパス。

 虎矢太は「明日は今年シュートボクシング40周年の開幕戦ということで本当に気合入ってますし、SBの魅力をお伝えする試合をしてぶち上げて、開幕戦にふさわしい大会にします」と意気込む。

 彪太朗と二度対戦している川上の印象については「先ほどの計量で川上選手の体、目を見て凄く仕上げてきたのが伝わってきましたし、気合が入っていたので、明日がすごく楽しみになりました。ただ、実際に対峙してみても不安になることは一切なかったので、明日は僕が倒して終わるかなと思っています」とニヤリ。

 対する川上は「明日はセミファイナルなので、しっかりセミファイナルらしい試合をしたいと思っています。シュートボクシングの関係者の皆さんと、あとは他団体の方で見ている方もいると思うので、そういう人たちから評価されるような面白い試合をするように練習してきたので、皆さん楽しみにしてください。今回の試合でちょっと進化したことを見せられるように、という意識はしています」と進化した姿を見せたいという。

 それを受けて虎矢太は「僕としては強くなった姿の川上選手に僕が勝つことによってさらに僕の価値が上がると思うので、川上選手の発言を聞いて楽しみになりました」と試合が待ち遠しい様子。

 どういう試合を見せたいかと聞かれた虎矢太は「僕が小学校3年生の頃にSBを始めて、初めて試合を観に行った時にパンチ、蹴り、投げ、絞め技とそういったところがすごく楽しく、面白くて魅了されて、ずっとプロを目指してやってきました。初めてシュートボクシングを見る方が僕が始めて見た時のように、SBという面白い競技があるんだなと思ってもらえるような、そんな試合をお届けしたいなと思います」という。

 川上は「相手は一発あって面白い試合をするような選手で、僕も明日はその一発に気を付けてすごいスリリングな試合になると思うので、どんな展開になっても最後に僕が勝ちます」と勝利に自信を見せる。

 そして、今年の展望を聞かれた虎矢太は「SBが立ち技の最強を謳っていて、僕は信じてきました。それを証明したいと思っているので、そのためにはやっぱりSB外の場所でSBの強さを見せつけていきたい」と他団体出撃でSBの強さを見せていきたいと目標を掲げた。 

▼第9試合 SB日本スーパーウェルター級王座決定戦 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/同級1位)=69.85kg
「明日は間違いなく自分の日になると思うので、楽しみにしていてください。
(相手の印象)一回やってるんですけど、本当に気持ちが強くていい選手だなと思っています。
(会長のシュートボクサーらしい戦い方を見せてほしいという言葉を受けて)自分は全部、打倒極できるので、しっかり全部を出し切って倒してベルトを巻きたいと思います。
(RYOTAROの笑顔を見ての心境)去年戦ってから控室が一緒になったりとかあって、翌日会見とかでもRYOTARO選手と試合後の感想とか話し合って、良い戦友だなと。お互いに試合以外の方を語ったりもしているので、明日再戦ですが、楽しめるようないい選手だなと。
(ベルトは自分の方が似合うというイメージはあるか)自分のために用意してもらったベルトだと思っているので、しっかり持って帰りたいと思います」

RYOTARO(龍生塾/同級2位)=69.90kg
「明日は念願のタイトルマッチです。ちょうど1年前に負けている都木選手をやれることに感謝して全力でやりたいと思います。
(相手の印象)投げも蹴りも全然できる選手だと思うんですけど、今日見た感じ、全然明日は倒せるなという感じす。
(会長のシュートボクサーらしい戦い方を見せてほしいという言葉を受けて)明日はシュートボクサーらしく倒したいと思います。
(計量時に笑みを浮かべていた心境は)明日は楽しめたらいいかなと思って、そういう感じでした。
(ベルトは自分の方が似合うというイメージはあるか)もちろん僕しかに合わないと思います」

▼第8試合 65.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)=65.0kg
「去年はちょっとブランクが空いてタイ人に連敗し、そこからずっと練習していることで、やっとこれなら誰と戦っても勝てるぞというぐらいの体まで戻ってきて、今回はフルパワーで試合に挑めると思うので覚悟してろよ、という感じで結果でお見せします。
(相手の印象)ビデオを見ても、今実際見てもかなり身長高く、戦い方とかも見たりしたんですけど、懐が結構深くて、やりづらいか、やりやすいか、戦ってみなきゃ分かんないですけど、そういったイメージがあります。
(会長のシュートボクサーらしい戦い方を見せてほしいという言葉を受けて)明日は一発目なんで個人的には必ず倒して終わりたいというのと、戦いの中ではやっぱりシュートボクサーなんで、投げや絞め技とか、シュートボクサーらしい戦いを見てほしいというのがあります。
(この試合順でどういう役目を果たしたいか)今回、自分の後輩の山田ツインズがセミとメインを張るんですけど、この試合順でバッチリ決めて、俺より恥ずかしい試合をするなよと。そういう気持ちと、大会の締めに向けて火付け役になりたいなと思っています。
(これまでのOFGグローブで試合を経験して今回通常グローブでの試合で活かせる部分)練習でもずっとオートフィンガーだったのがグローブに変わったんですけど、やっぱりパンチの質がちょっと変わって、ガッチリはまるような感覚というか、常に倒せるパンチを打てるような感覚がグローブでもあります。グローブで受けてても相手側は僕のパンチ痛いだろうなと思いますし、僕の方もナックルとか固いパンチを打てるようになったので、本当に嫌がらせのようなパンチを打てるようになったと思います。コムキョウ選手のインスタのストーリーで、僕のボディブローに右ヒジを合わせる動画を見たんです。ボディブローを打つのがバレちゃってるんです。ボディブローをフェイントに入れつつ、明日はバックドロップで行こうと思っているので、気をつけてください」

コムキョウ・シット ポージョーウォー(タイ/元ムエサイアム パーカン スーパーフェザー級王者)=64.85kg
「明日勝利できるように全力で頑張ります。
(相手の印象)ビデオを見せていただいたんですけれども、いい戦いになると思います。
(パンチをどう警戒しているか)私はヒジ、ヒザといった武器もありますので、そういったものを多用しながら防御に努めていきたいと思います」

▼第7試合 60.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位)=60.0kg
植山征紀(ONE LIFE)=59.95kg

▼第6試合 70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)=69.95kg
今村滉(CBIMPACT)=69.10kg

▼第5試合 56.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)=54.95kg
内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本バンタム級3位)=54.90kg

▼第4試合 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
長谷川平蔵(シーザージム/SB日本ライト級5位)=62.40kg
大河内佑飛(RIKIX)=62.50kg

▼第3試合 55.0kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
濱田海(TIA辻道場/SB日本スーパーバンタム級4位)=56.25kg×
イティポン・シットポージョーウォー(タイ)=54.95kg

▼第2試合 51.0kg 契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
片山魁(TEAM FOREST)=50.80kg
ローマ・ペットプロムロブ(タイ)=50.85kg

▼第1試合 51.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
和田修虎(橋本道場)=51.40kg
長谷川大祐(TEAM FOREST)=51.25kg


« »

  • シュートボクシングとは
  • SBルール
  • ランキング
  • 選手一覧
  • S-cup
  • Girls S-cup
  • ジム紹介
  • youtube