“SBの大型新人”片山魁が空手全日本大会で前人未到の4連覇を達成
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2025年2月16日(日)愛知県豊橋市で開催された正道会館『第11回オープントーナメント穂の国杯空手道選手権大会』に、SBの大型新人・片山魁(TEAM FOREST)が出場し。-55kg以下トーナメントで見事優勝を果たした。
片山はこれまでにアマチュアSB2023年-50kg全日本大会で優勝するなど、各アマチュア大会のタイトルを総ナメ。スピードと超アグレッシブなスタイルで立ち技だけでなく、柔術、MMAでも抜群の強さでタイトルを獲得していることから、付いたキャッチコピーは“天才”。
昨年10月のプロデビュー戦の1カ月前には寝技世界一を決める『Sjjif World Jiu Jitsu Championship 2024』の一般アダルトの白帯ライトフェザーの部にエントリーし、オール一本勝ちで優勝。
今年2月のシリーズ開幕戦では、プロ3戦目で45戦35勝8敗2分の戦績を持ちジットムアンノンスタジアムの上位ランカーとヒジありで対戦し圧勝し、現在3戦3勝(1KO)の無敗記録を更新中。
この日の空手のトーナメントでは、決勝戦でアマISKA準優勝のキャリアを持つ選手を相手に、左ストレート、左ミドルでポイントを取っての判定勝利で前人未到の4連覇を達成。さらに大会特別賞も獲得した。
試合後、片山は「今回 空手トーナメントで優勝して4連覇できて嬉しいです。僕はシュートボクサーですけど、どのルールでも勝てるように練習しているので本来のSBじゃないルールでも勝てたのは凄く嬉しいです。次も5連覇を狙って空手の試合もしていきます」とこれからも精進していきたいという。
片山は次回、4月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.2』への出場が決定しており、「前回の試合ではKOできず、悔しい勝利でしたが、試合が終わって次の日からすぐに練習して毎日強くなってると実感しています。4月の大会ではさらに成長した、“シュートボクサー片山魁”の姿を魅せれると思いますので、是非、会場で生観戦して僕の応援を宜しくお願いします。皆さんが見て損はしない内容で勝利しますので応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。進化し続ける“天才”はプロ4戦目でどんな姿を見せるか。