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【RISE】3.29 笠原友希が公開練習で好調アピール「海人選手に続いて“次は俺だぞ”っていうのを見せたい」

 2025年3月29日(土)東京・両国国技館で開催される『RISE ELDORADO 2025』に出場するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の公開練習が3月24日(月)都内にある所属ジムにて行われた。笠原は今大会から開幕する8人制による-61.5kg世界トーナメントの一回戦でRISEスーパーフェザー級1位のパヌワット・TGT(タイ/TARGET)と対戦する。

 この日の公開練習では、4月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.2』に出場する弟の直希が持つミットにパンチ、ミドルを打ち込みジム内に快音を響かせた。

 サングラスをかけ、帽子をかぶったまま公開練習を行っており、その理由を聞かれると「他団体のリングなのでキャラ変しようかなと(笑)。というのは冗談で、練習で顔を負傷してしまったので、どうせならサングラスをかけてやろうかなと思いました」という。サングラスを外すと左目が腫れており、「視界は問題ないです。ただ内出血が広がっているだけなんで、痛みはないですし、練習も問題ないです」という。

 トーナメントに向けては「今回はトーナメントなんで気が張りますし、試合までの期間がすごい長く、ここまで長いのは久しぶりです。ずっと練習しているので、すごい疲労が溜まったりして体がしんどかった時期もあったんですけど、最後の方はしっかり調整して仕上げてきたので問題ないかなと。減量の方もバッチリで、これから最後の水抜きが待っているんですけど、頑張って乗り越えようと思います」と準備は万全の様子。

 対戦するパノワット対策に関しては「もうバッチリです。しっかりスパーをやってきて、ムエタイ選手とも練習させてもらったりと環境を変えてもやってきたので、しっかり対策はしてきました」と自信を見せる。

 笠原はこれまでにタイ人選手とは7戦7勝と全勝しているが、「パノワット選手はタイ人ということで意識はするんですけど、今までやってきたタイ人選手とは違って、RISEのルールに仕上げてやってきていると思うので、そこら辺も警戒しつつやっています」とパヌワットのRISEルールに適応した戦い方を警戒。

 笠原は4度目のRISEルールでの試合となり、「僕的にルールは問題ないですし、僕はどのルールでも全然やっていける自信もあります」という。

 予想する試合展開を聞かれると「パヌワット選手は踏み込み、距離感がすごい上手いし、瞬発的な動きもしてくるので殴り合うというよりは、サムライが刀で斬り合うような試合になると思います。武蔵と小次郎みたいな感覚で見ていただいてもバッチリだと思います」と一瞬の油断も許されない試合展開になると予想する。

 今回のトーナメントには、2022年9月のSBのリングで敗れている常陸飛雄馬が出場しており、「常陸選手は別ブロックなので勝ち上がってきてもらって、決勝戦でやって勝つというのが一番盛り上がるんじゃないかなと思います」と決勝戦でのリベンジを狙う。

 またトーナメント優勝候補と言われているRISEライト級王者・中村寛に関しては「中村選手ももちろん上がってきてほしいなと。日本人対決が盛り上がると思うので、準決勝で中村選手、決勝戦で常陸選手を倒して僕が優勝するプランを描いています」とトーナメント制覇に向けて意識している相手だという。

 SB王者として他団体のリングに乗り込むだけに「SBの強さをバッチリ見せなきゃいけないですし、海人選手は他団体のリングでしっかり強さを証明してきたので、“次は俺だぞ”っていうのを見せたい」とRISEのリングでSB王者の強さを見せたいと力強く意気込んだ。


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