【ONE FF】小桐冬華の顔面前蹴りが炸裂も、チーチェンに惜敗
2025年4月4日（金）タイ・ルンピニースタジアムにて『ONE Friday Fights 103』が開催され、シュートボクシング協会から小桐冬華（TEAM FOREST）が参戦、中国のロー・チーチェンを相手に惜しくも判定負けを喫した。
SB日本女子アトム級王者・MISAKIと同門の小桐は、ベースとなる空手で正道会館や極真空手などの様々な大会で優勝した実績があり、2023年のアマチュアSB全日本大会では女子-55kgの部で王者に。2024年6月のプロデビュー戦では顔面前蹴りを炸裂させる一撃必殺でKO勝ちの衝撃デビューを果たし、8月の2戦目では“新時代天才少女”と注目されてきた大型新人・宇野あいりとの接戦を制した。戦績は2戦2勝（1KO）。
相手のチーチェンはONEフェザー級キックボクシング世界王者スーパーボン率いるSuperbon Training Campに所属し、戦績は16戦12戦4敗。ONEでは2戦2敗と結果を残せていないが、アグレッシブなファイトを仕掛けていずれも接戦に終わっている。
1Rからプレッシャーをかける小桐は何度も顔面前蹴りをヒットさせる場面があったが、近距離になるとチーチェンの連打を被弾してしまう。2Rもチーチェンのパンチを被弾してしまう小桐だが、3Rには前蹴り、ハイキックを当て、打ち合いにも応戦。小桐の得意な右ストレートも何度かヒットさせたが、判定0－3でチーチェンに軍配が上がった。小桐は試合後、「実力差で負けるのが1番悔しい。 体力も全然あったし、今までで1番動けたしセコンドの声も聞こえた。攻撃ももらいまくってたけどなにも効いてない。 次はもう誰にも負けない。 また待ってろ、ルンピニー・スタジアム。リベンジしに来るからな」とリベンジを誓っている。
「ONE Friday Fights 103」
2025年4月4日（金）タイ・ルンピニースタジアム
▼第3試合 アトム級キックボクシング 3分3R
〇ロー・チーチェン（中国）
判定3－0
×小桐冬華（TEAM FOREST）
