6.23 SBvsパンクラス対抗戦、前日会見でシーザー会長が怒りの途中退席！

6月22日、都内・シーザージムにて、6.23年間シリーズ公式戦・後楽園ホール大会の公式計量と記者会見が行なわれた。今大会から、SBとパンクラスの対抗戦がスタート。アンディ・サワーvs岡澤弘太、宍戸大樹vs林源平、鈴木博昭vs清水俊一の3カードが実現する。エース3人を投入したSB側に対し、パンクラス勢はタイトル経験者なし。この予想外のメンバーを、パンクラスの酒井正和代表は「マジで勝ちにいく。狙うのは大物食い」と表現。サワーは「ベストな相手ではないが、油断せず100％以上の力を出したい」と緊張感のあるコメント。



宍戸も「相手の林選手、今日の雰囲気を見るとケンカをしにきてるなと思いました。本気でくるなら本気で迎え撃ちます」と気合い充分。これまで総合格闘家との対戦で無敗の鈴木は「対抗戦は大好きです。団体戦の先鋒は一番好きな場所。派手にいきたいと思います」と意気込みを語った。



対するパンクラス勢は、岡澤が「サワー選手は普通にやって勝てる相手じゃない。自分の武器をすべて使って、戦争に行くような気持ちで闘います」と強烈なアピール。宍戸と対戦する林は「自分はキャリアの全然ない新人なんですけど、全力でぶつかっていこうと思います。どんな相手でもKOを狙います」と神妙に語った。清水は「パンクラスを背負っていきます」と対抗戦らしいコメント。また、岡澤は「SBは初めてのルールなんですが、立ち技総合格闘技なので寝技がないだけ。投げ、関節、絞め技、打撃と全部使います」と語っており、予測が難しい闘いになる可能性もありそうだ。



そして会見の終盤、シーザー武志会長が「看板と看板の闘いで、ウチはベストのメンバーを出したつもりです。ライオンはどんな相手でも全力で狩りにいくもの。それ以上は話すことはありません」と、会見場を途中退席。思わぬハプニングに、一気に不穏な雰囲気が充満してきた対抗戦。どんな展開が待ち構えているのか、見逃せなくなってきた。


また、この日は歌川暁文vs才賀紀左衛門が対戦する日本スーパーフェザー級タイトルマッチの調印式も。王者・歌川は初防衛戦に向け「面白かったと言われる試合がしたい」とコメント。挑戦者の才賀に対しては「そんなにガツガツくる印象がないですね」という皮肉も。対する才賀は、SB参戦以来3連勝での王座挑戦に自信満々。歌川の印象を「試合を見たことがないんで分からないっすね」と語り、「タイトルマッチは5ラウンドで長いので、1ラウンドか2ラウンドで倒そうかなと思います」とKO宣言も。



ベテラン対新鋭の興味深いタイトルマッチ。対抗戦と並んで注目だ。また、この試合から、タイトルマッチの勝者には記念のチャンピオンリングが贈呈されることも発表された。


 

開催概要

◆大会タイトル　　　  SHOOT BOXING2013 act.3
◆開催日時 　　　　 　 2013年6月23日（日）OPEN 17:15／本戦START17:30
◆会場 　　　　　 　　後楽園ホール
◆主催　　　　　　　  シュートボクシング協会
◆認定　　　　　　　  シュートボクシングコミッション
◆映像協力　　　　　 （株）アースオン
◆TV放送　　　　　　 BSフジ
◆協力病院　　　　　  格闘メディカル協会／東京警察病院／森川医院
◆衣装協力　　　　　  BEAMS
◆チケット料金　　　  RRS席￥15,000（最前・2列目：パンフレット付き）／RS席￥10,000／SS席￥7,000／S席￥6,000／A席￥5,000／B席￥4,000　※当日券各￥500増
◆お問い合わせ　         シュートボクシング協会   Tel 03-3843-1212
◆チケット発売　         2013年5月18日（土）～

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