11.24 海人が計量パス「100％のケール選手に圧倒して勝ちたい」

　2025年11月24日（月・祝）東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『～SHOOT BOXING 40th Anniversary～S-cup×GZT 2025』の前日計量が23日（日）16：00～都内にて行われた。

　メインイベント（70.0kg契約）で対戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人（TEAM F.O.D）は69.40kg、元GLORY世界ライト級1位エンリコ・ケール（ドイツ）は70.0kgジャストで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

　両者は今年の6月大会で対戦し、ケールの圧倒的な手数の前に、海人は押されながらも後半に巻き返すが、判定負けを喫した。5カ月ぶりの再戦を前に、海人は「40周年の最後の大会でメインを任されたので、それに相応しい倒し方をして、前回の借りをしっかりケール選手に返したいと思います」とリベンジを狙う。

　フェイスオフで相手と顔を合わせた印象を聞かれると「気合が入った表情をしているので、僕もより一層気合が入ったし、リベンジに燃えてます」と闘志を燃やす。

　ケールは昨日の公開練習で、前回の試合は怪我をしていたことで1年半ぶりの試合だったことを明かし「あの時は自分の全てを出し切れたかというとそうではないけど、今回は怪我もなく、最高のコンディション。今回はハリケーンがさらに威力を増していると100％言える」と自信に満ちたコメントを出している。

　それを伝え聞いた海人は「リベンジするには100％で来てくれた方が価値があるし、ケール選手に感謝しています。100％のケール選手に圧倒して勝ちたい」と圧倒を予告した。

　また、先日のONE日本大会では、同階級の野杁正明、和島大海、安保瑠輝也が全員負けたことを受け、「僕はこの試合に集中しているので、その試合を見ていないのですが、ああいう選手とやり合って、世界最強を自分のものにしたいと思います。明日しっかりケール選手に勝って、来年はあの人たちと渡り合って勝っていきたい」と目標を掲げる。

　そして、SB40周年記念大会のメインイベントを任されることになり、「SBのリングで最後に負けたケール選手に、この40周年という1番大きな大会でリベンジすることが本当に1番大事なこと。ここで負けたらまたシュートボクサーが弱いと思われてしまうし、僕自身もそう思われてしまうし、世界最強を目指してるので、ここはしっかり40周年にふさわしい勝ち方をしたい」と意気込みを語った。

　対するケールは「明日はみんなを喜ばせる試合をします。自信があるので、その自信を明日の試合で見せたいと思います」と返り討ちに自信を見せていた。

▼第12試合　61.5kg契約　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
笠原友希（シーザージム）＝61.5kg
「今回40周年ということで、僕がしっかり勝って華を添えていい大会にしたいと思うので楽しみにしてください。
（相手の印象）目にも気合が入っていて、勝ちに来ているなと。19歳という若さで乗り込んでくるので、しっかり負けないように全力をぶつけたいと思います」

マンモス・ソー・サラッチープ（タイ）＝61.15kg
「今回全力で勝てるように頑張ります。
（相手の印象）相手を見てドキドキしました。とても強い相手と対戦できるので楽しみです」

▼第11試合　70.0kg契約　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
都木航佑（キャピタルレイズ fighting GlaNz）＝69.95kg
「明日は念願だった強い選手とやらせてもらえるので気合が入ってます。明日は自分の日にします。
（相手の印象）フェイスオフしたときにいい表情をしていたので、いい試合になるのかなと思います。
（明日はどんな試合を見せたいか）試合が決まってからそんなに時間はなかったのですが、しっかり研究して対策をバッチリしてきたので、しっかり勝って盛り上げたいと思います」

憂也（魁塾）＝69.85kg
「いきなりSBのチャンピオンとやらせてもらえるということで、こんなチャンスはないと思ってすぐにOKを出させていただきました。ルールはいつもとは違いますが、やることは変わらないのでしっかり倒して盛り上げて勝ちたいと思います。
（相手の印象）フェイスオフをしたときにいい顔つきをしていたので、しっかり仕上げてきてくれたのかなという印象です。
（明日はどんな試合を見せたいか）明日はいつも通り、倒しにいく試合をSBファンの皆さんにお見せできたらと思います」

▼第8試合　67.5kg契約　MMAルール　5分3R
イモト・ボルケーノ（FIGHT SCIENCE）＝67.4kg
「僕は戦績的にはめちゃくちゃ綺麗な戦績を持った選手ではないのですが、100年後もイモト・ボルケーノは唯一無二だったと言われる選手になれるように、この試合も代名詞の1つになるように作っていこうと思うので、明日を楽しみにしてください。自分がメインイベントだと思ってしっかり爆発させます。
（明日はどんな試合を見せたいか）立ち技出身でいきなりチャンピオンを相手にMMAデビューさせてもらえるのは僕が初めてだと思うので、そういう意味でもMMA業界にイモトの名前が響き渡るようにしっかり明日は勝って締めようと思います。
（どのようなMMAの練習を積んできたか。完成度は？）今回は出稽古を行わず、自分のジムだけで完結するように練習してきました。完成度はやってみないと分からないですけど、始めたばかりで初心者なのでイモリ3割という感じです。これからどんどん上げていこうかなと思います。
（奥山貴大のような衝撃的なMMAデビューする自信は？）会見に芦田君はいないのですが、掛け合いができたらいいなと思ってました。デカいインパクトを残して勝とうと思います」

芦田崇宏（BRAVE GYM）＝67.5kg
※到着遅れ

▼第7試合　70.0kg契約　オープンフィンガーグローブマッチ　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
風間大輝（橋本道場）＝69.9kg
「今回で今年はSB4回目、OFGは3回目になり、自分に求められている試合は分かっているので来てよかったと思ってもらえるような試合を見せます。この大会にもベストアート賞はあるのでしょうか？　検討中みたいなので、選ばれるような試合を心がけて全力で頑張ります。
（明日はどんな試合を見せたいか）見ているお客さんが熱くなるような試合をして、もちろんKOを狙います。
（いつも通り、打倒極の試合を見せるか）いつも狙っているわけではなく、その瞬間になったからそれを出している感じなので、僕は殴り合いたいです。でもその瞬間になれば、対応できる技を出します」

ネットパヤック サウン・アルハンペクマイ（タイ）＝69.35kg
「明日は楽しい試合にしたいと思います。勝ち負け関係なく全力で楽しむつもりです。
（明日はどんな試合を見せたいか）明日は1Rからどんどん攻めるつもりで楽しみたいと思います。勝ちたい気持ちでいっぱいです」

▼第1試合　62.0kg契約　エキスパートクラスルール　3分3R延長無制限R
手塚翔太（Sublime guys・GONG-GYM坂戸）＝62.0kg
「僕が40周年の素晴らしい大会で第1試合目からKOで勝って素晴らしいスタートを切りたいと思います。
（明日はどんな試合を見せたいか）KOを狙っていくのでぶっ倒します。
（テンションが上がっている要素は？）前回10月に試合をして今回短いスパンで試合を組んでもらってテンションが上がってます。来年頭にタイトルマッチを組んでもらえるような試合を見せるので、注目をお願いします」

健真（BLACK☆Jr）＝61.8kg
「今回はいつも通り戦えば勝てると思います。
（明日はどんな試合を見せたいか）いつも通り戦って、できたらKOを狙っていきたいと思います」

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