11.30 S-cup、最後の一名は宍戸大樹！ 世界トーナメント組み合わせが決定

11月12日、都内ホテルにてシュートボクシング両国国技館大会『S-cup 2014』の記者会見が行なわれた。この会見では、世界各国から強豪が参戦するS-cup 65kgトーナメントの最後の出場選手と組み合わせが発表に。シーザー武志会長から発表されたその選手は、SB東洋太平洋ウェルター級王者の宍戸大樹だった。トーナメントの組み合わせは以下の通り。

　

　
鈴木博昭vsポンサネー・シットモンチャイ
モサブ・アムラーニvsイ・ソンヒョン
小見川道大vsケビン・ロス
宍戸大樹vsウシネ・ベノーイ
　
昨年の両国大会以来、1年ぶりの試合となる宍戸。過去、70kgのS-cupに出場してきたが、65kgはベストウェイトだ。「70kgではベルトに手が届きませんでしたが、ベストウェイトで世界トーナメントに出られたらという思いがありました。65kgなら、世界の強豪としのぎを削れると思います。最高のトーナメントで、最後の一花を咲かせたい。SBで培ってきた集大成を見せられれば」神妙な表情で意気込みを語った宍戸。
　
シーザー会長は、そんな宍戸に「年齢的にもこれが最後のS-cup。これでやめるのなら、チャンピオンになってやめたほしい。勝負師は勝たなければいけない。出るからには優勝を目指してほしい」と愛弟子にエールを送った。またシーザー会長は、宍戸を出場選手に選んだことについて「日本人が3人になりますが、いい形を作ってあげたかった。宍戸には腹を決めてやれ、リングで死んでも構わないという気持ちでやれと言ってあります」ともコメントしている。
　
これまで、どうしても届かなかったS-cupの頂点。宍戸はその意味をこう語っている。「吉鷹（弘）さんから始まり、アンディ・サワー、緒形（健一）さんと、トップに立つ人間の練習や人間性を見てきました。S-cupは最高の人間がトップに立つべき舞台。自分がそうなのかは分かりませんが、SBで教わったこと、培ってきたことを悔いのないように出し尽くしたい」
　
復帰戦、ベストウェイトとはいえ久々の65kgと不安材料もあるが、「メンバーの中で一番SBの戦績が多いのは自分。SBの修行年数も一番多い。SBの技術、SBの精神で、最後までリングに立っていたい。優勝したいという気持ちは、自分が一番強いと思います」と強い意気込みを表した。意外な、しかしドラマチックな宍戸参戦。SBを背負い続けてきたエースの出場で、S-cupはさらに見逃せないものになったと言えるだろう。

　

開催概要

◆大会タイトル　　　　QueSeraJapon Presents
　　　　　　　　　　　SHOOT BOXING S‐cup 世界トーナメント 2014
◆開催日時 　　　　 　 2014年11月30日（日）　13:00会場／14:00開始（オープニン グファイト13:15～）
◆会場 　　　　　 　 　両国国技館　東京都墨田区横綱1-3-28
◆主催　　　 　　　　　シュートボクシング協会
◆認定　　　 　　　　　シュートボクシングコミッション
◆協力病院　　 　　　　格闘メディカル協会／東京警察病院／森川医院
◆衣装協力　 　　　　　ＢＥＡＭＳ
◆映像協力　 　　　　　（株）アースオン
◆チケット料金　　　　 VIP 席¥30,000(パンフレット付)／アリーナ A席¥20,000／アリーナ B席¥15,000／マスSS席 ¥20,000／マスA席 ¥10,000／マスB席 ¥7,000／スタンドA席¥5,000／スタンドB席¥4,000／スタンドC席¥3,000
※当日券は各¥500UP
※マス席の表示金額はお一人様の料金です。マス席は2名様ご着席となっております。
◆お問い合わせ　　　　 シュートボクシング協会　TEL03-3843-1212
◆チケット発売日　　　 2014年10月11日（土）～　

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