シュートボクシング

4.18 大会結果:鈴木、坂本がMMA戦士に勝利 高橋藍が激闘の末、谷山を下す


第11試合・メインイベント/エキスパートクラス特別ルール(65.5㎏契約)
S-cup 2014 65㎏世界トーナメント王者
○鈴木博昭(ストライキングジムAres) 
vs
×ダニエル・ロメロ(チーム・アルファメール) 
※3R判定3-0
 
1R、いきなり低い体勢から前進してパンチを振るロメロ。続けて飛びヒザも繰り出すが、鈴木は落ち着いて対処すると右ハイを2発、ジャブに続き左ハイもヒット。その後もハイ、パンチを多数打ち込む鈴木。2Rに入ると再び突進し左右ボディフックを繰り出すロメロだが、鈴木はハイやパンチをヒット。バックブローで反撃に出るロメロに鈴木は右ハイを決めダウンを奪う。ダメージの明らかなロメロに鈴木はラッシュをかけるが、倒し切るには至らず。3R、やはりロングフックと飛びヒザでスタートダッシュするロメロに鈴木はハイ、パンチで応戦。鈴木も疲れが見えて決定打が打てず、ロメロは時折強打での反撃を試みる中で試合は終了。ダウンを奪った鈴木の完勝に終わった。



第10試合/エキスパートクラス特別ルール(70.5㎏契約)
SB日本スーパーウェルター級王者
○坂本優起(シーザージム) 
vs
×山本勇気(パラエストラ千葉)
※3R判定3-0
 
1R、ロー、ミドルを繰り出す坂本は右をヒットすると打ち合いからさらに右フック。その後も右ストレートを当てると、山本は終盤、左ストレートを連続してヒット。2R、ローで攻める坂本に山本はボディ、バックブロー。坂本は右ストレートをヒットし、終盤には左右ボディを決める。3R、序盤に組んだ山本は投げにトライ。やや疲れの見える山本に、坂本は右ストレート、右ミドル。さらに坂本がフックを入れると山本は防戦一方に。坂本が判定で勝利を獲得した。


第9試合/エキスパートクラス特別ルール(スーパーバンタム級/55.0kg)
SB日本スーパーバンタム級王者
○内藤大樹(ストライキングジムAres) 
vs
RISEバンタム級7位
×梅原タカユキ(TARGET) 
※3R判定3-0
 
1R、両者ローと前蹴りを出し合う。ボディ、フックなどパンチも交える梅原に対し、内藤は内、外を交えて梅原の左足に狙いを集中。2R、やはりフック、ボディで出てくる梅原に、内藤はパンチで圧力をかけつつ、ローも繰り出していく。3R、回転を早め勝負をかけてきた梅原に、内藤はローから前蹴りで応戦。中盤過ぎには上段へのヒザ蹴りでダウンを奪う。その後も前進してくる梅原にハイをヒットするなど攻勢を握り、内藤が判定勝ち。王者として他団体からの刺客を撃破した。


第8試合/エキスパートクラス特別ルール(58.0㎏契約)
SB日本フェザー級王者
○島田洸也(シーザー力道場) 
vs
SB日本フェザー級1位
×元貴(立志会館) 
※延長1R判定2-0
 
1R、元貴のローからスタート。パンチを交えながらローを連発する元貴は中盤にコンビネーションを決める。島田はローで応戦し、後半はインローを連発。2R、序盤からパンチの応酬に。前に出続ける島田は終盤にボディフック、ストレートをヒット。3R、元貴のジャブ連打に島田はフックを返す。元貴はジャブ、フックで攻めるが、後半は島田が逆襲。フック、ボディ、ミドルで前に出る。終盤は元貴もパンチを返し、激しい攻防の中でゴング。判定は三者三様となり、延長へ。延長R、島田が右ストレートから右ロー。フックも決めてジャブ、ローで応戦する元貴を押し切り、ジャッジ2名の支持を獲得。延長に至る接戦を制して、島田が王者の意地を見せた。


第7試合/エキスパートクラス特別ルール(62.0㎏契約)
SB日本ライト級1位
×海人(立志会館) 
vs
SB日本スーパーフェザー級1位
○池上孝二(及川道場) 
※3R判定2-0
 
1R、互いにジャブ、ローを出し合う中、海人はミドル、ボディをヒット。池上は前蹴り。2R、海人はパンチのコンビネーション、ヒザ、ミドル。池上もパンチからヒザ、ロー。中盤過ぎ、海人はハイ、ボディをヒット。池上もパンチから組んでのヒザで追う。3R、池上は中盤にパンチ連打からハイ。海人もヒザ、ストレートを返す。終盤にはコーナーで海人を捕らえた池上がヒザを連発。判定はジャッジ2名が池上を支持し、池上の判定勝利となった。


第6試合/エキスパートクラス特別ルール(ヘビー級)
SB日本ヘビー級1位
○南国超人(龍生塾)
vs
K-1 JAPAN GP 2004優勝
初代HEATキックルール・ヘビー級王者
×天田ヒロミ(デジタルスピリッツ)
※3R1:50 KO/フロントチョーク
 
1R、南国はいきなり右ハイ。天田はローを返す。右ハイからミドルを出す南国に、天田は左右フックでラッシュ。これをしのいだ南国は組んできた天田を投げ、シュートポイント1を奪取。天田も最後までフックで攻める。2R、南国はローをヒットするも天田はロングフックを連打。南国はロー、ヒザで応戦。天田はフック、ボディで前進するが南国は再び投げに成功、シュートポイント1を奪取。終盤には南国が左右フックをクリーンヒット。3R、パンチから組んできた天田に南国がヒザ。なおもフックを出し続ける天田を捕らえた南国はフロントチョークへ。キャッチポイント1が宣せられた直後に天田が崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ。南国が激戦を劇的な形で制した。


第5試合/エキスパートクラス特別ルール(67.0㎏契約)
初代MuayThaiOpenウェルター級王者
元J-NETWORKスーパーライト級王者
×喜入衆(フォルティス渋谷) 
vs
ヒクソン・グレイシー杯国際柔術大会優勝
○クレベル・コイケ(ボンサイ柔術) 
※2R2:20 TKO
 
1R、ローを連打する喜入にコイケはローを返しつつ、前蹴り、ハイをみせる。喜入はバックブローをヒット。バックブローなども繰り出したコイケは終了間際に投げを決め、シュートポイント1を奪取。2R、喜入はローを連発。バックブローも繰り出すが、コイケは喜入の蹴り足を取るとハイをヒット。そこからパンチを畳みかけ、もつれて両者倒れると喜入は立ち上がることができず、セコンドがタオルを投入。柔術家・コイケが初参戦でTKO勝利を決めた。


第4試合/エキスパートクラス特別ルール(54,0kg契約)
SB日本女子バンタム級2位
初代SB日本女子フライ級王者 
○高橋藍(シーザージム) 
vs
2009・2010極真会館世界女子空手道選手権軽量級優勝
J-GIRLS -53kg Japan Queenトーナメント優勝
初代LEGEND QUEENバンタム級王者
×谷山佳菜子(正道会館)
※3R判定3-0
 
1R、谷山は序盤から顔面に前蹴り。さらにパンチからミドルへのコンビネーションで攻める。高橋はジャブ、ミドルで反撃の機会をうかがうが、谷山の左で高橋はダウン。2R、パンチで前に出る高橋に、谷山はフックやヒザで応戦。高橋は組むとヒザを入れ、投げを狙うが潰れてしまう。終盤、高橋の右が入り、谷山がダウン。3R、高橋は前進してパンチ、組むとヒザ。疲れの見える谷山は下がりながらもパンチを繰り出すが、高橋はフック、ストレート、ヒザで最後まで前進して攻め込む。ダウンを奪い合う激戦は最終ラウンドを取った高橋が判定勝利をものにした。


第3試合/エキスパートクラス特別ルール(63.0kg契約)
SB日本ライト級3位
○菅原悠次(シーザー力道場) 
vs
×HPS DATE(Team DATE)
※3R判定3-0
 
1R、序盤から前に出る菅原は1分過ぎに投げを決めシュートポイント1を奪取。HPSはバックステップからパンチ、バックなどで反撃。2R、バックキックなど変則的な動きを見せるHPSに対し、菅原はなかなか攻撃の糸口を掴めなかったが、中盤にはボディを入れ、捕まえるとヒザから肩固めに捕らえる場面も。3R、菅原はパンチで詰めて組むとアッパーからバックドロップでシュートポイント2を奪取。HPSはバックブローなどで反撃するが、菅原は最後までヒザ、ローなどで攻め込む。二度の投げに成功した菅原が判定勝利を収めた。


第2試合/エキスパートクラス特別ルール(スーパーバンタム級/55.0kg)
SB日本スーパーバンタム級3位
×大桑宏章(シーザージム渋谷) 
vs
SB日本スーパーバンタム級6位
○二田水敏幸(ネックススポーツ)
※3R判定2-0
 
1R、ロー、ミドルで探り合う展開から、二田水は長身を生かしてヒザ、パンチ。大桑はパンチから再三投げを狙うが、ポイントにはならず。2R、大桑はミドルからパンチにつなぎロー、また投げも狙う。二田水はハイ、ヒザ、ワンツーで応戦。2分過ぎには大桑が左右フックでラッシュ。3R、大桑は序盤から投げを狙うが、二田水は防御。中盤に背負い投げが決まるが、ポイントにはならず。大桑は右フックをヒット、二田水はワンツーやヒザで応戦。判定は僅差で二田水が取って勝利。


第1試合/エキスパートクラス特別ルール(スーパーフェザー級/60.0kg)
SB日本スーパーフェザー級
○村田聖明(シーザージム) 
vs
×戸津慎二(ポゴナクラブジム) 
※3R判定3-0
 
1R、序盤から左を入れる戸津。村田は徐々に詰めていくと右ストレート。中盤からは村田が右、ボディと畳みかけ、投げでシュートポイント1を奪取。終盤もパンチで詰めるとヒザ連打。2R、村田はミドル、ジャブから捕まえるとヒザ連打からフロントチョーク。2分過ぎには戸津がパンチを返す場面もあったが、村田はまたもヒザ連打。3R、後のない戸津がパンチで前に出るが、村田はローからパンチを返し、組むとヒザ。その後もハイキック、フロントチョーク、パンチ連打と攻め込んで試合終了。村田が無傷の5勝目を飾った。


オープニングファイト/スターティングクラスルール(54.0kg契約)
×ボーウィー・オカダ(シーザージム) 
vs
Bigbang-SPIRIT- 51kg級Queen
TRIBELATE女子48kg級初代王者
○華DATE(Team DATE)
※3R判定3-0
 
1R、華はステップを使いながらサイドキックや前蹴りを放っていく。オカダは前進してパンチを狙うが、なかなか華を捕捉できない。終盤、オカダはロー、また組んで投げを狙う。2R、華は顔面にカカト落とし。オカダは組みにいくが、華は投げを防御。3R、オカダはパンチで前進。華は下がりながらバックブローをヒット。終盤にはお互いにヒザを放つ場面も。判定は僅差で華がものにした。


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