SHOOT BOXING

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4月22日、都内・シーザージムにて、『SHOOT BOXING 2011 act.2』(4月23日、後楽園ホール)の公式計量と記者会見が行なわれた。メインイベントで対戦するアンディ・サワーと佐藤嘉洋は、ともに70.0kgのリミットちょうどで計量をパス。
続いて行なわれた会見には、シーザー武志会長とサワー、佐藤、RENA、鈴木博昭が出席。大震災に見舞われた日本の力になればとチャリティーマッチに名乗りを挙げたサワーは「とても悲しいことが起こってしまいましたが、だからこそ僕は日本で試合をしたいと思いました。ただ試合をするのではなく、日本のみなさんの前で闘いたかった」と、この試合が特別なものであることを強調。佐藤も「未来を生きるのは自分たち。未来を地震に左右されちゃいけない」とサワー同様に日本を力づけるための闘いを意識しているようだ。
試合に向け、サワーは試合間隔が短い中で対戦オファーを受諾した佐藤に敬意を表したいと「パンチ、キックだけで闘いたい」とコメント。とはいえ首相撲からのヒザ蹴りは認められており、佐藤は大きな武器を得たことになる。「K-1に転向して6年、6年ぶりに首相撲ありで試合して、どんな展開になるのか自分でも楽しみです。上半期の立ち技格闘技で最高のビッグカード。それにふさわしい闘いになると思います」と語った佐藤は、「後楽園ホールは震度5の地震で大会中止になってしまいますが、そうなっても僕とサワー選手は東京ドームホテル前の広場で闘うので安心してください」とジョークをまじえつつもリベンジへの強い決意を語ってみせた。
セミファイナルに出場する鈴木は「相手のキム選手が来日して闘ってくれることに感謝してます。思いきり殴り合って大会を盛り上げましょう」と打ち合い宣言。会見後には、キム・ウーフもマイクを握り「明日は全力を尽くして、必ずいい試合をファンのみなさんにお見せします」と語った。
また、当初は韓国のキム・スンヨンと対戦する予定だったRENAだが、キムが放射能の問題など日本の状況に不安を感じ、来日を断念したため試合がキャンセルに。しかし急きょ、神村エリカとのエキシビションマッチが決定した。神村はRENA同様、10代でトップクラスの活躍を見せる女子キックの看板ともいえる選手。その高い攻撃力でWPMF世界女子身にフライ級王座を保持している。
神村は会見には出席しなかったものの、「今回エキシビションでシュートボクシングに出場することができることを嬉しく思います。私たちファイターは試合をすることにより皆様に勇気やパワーを与えられたらと思っています。そして日本のために少しでも貢献できて、明日の興行が盛り上がればベストかなと思っています。RENA選手、よろしくお願いします!」とのメッセージを発表。
RENAは公式戦がなくなったことについて「ファンのみなさんに試合を見せられないのが一番悔しい」と涙を見せたものの、神村を「凄く強い選手。女子格闘技でトップクラスだと思います」と語り、「試合と同じくらいバチバチの闘いをします」とRENAらしいコメントを残した。このエキシビションは3分1ラウンドながらヘッドギア、レガースなし、10オンスグローブと試合に近いシチュエーションで行なわれるため、相当に激しい攻防が展開されることになりそうだ。
サワーvs佐藤のドリームマッチに加え、エキシビションながらRENAvs神村というSBとキックの女子頂上決戦も実現する4.23後楽園大会。「選手たちの気持ちは被災地にも届くはず。ファンのみなさんに“見てよかった”と元気になって帰ってもらえるような試合をしてほしい」というシーザー会長の言葉通り、強い気持ちのぶつかり合いに期待したい。

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