SHOOT BOXING

NEWS

10月24日、都内・シーザージムで記者会見が行なわれ、11.6『SHOOT the SHOOTO』(TDCホール)の追加カードが発表された。
会見に出席したのは、シーザー武志会長と郷野聡寛。郷野は13年前の第一回『SHOOT the SHOOTO』横浜アリーナ大会にも出場しており、5日の大会初日に出場する佐藤ルミナに続いての連続参戦選手が決定したことになる。
総合格闘家として修斗、パンクラス、PRIDE、UFCなど様々な舞台を経験してきた郷野は打撃も一級品。かつて全日本キックでヘビー級タイトルを獲得したことがあり、今年に入ってからもKrushやムエタイの試合を連続で行なっている。
そんな郷野の対戦相手は、オランダのヘンリー・オプスタル。アンディ・サワーの愛弟子で、昨年の『S-cup』では準決勝に進出。今年は後楽園大会で鈴木悟をKOしている世界レベルの強豪だ。
13年ぶりの『SHOOT the SHOOTO』に連続参戦することについて「懐かしいですねぇ。相当、昔に思えます」と語った郷野。あれから多彩なキャリアを積んだだけに、当時とは実力もネームバリューも大きく変わった。
「あれから格闘技界が盛り上がったと思ったら勢いがなくなったりもして。いろんな団体、イベントに出させてもらいましたが、今回は初めてのシュートボクシング。新たなご縁が生まれたんですけど、この不況の中で稼げなくなってしまいまして。縁はあるのに円がない……」というコメントで記者陣の微妙な笑いを誘った郷野は、さらにこの試合の契約内容に関して言及。
「円を稼ぎたい、ということでインセンティブ、出来高契約になってます。今回は“判定上等”を捨てていこうかなと思ってます」
細かい契約内容までは触れなかったものの、KOなど「いい試合をすれば」ファイトマネーが上がるシステムになっているようだ。テクニック型で“判定上等”がモットーの郷野だが、今回ばかりはKOを狙いにいくという。
また今回は、郷野にとって8月の『タイファイト』で判定負けして以来の再起戦でもある。
「8月にどうしようもない試合をしてしまったけど、そこから調子が戻ってきた。“あの試合は本来の郷野じゃなかった”ということを見せるチャンス」
二重の意味でモチベーションが高い郷野だが、試合ではあくまで独自のスタンスを貫くことになりそうだ。「シュートボクシングは投げもあるけど、きれいに投げないとポイントにならない。投げが崩れるとスタミナをロスするので、省エネの私としてはどうしようかな、と。ルールによってああしよう、こうしようというのではなく、殴って蹴って投げて、レフェリーに注意されたらやめるだけ」と言う。
『SHOOT the SHOOTO』連続参戦のベテランにして大物、一級品の打撃と格闘技界屈指のコメント力を持つ郷野の参戦で、今大会の陣容はさらに豪華なものに。もちろん郷野とオプスタルの実力を考えれば、華やかなだけでなくハイレベルな攻防が展開されることも確実だ。

 
 


pagetop