シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018〜

2018年7月6日(金)東京・TDCホール

第10試合

51.0kg契約 
SB特別MMAルール 5分3R

RENA(シーザージム/SB世界女子フライ級王者)

vs

エレイン“パンテラ”リアル(ブラジル/Eudes Team)

判定3-0


7月29日のRIZINで浅倉カンナ戦が決定しているRENAの前哨戦。リアルは前日計量で1.0kgオーバーで計量をクリア出来なかったためにイエローカード1枚からのスタートとなった。1R、リアルはRENAをテイクダウンするとフロントチョーク、三角絞め、アキレス腱固めを次々と仕掛けていき一本狙い。劣勢のRENAだったが、2Rから反撃に転じ三日月蹴りでダウンを奪うとパウンド連打、立ち上がると躊躇なく顔面への踏み付け。スタンドではやはりRENAが主導権を握り、3Rにはボディブロー、左右のパンチをリアルの顔面に当てていくが、リアルはタフネスぶりを発揮し倒れない。1Rは苦戦したものの、RENAが判定勝ちを収めた。試合後のマイクアピールでは「今日の試合をやって(浅倉への)リベンジは不可能だと痛感し ました。でも、決まっている以上は不可能を可能にすることは今からでも可能だと思っています。明日から死に物狂いで練習します」と浅倉へのリベンジを固く誓った。


第9試合

48kg世界トーナメント決勝戦 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

イリアーナ・バレンティーノ(イタリア/Kick And Punch/Gracie Fighter Dojo/WBCムエタイ欧州女子フライ級王者)

vs

MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者、Energy Fight×SB2017 48kg級王者)

判定2-0 ※30-29、30-29、30-30


1R、プレッシャーをかけるMIOは右ミドル主体の攻め。2R以降もMIOは右ストレート、投げにもトライしていくが、イリアーナはこれを全て潰していく。徐々にペースを上げるイリアーナは3Rになると、左ストレート、左ミドルを当て首相撲でもヒザを当てヒット数で好印象を残す。MIOを追い込む場面を作ったイリアーナが判定勝ちでトーナメント優勝を果たした。


第8試合

66.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)

vs

キム・ヨンギ(韓国)

判定2-0 ※30-28、29-29、29-28

レイナがSBルール初挑戦、昨年9月にMMAルールで一本勝ちしているヨンギと対戦した。1Rからバチバチの打ち合いを繰り広げる両者。レイナは何度も右フック、ヒザ蹴りを当てペースを握る。2Rには疲れを見せ始めたレイナの顔面に、ヨンギの左ストレートがヒットするように。3R、ヨンギのバックブローでぐらついたレイナだが、右ストレートとヒザ蹴りで逆襲を見せ判定2-0で勝利した。


第7試合

48kg世界トーナメント準決勝 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

イリアーナ・バレンティーノ(イタリア/Kick And Punch/Gracie Fighter Dojo/WBCムエタイ欧州女子フライ級王者)

vs

MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位、J-GIRLSミニフライ級王者)

判定3-0 ※30-28、30-27、30-28

1Rゴングと同時に突進するMISAKIはパンチを出しながら組み付いて投げを狙う展開。イリアーナは冷静にこれを対処し、ヒザ蹴りとパンチを返していく。2Rも投げを狙うMISAKIが押し込む展開だが、徐々にスタミナを消耗。3R、勢いの落ちたMISAKIに、イリアーナはパンチ、ヒザを的確に当てて判定勝ちした。


第6試合

48kg世界トーナメント準決勝 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者、Energy Fight×SB2017 48kg級王者)

vs

ゲーオター・ポー.ムンペット(タイ/WPMF世界女子ジュニアフライ級王者)

判定3-0 ※30-26、30-25、30-25

1R、圧力をかけるMIOが左右のフックを上下に散らして早くもゲーオターを追い込む。2R、ゲーオターは右ミドル、首相撲からのヒザ蹴りを当てて巻き返しに出るが、MIOは腰投げでシュートポイント奪取。3Rには、MIOが右ストレートでダウンも追加し、大差を付けて判定勝ちした。


第5試合

65.0kg契約 
SB特別MMAルール 5分3R

未奈(秀晃道場/SB日本女子バンタム級3位)

vs

ペットローイエット・ハイランドジム(タイ/MBK Fight Night63kg優勝)

TKO 1R2分17秒 ※レフェリーストップ

1R、右ローで様子を探るペットローイエットに対し、未奈は右ローからワンツー主体の攻め。一気に距離を詰めた未奈が右ストレートを当てると、ペットローイエットはたまらずダウン。未奈が秒殺KO勝利。


第4試合

48kg世界トーナメント一回戦 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

イリアーナ・バレンティーノ(イタリア/Kick And Punch/Gracie Fighter Dojo/WBCムエタイ欧州女子フライ級王者)

vs

小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/初代ムエタイオープン女子フライ級王者)

判定3-0 ※30-29、29-28、29-28

1R、小林は右ミドル、イリアーナは左ストレートとお互いに得意な攻撃で試合を組み立てる。2Rも、小林は右の蹴り主体の攻めで優勢に試合を進めたが、イリアーナがバックブローでダウンを奪う。逆転を狙う小林は、3Rに右ハイ、右ミドルと攻撃を当てていくものの、イリアーナは左ストレートを当てていくなど巻き返しを許さない。イリアーナが判定勝ちで準決勝進出を果たした。


第3試合

48kg世界トーナメント一回戦 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位、J-GIRLSミニフライ級王者)

vs

イシス・バービック(オランダ/ボスジム/WPKL女子フライ級王者)

判定2-0 ※30-29、29-29、30-29

1Rゴングと同時に飛び出すMISAKIはパンチを振り回しながら組み付いて何度も投げ技にトライ。長身のバービックはパワーの違いを見せつけるかのようにこれを潰していく。さらに飛びヒザでMISAKIを脅かすが、MISAKIの前進は止まらない。2Rには、MISAKIがフロントチョークにトライ。無尽蔵のスタミナで前に出続けるMISAKIの前に、バービックは疲れを見せ始め、3Rも投げにトライするなど攻め続けたMISAKIが判定勝ち。


第2試合

48kg世界トーナメント一回戦 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

ゲーオター・ポー.ムンペット(タイ/WPMF世界女子ミニフライ級王者)

vs

ジュジー・ナガオワ(フィリピン/元フィリピンボクシング王者)

判定2-1 ※30-29、29-30、29-28

1R、大振りの右フックを放つナガオワに対し、ゲーオターは組み付いてヒザ蹴りで対処。お互いに相手の出方を伺う慎重な戦いとなり、レフェリーが注意する場面も。3Rに、ゲーオターが左ミドル、ヒザ蹴りをナガオワに当て優勢に試合を進め、判定勝利した。


第1試合

48kg世界トーナメント一回戦 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長1R

MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者、Energy Fight×SB2017 48kg級王者)

vs

イム・ソヒ(韓国/Jungmumun Gym/韓国コンテンダー女子フライ級王者)

判定3-0 ※30-29、30-28、30-28

4月大会でソヒに敗れたMIOのリベンジマッチ。1R、MIOは左ジャブ、前蹴りで距離を保ち、右ローを当てていく。2Rには打ち合いでソヒが押し込む場面を作ったが、前で出るMIOが右フックなどを当てていく。こつこつ当てていたMIOの右ローで、ソヒは3Rになると動きも止まり、MIOペースに。左右フックも当てるMIOがフルマークの判定勝ちでリベンジに成功した。



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