SHOOT BOXING Girls S-cup 2019
2019年7月21日(日)浅草花やしき 花劇場
第7試合
メインイベント 62.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
未奈(秀晃道場/SB日本ライト級1位)
vs
ペッターピー・クルンテープトンブリー(タイ/S-1女子ムエタイ世界王者)
判定3-0 ※30-25、30-25、30-27
RENA、MIOのSB女子エース不在の中、現在3連勝中の未奈がメインイベントに大抜擢。今回の相手ペッターピーは70戦以上のキャリアを持つS-1世界ムエタイ王者。1R、未奈は右ローを細かく当ててペッターピーを追い込む。ペッターピーの右ミドルをキャッチしては右ストレート。2R、ペッターピーが首相撲を仕掛けると、未奈が左右フック連打。3Rには、未奈が首投げでシュートポイントを奪い、残り時間30秒のところでもパンチ連打でダウンを奪う。惜しくも時間切れでKO勝ちは逃したが、未奈の圧勝。マイクを握ると「相手をマットに沈めることが目標でした。ラストはフルボッコ出来ましたけど、ダメでした。今日はトーナメントで田川女神選手が優勝して新しい世代が下から突げてきて私はまだキャリアが浅いのですが、まだまだ頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントした。
第6試合
セミファイナル SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦
3分3R延長無制限R
田川女神(TIA辻道場)
vs
MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位)
TKO 2R1分21秒 ※セコンドからタオル投入
MIOが返上したSB日本女子ミニマム級王座を懸けて行われた4人制のワンデートーナメント。決勝戦に勝ち上がってきたのは、MISAKIと16歳の田川。
1R、投げ技を狙うMISAKIに対し、田川はヒザ蹴りを当てスタミナを削る展開。左アッパー、飛びヒザもタイミングよく当てペースを握る田川に、それでもMISAKIが組み付いて投げ技にトライ。しかし、ここで「MISAKIは右足太ももの筋を断裂した」(MISAKIセコンド陣営)ために動きが鈍くなる。2R、前に出るMISAKIに、田川は突き放して右アッパーで先制のダウンを奪うと、前蹴りで突き飛ばしてダウンを追加。MISAKIは立ち上がるも倒れ込むと、セコンドがタオルを投入し試合終了。田川がTKO勝ちでトーナメント優勝を果たした。マイクを握ると「相手が詰めてくるのはわかっていたのでうまいこと出来たらええなと思い、やることは会長に全てを任せてました。会長いつもありがとうございます! シーザー会長、こんな大きな大会にこんな年でまだ弱いのに出していただきありがとうございます。応援してくれる方々のおかげで凄く力になりました。もっとカッコよくなってもっと上を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」と涙を滲ませながらコメント。妹の愛心も姉を祝福すると「私もベルトが欲しいです(笑)」といい、笑顔を見せた。
第5試合
49.0kg契約
セミプロマッチルール 2分3R延長1R
田川愛心(TIA辻道場/アマチュアSB2017全日本王者)
vs
YUMIN(LEO GYM)
KO 3R1分 ※バックブロー
1R、愛心がYUMINの右ローに対して右ストレートを会わせてダウンを奪う。2R、愛心は何度も顔面前蹴りなどの蹴り技でペースを掴むと、3Rに狙いすましたバックブローで完全KO勝ちを収めた。
第4試合
浅草花やしき presents PURE-J女子プロレス提供試合 タッグマッチ
15分1本勝負
KAZUKI&ライディーン鋼
vs
勝愛実&中森華子
一本 11分27秒 ※体固め
体格差を活かした攻撃を見せるKAZUKI&ライディーン組に対し、中森&勝は巧なタッチワークで対抗。KAZUKIはヒザ蹴りで中森を追い込み観客のハートを掴む。最後に中森が放ったハイキックが勝に誤爆、そのままKAZUKIが倒れた勝を抑え込み、3カウントを奪って勝利した。
第3試合
浅草花やしき presents SEA d LINNNG提供試合 シングルマッチ
15分1本勝負
アマゾン
vs
中島安里紗
一本 8分58秒 ※前方回転エビ固め
序盤からジャーマンス―プレックスなどの大技で中島を追い込むアマゾンに対し、中島はスピード溢れる攻撃で巻き返す。コーナーからのダイビングフットスタンプなどの大技を繰り出す中島がアマゾンのパワーボムを前方回転で切り返して3カウントを奪った。
第2試合
SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント準決勝
3分3R延長無制限R
田川女神(TIA辻道場)※プロデビュー戦
vs
MARI(ナックルズGYM/NJKFミネルヴァ・ピン級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28 ※田川がトーナメント準決勝に進出
今回がプロデビュー戦となる田川だが、NJKF王者MARIに1Rから真っ向勝負に出る。長いリーチから繰り出されるパンチだけでなく、距離を詰めると、的確に左のテンカオを当てていく。MARIは攻撃を返していくものの、劣勢の印象。2R、勢いの止まらない田川は顔面前蹴りを度々当て、3Rには蹴り技、パンチと攻撃を次々と当てて圧倒。田川が大差を付けて判定勝ちした。
第1試合
SB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント準決勝
3分3R延長無制限R
MISAKI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位)
vs
喜多村美紀(テツジム/NJKFミネルヴァ・ライトフライ級1位)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-28 ※MISAKIがトーナメント準決勝に進出
1R、勢い良く前に出るMISAKIが首投げでシュートポイント奪取。喜多村は打ち合いに持ち込むが偶発のバッティングで額をカット。再開後も変わらず、MISAKIは前進。2R、MISAKIはフロントチョークでキャッチポイントを奪う。3Rも動きの止まらないMISAKIが判定勝ちで決勝戦行きを決めた。