SHOOT BOXING 花やしきExtreme.4
2020年12月6日(日)東京・浅草花やしき・浅草花劇場
【12.6 坂本優起がヘビー級初戦で内田ノボルを撃破】
第3試合
SB日本ヘビー級
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
坂本優起シーザージム/前SB日本スーパーウェルター級王者
vs
内田ノボルSublime guys・翔拳道/SB日本ヘビー級10位
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
王者に輝くなど、長らくSB日本スーパーウェルター級トップ戦線で活躍してきた坂本がコロナ太りを機にヘビー級に転向、ベテランの内田と対戦した。前日計量で坂本は94.3kg、内田は106.7kg。両者の体重差は約12kgもあったが、1Rから坂本は左右ロー、内田の懐に入り細かいパンチの連打を当てる。坂本の右ローで内田の身体が流れる場面も。2R、内田は体格差を活かしてパンチでガンガン前に出るも、坂本は冷静にブロックしパンチを返してはローにつなぐ。足を引きずる内田に坂本はしつこく右ローを当てていった。3R、右ローからワンツー連打で前進する坂本に、内田もパンチで応戦。終盤には右ストレートも当ててぐらつかせた坂本は最後まで激しい打ち合いの中でも攻撃を当てていき判定勝ち。マイクを握った坂本は「コロナで大変な時期ですが、みんなで力を合わせていきましょう。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします」といい、ヘビー級初戦を終えた感想を聞かれると「疲れたので寝たいです」と笑いながら答えた。
第2試合
SB日本スーパーフェザー級
60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
ポッシブルKSublime guys 翔拳道/SB日本スーパーフェザー級5位
vs
長谷川尚登TEAM FOREST
判定3-0 ※30-28×2、29-28
1R、前に出て圧力をかける長谷川に対し、ポッシブルは下がりながら左ハイを連続で当てていく。ほぼ左ロー、左ミドルのポッシブルに、長谷川はパンチ連打を仕掛けて何発かヒットさせてポッシブルをひるませた。2R、パンチ勝負の長谷川に、ポッシブルは変わらず左の蹴り主体の攻め。終盤には打ち合いを見せる。3R、右ストレートを伸ばす長谷川に、ポッシブルは左ミドル、接近戦ではヒット&アウェイ戦法で当てては距離を取る。ポッシブルがクリーンヒットを許さず危なげなく判定勝ちした。
第1試合
第1試合 57.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太シーザージム/SB日本スーパーバンタム級
vs
HIROKIYZD豊見城
判定3-0 ※30-26×2、30‐25
2戦2勝無敗、山田ツインズの弟・虎矢太は、14戦のキャリアを持つHIROKIに1R序盤から左ハイからのパンチ連打を見舞う。HIROKIの右ストレートを被弾しながらも一気に畳みかけて腰投げで2度のシュートポイントを奪った。2Rも腰投げでシュートポイントを追加した山田はパンチの手数で上回り、右ストレートを当ててぐらつかせる場面も。3R、虎矢太のパンチで鼻血を出しながら前に出るHIROKIに、左ボディ、前蹴り、左ミドルを次々と当てる虎矢太はラウンド終了間際に右ストレートをクリーンヒット。倒すまでにはいかなかったが、3度のシュートポイントを奪っただけでなく打ち合いでも優勢を印象付けた山田が大差の判定勝ちを収めた。