シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 2021 ヤングシーザー杯

2021年12月19日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

第5試合

SB日本フェザー級 57.5kg契約 3分3R延長無制限R
エキスパートクラス特別ルール

川上叶(龍生塾/前SB日本バンタム級王者、SB日本スーパーバンタム級2位)

vs

山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級2位)

延長判定2‐1 ※10‐9、9-10、10-9 ※本戦は三者とも29‐29


 前SB日本バンタム級王者・川上が階級を上げ、山田ツインズの兄で今回が9戦目となる彪太朗と対戦した。

 1R、お互いにローを蹴り合う中、川上はプレスを強めて左ロー、左ストレート。山田も左ミドルを返してこのラウンドは差はない。2Rは川上が左インロー、左ミドル。左ストレート、左ハイとまとめる。組み付いた川上は即座にバックについてスタンディングチョークを極める妙技も見せた。押されながらも山田はワンツー、右ハイと攻撃を返す。

 3R、川上のプレスには山田も右インロー、右ストレートを返し、打ち合いになってもヒットを許さず積極的にパンチを返す。お互いに決定打はなく本戦はドロー。

 延長R、プレスをかける川上は左ミドル。川上は左ストレートをヒットさせ、手数で山田を追い込む。山田もワンツーで前に出るものの、川上は細かい連打を見せて有効打で上回る。判定で川上が勝利した。


第4試合

SB日本ヘビー級 3分3R延長無制限R
エキスパートクラス特別ルール

坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位)

vs

ジャミオン・モス(アメリカ/小比類巻道場三沢支部)

判定2‐0 ※30‐29、29-29、30-29


 1R、開始と同時にモスは豪快な左右フックを振り回し、坂本は防御しつつ右インローを返す。コーナーに詰められ追い込まれる坂本だが、右インロー、右ストレート。足を効かされながらもモスは大振りのパンチを振るい、坂本もパンチを返す。

 2R、モスは左右フック、右アッパーと連打で仕留めにいき、少し休んではまた連打を仕掛けていく。坂本はクリーンヒットを許さず、着実にパンチ、右インローを返す。終盤には坂本の右インローが効き始め、モスは足が止まってしまう。それでもモスは必死に組んでのヒザ、パンチを振るう。

 3Rも豪快なパンチを見せるモスに、坂本もパンチで応戦し右インロー。途中、モスはマウスピースはめ忘れでイエローカード。再開後、モスは胴タックル。明らかに疲れを見せるモスに、坂本はボディへの攻撃を集中。右ボディブロー、三日月蹴りで追い込み、ガードを下げるモスもパンチを当てていく。坂本も疲れを見せたが、最後まで攻め続け判定勝ちした。


第3試合

56.0kg契約 3分3R延長無制限R
エキスパートクラス特別ルール

山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級6位)

vs

ポーン・シリラックムエタイジム(タイ)

KO 2R2分57秒


 1R、左ミドルで距離を探るポーンに、山田は序盤からパンチのコンビネーションでポーンを下がらせる。ロープ際に詰めると、ポーンの腹部にボディブローを滅多打ち。ポーンは左ハイも、山田はしっかりディフェンスし前に出る。

 2R、前蹴りで距離を取るポーンに、山田は連打で追い込むと、ポーンも右フック、左ストレートを強振し対抗。山田は右ハイ、バックブロー。奥足へのローで距離を取るポーンに、山田は強引に詰めて左ボディブロー。一気に左右ボディブロー連打を見せると、たまらずポーンはダウンし立ち上がれず。山田がKO勝ちで無敗記録を6に伸ばした。


第2試合

67.5kg契約 3分3R延長無制限R
エキスパートクラス特別ルール

GGオチャーン伊藤(シーザージム新小岩)

vs

菊川抗武(カタナジム)

判定0‐3 ※28‐29、27-28、27-29


 1R、左右ロー、大振りのパンチを出しながらプレッシャーをかける伊藤に、菊川は右ミドル。伊藤は首投げにトライも潰される。伊藤はパンチでひたすら前に出続け、菊川は右ミドル、パンチを打ち返し若干優勢を印象付ける。

 2R、打ち合いの中で伊藤が首投げ、一本背負いもノーシュート。終盤の打ち合いでボディを効かせた菊川はヒザ蹴り、ボディブローで追い込む。ガードの下がった伊藤に、菊川の右ストレートも入る。

 3R、伊藤のワンツーで押される菊川は左ハイでダウンを奪う。立ち上がった伊藤は一本背負いでシュートポイントを奪う。両者はバテバテになりながらも最後まで打ち合いを見せ試合終了。ダウンを奪った菊川が判定勝ちした。


第1試合

57.0kg契約 2分3R延長1R
スターティングクラスルール

神谷優良(KKC)

vs

北川柚(京都野口ジム)

延長判定3‐0 ※三者とも10‐9 ※本戦は30‐29、29-29、29-29


 1R、お互いに打ち合いを見せる中、神谷は首投げでシュートポイント奪取。2R、パンチの神谷に、北川は組み付いてのヒザ蹴りを多用する。3R、北川は右ミドル、パンチからの組んでのヒザでペースを握る。本戦はドローとなり延長戦へ。変わらず首相撲を仕掛ける北川に、神谷は前蹴り、サイドキック。接近戦では神谷が右ストレートを当てるが、北川は徹底して首相撲へ。手数で上回った神谷が接戦を制した。






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