シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 2022 act.4

2022年9月17日(土)東京・後楽園ホール

【海人、カラクァートにヒジで斬られる苦戦も判定勝ち。笠原兄は10連勝に】

第10試合

70.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり

海人TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者

vs

ケンダル・カラクァートベルギー/トルコ/MAX MuayThai-76kg級王者

再延長判定3-0 ※三者とも10-9 本戦は0-0の三者とも30-30 ※延長は判定1‐0 ※10‐10、10-9、10-10


8月21日のRISEでサモ・ぺティに判定勝ちした海人が、現在7連続KO中の危険な男カラクァートと対戦した一戦。

1R、カーフキックを随所で当てる海人だが、カラクァートは前進し右のヒジで海人は鼻血を出す。劣勢の印象の海人は2Rもプレスを強め、カーフキックからパンチ連打につなぐがカラクァートは下がらない。3R、カラクァートはヒジを絡めたコンビネーションで前進し、海人も攻撃を返し本戦はドロー。延長R、カラクァートのヒジで海人は右まぶたの上をカットし流血。追い込まれた海人だは、終盤にパンチ連打で追い込む場面を作りこのラウンドもイーブンに。再延長R、海人はカーフ、ローと右を当てるのに対し、カラクァートはヒジ、パンチで対抗。お互いに譲らない展開となるも、ヒットかずで上回った海人が判定3‐0で勝利した。内容に満足していない海人は「自分でも納得がいってないですし、皆さんもそうだと思います。でも、自分はシュートボクサーが最強やと世界へ向けて証明していきます」とあいさつした。


第9試合

63.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原弘希シーザージム/SB日本ライト級王者

vs

ロンペット・Y'ZDGYMタイ/Y'ZD豊見城/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者

判定3-0 ※三者とも30-29


1R、左ミドルのロンペットに、弘希は左ボディなどを当てるが怯ませるには至らない。2R、手数を増やすロンペットは左ミドル、パンチも連打を見せ、弘希は押されてしまう。3R、変わらずロンペットの左ミドルに苦戦する弘希だが、左ボディブローをクリーンヒット。パンチ連打とヒザで追い込む場面を作り、弘希が辛うじて判定勝ちを収めた。


第8試合

53.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

HIROYUKIRIKIX/元新日本バンタム級&フライ級王者

vs

伏見和之RIKI GYM/SB日本バンタム級2位

TKO 2R2分41秒


伏見のラストマッチとなり、最後の相手は現在SBで連勝中のHIROYUKIとなった。1R、圧力をかけるHIROYUKIに対し、伏見は打ち合いを誘い込むも左フックでダウンを奪われる。2Rも打ち合いを仕掛ける伏見だが、HIROYUKIの右フックで2度のダウンを追加されTKO負け。引退式には過去に対戦している内藤大樹らが花束を贈呈。恩師のRIKI GYM・鈴木剛生代表も車椅子でリングに上がると、伏見は「俺が初めてジムに行ったのが14歳で、その時に無料で地域の問題児に無料で教えてくれました。僕は先生に教えてもらったことを次につなげたくて、金もなかったし何もなかったけれど自分でジムやれて、俺は先生みたいに無料で教えられないしお金を取っちゃってるけれど、少しでも人の心に残るファイターで、人の心を動かせるファイターになりたくて。今日負けたけれど誰かの心に残れたかな? 1つ形になったと思います。だから俺、これでプロの仕事終えようと思います。先生の教えは次の誰かに託します」と大泣きしながらあいさつ。最後に10カウントゴングを聞いて伏見はリングを降りた。


第7試合

60.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原友希シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者

vs

常陸飛雄馬TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級2位

KO 2R1分12秒 ※レフェリーストップ


7連勝同士の一戦。1Rからスピードある攻撃を見せる友希が優位に試合を進める中、飛びヒザを見舞い常陸を転倒させたが、ダウンと見なされず。前に出る常陸は左フックでダウンを奪う。2R、打ち合いの中で右フックを当てた常陸がそのままKO勝ちした。


第6試合

SB日本スーパーライト級(65.0kg)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

村田聖明シーザージム/SB日本スーパーライト級1位、元SB日本スーパーフェザー級王者

vs

シンパヤック・YZDGYMタイ/Y'ZD GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位

判定0-3 ※27-30、28-30、28-30


7月のSB愛知大会でイモトに1RTKO勝ちしているシンパヤックは1Rから強烈な左ミドル、左フックで前進。2R、なかなか手の出ない村田をコーナーに追い込んだシンパヤックはパンチ連打でダウン寸前まで追い込んだ。3R、村田はほぼ左フックを出すのみで展開を作れず、シンパヤックがミドル、ストレートと左の攻撃で試合を組み立ててペースを握る。大差を付けてシンパヤックが判定勝ちした。


第5試合

55.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

佐藤執斗グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者

vs

山田虎矢太シーザージム/SB日本スーパーバンタム級2位

判定0-3  ※26-29、25-29、25-29


1R、トリッキーな動きから繰り出される佐藤の足技に苦戦する虎矢太だが、右フックでダウンを奪い、終盤にはバックドロップでシュートポイントも奪って優位な展開を持ち込む。2Rも虎矢太が随所で攻撃を当てるが、佐藤は巻き返しを狙う。3Rも佐藤がパンチ連打で虎矢太をKO寸前まで追い込むが時間切れ。虎矢太が格上の佐藤を破り、無敗記録を8に伸ばした。


第4試合

68.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

村田義光シーザージム/SB日本ウェルター級1位

vs

璃久フリー/SB日本スーパーウェルター級4位

判定0-3  ※29-30、29-30、28-29


2020年11月に対戦している両者。この時は延長戦の末に義光が判定勝ちしている。1R、璃久がプレッシャーをかけ義光は長身を活かした攻撃。2R、義光は左ミドル、左ストレートで前進すると、璃久も応戦し譲らない。3R、意地を見せる璃久はパンチ連打で前進し、終了間際には首投げでシュートポイントを奪い接戦を制した。


第3試合

57.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田彪太朗シーザージム/SB日本フェザー級2位

vs

宮崎就斗TARGET/DEEP☆KICK 57.5kg王者、RISEフェザー級5位

TKO 2R2分47秒 ※レフェリーストップ


1Rから彪太朗が持ち味のスピードを活かしたパンチのコンビネーションで優位に立つ。2Rもパンチ連打の彪太朗に、宮崎が左フックでダウンを奪う。立ち上がる彪太朗は左右フックでダウンを奪い返すと、さらに連打を浴びせたところでレフェリーがストップ。彪太朗が逆転TKO勝ちした。


第2試合

62.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

基山幹太BELLWOOD FIGHT TEAM

vs

オーシャン・ウジハラシーザージム渋谷/初代WBCムエタイ日本統一フェザー級王者

判定3-0  ※30-26、30-27、30-27


1R、スピードある攻撃を仕掛ける基山が左ハイでダウンを奪い、2Rも手数でウジハラを翻弄していく。3Rは攻撃が止まった基山に、ウジハラがパンチを当てる場面もあったが巻き返せない。判定で基山が勝利した。


第1試合

53.0kg契約
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

笠原直希シーザージム

vs

竹野展生風吹ジム

TKO 2R2分13秒  ※レフェリーストップ


竹野元稀の弟、展生がプロデビュー戦で笠原三兄弟の直希と対戦。1Rから直希が手数で優勢に試合を進め、2Rには右ストレートからの左ボディでダウンを奪う。さらに右ストレートでダウンを追加したところでレフェリーがストップした。



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