シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXINGヤングシーザー杯2022 THE・CARNIVAL ~Load to Korakuen Hall~

2022年12月18日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス

【小林大樹が遠藤凌夢との激闘を制してワンデートーナメントで優勝&ランキング入りへ】

第8試合

YOUNG CAESAR TOURNAMENT2022 決勝 SB日本バンタム級(52.5kg契約)
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

小林 大樹龍生塾

vs

遠藤 凌夢龍生塾ファントム道場

判定3-0 ※30-28、30-29、30-28 小林大樹が優勝


ランキング入りをかけたバンタム級の若手選手4名によるワンデートーナメント。決勝戦には、共に初戦でKO勝ちした小林と遠藤が上がってきた。

1R、距離を詰める遠藤は左フックを当て、小林との打ち合いでも引かない。プレスをかける遠藤は左フックを当てるのに対し、小林はテンカオを交ぜながらパンチを返していく。

2R、左フックを当てる遠藤がさらにプレスをかけ、小林もワンツー連打で応戦。お互いに激しくパンチを交錯させる中、小林のパンチで遠藤は鼻血を出す。

3R、プレッシャーを強める遠藤に、小林はテンカオ、左ストレート。遠藤は主導権を握るも、小林のヒット数が徐々に上回る。出血が激しく手数の減った遠藤に、小林はさらにエンジンがかかりワンツー連打をヒットさせる。最後まで打ち合いが繰り広げられた一戦は、ヒット数で上回った小林が判定勝ち。

マイクを握った小林は「10月にお父さんが亡くなって、先週、おじいちゃんも亡くなってずっと嫌な気持ちでしんどかったのですが、今日勝ててホンマに良かったです。ランキング入りしたのでベルトを獲って他団体の強いやつらも倒して世界一になろうと思います。ありがとうございました」とあいさつした。


第7試合

セミファイナル(第7試合) 62.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

ポッシブルKK'GROWTH/SB日本スーパーフェザー級3位

vs

オーシャン・ウジハラシーザージム渋谷/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者

判定3-0 ※30-28、30-28、30-27


31戦16勝(7KO)15敗のポッシブルと21戦13勝(8KO)8敗のウジハラの実力者同士の一戦。ウジハラは9月の後楽園大会でSB初参戦、今回が2戦目となる。

1R、お互いにミドルの蹴り合い。ウジハラは右ミドル、ポッシブルは左ストレート、右アッパー、左ミドルと次々と攻撃を当てペースを上げていく。

2R、ウジハラの右ローに、ポッシブルは左ストレートをクリーンヒット。手数の止まったウジハラに、ポッシブルは左ストレート、左ミドル。ウジハラは組み付いて投げを見舞うが潰される。前蹴り、左ミドルで距離を取るポッシブルが左ストレート。そして、ラウンド終盤にはラッシュを仕掛けてウジハラをダウン寸前まで追い込んだ。

3R、巻き返しを狙うウジハラが前進し、ポッシブルは左ストレート、左ミドル、右アッパー。手数の止まったウジハラに、ポッシブルの的確な攻撃が当たる。粘り強く前に出るウジハラだが、ポッシブルは最後までKO狙いで左右フックの連打。ポッシブルがフルマークの判定勝ちした。


第6試合

66.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

伊藤 要シーザージム渋谷

vs

有馬 伶弐龍生塾

判定0-3 ※27‐30、27-30、28-30


18戦5勝(3KO)12敗1分の36歳・伊藤と5戦3勝2敗の21歳・有馬の一戦。

1R、圧力をかける伊藤に、サウスポーの有馬は右ジャブ、左ストテート。伊藤はパンチを出しながら前進し腕をキャッチすると一本背負い(ノーシュート)。右ドルから左ストレート、左インローと技を散らす有馬に、伊藤はしっかりディフェンスしながら前に出る。

2R、伊藤は変わらず蹴りを入れならパンチにつなぎ、ペースを上げてプレスを強める。有馬は左のテンカオ、左ストレートをヒット。手数で前に出る伊藤に、有馬は下がりながらもパンチを振る。

3Rも前に出る伊藤に、有馬は右ジャブ、左ストレート。闘牛委のように伊藤の打撃をさばいて左ストレートを当てていく。終盤には、有馬が左ストレート、右フック、テンカオ。被弾しながらも前にでる伊藤は中年の意地を見せて攻撃を休めない。ヒット数で上回った有馬が判定で勝利した。


第5試合

68.0kg契約
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

パンテーラ・ムナルベックコックジャルファイティング

vs

原 浩平LEO GYM

KO 1R1分54秒


9戦6勝3敗のパンテーラと28歳の原の一戦。1R、右ローの原に対し、パンテーラは思い切りのいいパ右ストレートをヒットさせ優位に立ちダウンを奪う。ジャブを突きながら前に出る原に、パンテーラは強烈な右ストレートを当ててKO勝ちした。


第4試合

46.5kg契約
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

風羽龍生塾ファントム道場

vs

AZUDANGER GYM

判定3-0 ※29-28、30-28、30-29


2戦1勝1敗の18歳・風羽と5戦2勝3敗のAZUの女子マッチ。1R、近距離での打ち合いを仕掛ける風羽は組み付くと積極気に投げを仕掛ける。左ロー、右ストレートをヒットさせる風羽は蹴り足を掴んでのこかしと風我がペースを握る。AZUは前蹴り、左ロー。差し合いでは風羽が強さを見せ、右ストレートをヒット。 

2R、打ち合いでは右ストレートを当てる風羽は首投げ。ヒット数で上回る風羽は、組み負けず何度もこかして優位に試合を進める。終盤にAZUは顔面前蹴りをヒット。

3Rも右ストレートの風羽は組んでん強引にねじ伏せる。AZUは前蹴りで突き放したいが、風羽の前進は止まら組んではこかしていく。ヒット数も多く、組み負けない風羽が判定勝ち。


第3試合

50kg契約
スターティングクラスルール 2分3R延長1R

YUMINLEO GYM

vs

青木 繭SHIEN沖縄

0-3 ※26-30、27-30、26-30


3戦1勝(1KO)2敗のYUMINと1戦1勝(1KO)の青木の女子マッチ。1R、青木がプレスをかけ、右ストレート。YUMINも打ち返すが、青木が右ストレートでダウンを奪う。距離を詰める青木は右ストレートで追い掛け、YUMINは下がりながらもパンチを返す。

2Rもバチバチの打ち合いを仕掛ける青木は右ストレート連打から右ハイ。右ストレートをヒットさせる青木優勢の印象は変わらない。

3Rもプレスをかける青木は左ミドル、右ストレートで押し込み下がらせる。最後まで打ち合いを見せた両者。1Rにダウンを奪った青木が大差を付けて判定勝ちした。


第2試合

YOUNG CAESAR TOURNAMENT 2022 準決勝 SB日本バンタム級(52.5kg契約)
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

遠藤凌夢龍生塾ファントム道場

vs

長谷川大祐TEAM FOREST

KO 1R2分12秒


今年4月の後楽園大会でプロデビューした18歳の遠藤(戦績は1戦1勝)と33歳の長谷川(戦績は4戦4敗)の一戦。

1R、距離を詰める遠藤がロー、ミドル、ボディブローと強い攻撃。左ボディで削り、長谷川は下がりながら攻撃を返す。近距離での打ち合いでも遠藤が回転の速いパンチをみせ、最後に左フックで豪快にKO勝ちした。


第1試合

YOUNG CAESAR TOURNAMENT 2022 準決勝 SB日本バンタム級(52.5kg契約)
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

小林大樹龍生塾

vs

竹野展生風吹ジム

3R 1分15秒 TKO勝ち


今年6月の後楽園大会で笠原直希を相手にプロデビューした小林(戦績は1戦1敗)と、竹野元稀の弟(戦績は2戦2敗)の17歳同士の一戦。 

1R、右ミドル、右ストレートとを入れる竹野。後手ながらも小林は左ミドル。左ハイをキャッチした竹野はそのままスープレックスを見舞いシュートポイントを奪う。打ち合いの中でも首投げを見せる竹野だが、これはノーシュート。巻き返しを狙う小林はパンチの打ち合いに持ち込む。

2Rも距離を詰める小林が打ち合いへ。竹野は手数が少なく押される中、小林は左ハイをヒット。左ミドルからパンチ連打の小林がこのラウンドはリード。

3Rも小林はラッシュを仕掛けて左ストレートでダウンを奪う。そのままラッシュを仕掛け2度目のダウンを奪取。小林は左ミドル、右ミドルを命中させ3度目のダウンを奪ってTKO勝ちした。






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