SHOOT BOXING 2023 act.1

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2023年2月12日（日）東京・後楽園ホール

【山田虎矢太、植山を完全KOで新王者に！　笠原弘希はムエタイMVPに逆転勝ち】

第8試合

SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ　55.0kg契約
エキスパートクラスルール　3分5R延長無制限R

植山征紀龍生塾ファントム道場/王者

vs

山田虎矢太シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位/挑戦者

KO 5R 1分49秒　※左フック　※山田が新王座に就く。植山は2度目の防衛に失敗。

1R、山田が左ジャブ、植山は左フックの目立った攻撃を見せ互角の展開。2Rには、山田が左フックを浴びせて植山をぐらうかせて好印象を残す。3R、手数を増やして巻き返しを狙う植山に、山田はバックブローをヒットさせカットにも成功。出血が激しい植山はバックドロップで反撃するも、これはノーシュート。4R、植山は左フックを当てて反撃に出て巻き返していく。5R、植山の気迫の攻めの前に、苦戦を強いられる山田だったが、打ち合いの中で植山の左フックに左フックをクリーンヒット。これで大の字に倒れた植山は立ち上がれず、山田がKO勝ちでベルトを巻いた。

第7試合

65.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール　3分3R延長無制限R

笠原弘希シーザージム/SB日本ライト級王者

vs

ラムナムムーンレック・ティーデット99タイ/RWSライト級王者、ムエタイ2022MVP、WMC世界ライト級王者

再々延長判定3-0 ※10-8×2、9-8　※本戦の判定は29-29×3。延長と再延長は10-10×3

1R、ラムナムムーンレックが強烈な左ミドルを随所で当てて主導権を握る展開。笠原も右ミドルを返すが、押され気味。2Rからは笠原が左カーフキックを多用し徐々にペースを握り、3Rは互角の展開で本戦はドロー。延長R、左ミドル連打のラムナムムーンレックに、笠原は左ローを当て返していき、ここでも差は開かず。再延長R、ラムナムムーンレックは左ミドルを的確に当てていくものの、笠原も右ミドルを返しペースを握らせない。再々延長R、パンチ主体の攻めのラムナムムーンレックに、笠原は最後にバックドロップを華麗に決めてSPを奪って見事に判定勝ちを収めた。

第6試合

61.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール　3分3R延長無制限R

笠原友希シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者

vs

TAaaaCHANPCK連闘会/元INNOVATIONフェザー級王者

判定3-0　※30-29×2、30-28

1R、サウスポーの笠原は左ミドル、左ローを的確に当てるのに対し、TAaaaCHANは左フックを強振。2R、笠原の左ローで動きの鈍るTAaaaCHANはバックブローで反撃するも、笠原はテクニックで翻弄していく。3R、笠原はバックキック、左ミドル、パンチを的確に当てる。突進するTAaaaCHANをこかすなどしてペースを握らせない笠原が危なげなく判定勝ちを収めた。