シュートボクシング
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試合結果

SHOOT BOXING 2023 act.3

2023年6月25日(日) 東京・後楽園ホール

【海人が難敵ぺティ撃破でSB世界王者に! 山田ツインズはムエタイ戦士を豪快KOの共演】

 

第10試合

SB世界スーパーウェルター級王座決定戦 70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

海人TEAM F.O.D/S-cup世界トーナメント2018王者、SB日本スーパーウェルター級1位

vs

サモ・ペティスロベニア

判定3‐0 ※50‐46、50-45、50-45 ※海人が王者に


アンディ・サワーが引退・返上したSB世界タイトルを懸けて海人とサワーが激突。両者は昨年8月のRISEで対戦し、延長戦にもつれ込む大接戦の末に海人が判定勝利している。1R、プレスをかけるカイトが右のカーフで削りながらパンチのコンビネーションで揺さぶる。ぺティも重みのある攻撃を返しつつ組み付いてペースを握らせない。

2Rも海人がカーフで削っていき、3Rになるとこれを嫌がるぺティはタックルを仕掛けるような組み付いて、レフェリーから注意を受ける。4Rもぺティが何度もタックルのような組み付きで遂にレッドカード(減点)。5R、右カーフから上下に散らすパンチを当てる海人だが、ぺティはタフネスぶりを発揮し倒れない。海人はパンチを被弾する場面があるものの、前に出続けて攻撃を当て主導権を握る。このラウンドもタックルを仕掛けたぺティにレッドカード。最後まで倒し切れなかった海人だが、大差の判定勝ちで世界のベルトを巻いた。マイクを握った海人は「自分はまだまだなんですけど、今僕が背負わせてもらっているKNOCK OUT、RISE、SBのベルトを世界一にします。次は世界に行って、本物の世界一になります」と改めて世界最強を目指すと宣言した。


第9試合

58.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田虎矢太シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者

vs

タンワレック・ルックサウンタイ/ジットムアンノンスタジアム122P5位

TKO 1R1分25秒 ※左ボディブロー


2月大会で植山征紀をKOで下してチャンピオンになった虎矢太の王者としての初戦。65戦48勝16敗1分の戦績を持つジットムアンノンスタジアム122Pランカーのタンワレックを相手に、1Rから即効勝負を仕掛けた虎矢太はバックスピンキックでダウンを奪う。立ち上がるタンワレックに、虎矢太はラッシュを仕掛けて、先に試合をした彪太朗と同じく左ボディブローで勝負あり。試合タイムはなんと彪太朗よりも1秒早いKO決着だった。


第8試合

58.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田彪太朗シーザージム/SB日本フェザー級王者

vs

オートー・ムアンパープーンタイ/ノーナクシンムエタイジム/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位、元ムエサイアム認定タイ中部フライ級王者

KO 1R1分26秒 ※左ボディブロー


今年4月のシリーズ第二戦で川上叶との大接戦を制してSBのベルトを腰に巻いた彪太朗。ラジャダムナンスタジアム元ランカーのオートーを相手にムエタイ初対決を迎えた。

1R、左右のミドルを飛ばすオートーに、彪太朗は正面から打ち合いを仕掛けて応戦。彪太朗が右ストレートから左ボディブローを当てると、オートーは悶絶し立ち上がれず。彪太朗が衝撃KO決着でインパクトを残した。


第7試合

SB日本バンタム級(-52.5kg契約) オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

佐藤執斗グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者

vs

サンチャイ・TEPPENGYMタイ/TEPPEN GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者

KO 2R1分46秒 ※


2021年10月にサンチャイと対戦し判定負けをしている佐藤がOFGマッチでのリベンジマッチ。1R、佐藤に蹴り足をキャッチしたサンチャイは左フックを当てダウンを奪う。2R、巻き返しを狙う佐藤は左フックを当てダウンを奪い返した。ダメージの残るサンチャイだが、首投げを華麗に決めてシュートポイントを奪う。大盛り上がりの展開の中、佐藤は再び右フックでダウンを奪い、さらにパンチ連打でダウンを追加して逆転KO勝ちした。


第6試合

-68.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

イモト・ボルケーノグラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者

vs

芦田崇宏BRAVE/第8代DEEPフェザー級王者

延長判定3‐0 ※三者とも10‐9 ※本戦は三者とも30-30の判定0‐0


ボクシングをベースに、ボクシングでは高校時代にインターハイと国体に出場経験を持つMMAファイターの芦田は1Rから左ハイをかすめてイモトを驚かす。2R、芦田はタックルを仕掛けてテイクダウンを仕掛ける場面もあったが、イモトは冷静に右ミドルなどの攻撃を返していく。3R、芦田は左ハイ、パンチの手数を増やすも、イモトはクリーンヒットを許さない。本戦はドローとなり、延長Rへ。イモトが右ハイ、ストレートを当てる場面も増え、最後にフロントチョークを極めたところで時間切れ。イモトが接戦を制した。


第5試合

-63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

基山幹太BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本ライト級2位

vs

伊藤空也BRAVE/元GRACHANバンタム級王者

判定2‐0 ※30‐29、30-30、30-28


4月大会でSB香港支部の新鋭・向籽羲に判定勝ちした基山が、MMA団体「GRACHAN」元バンタム級王者の伊藤とOFGマッチで激突した。1R、伊藤は組み付いて投げにトライするなど積極的な攻め。基山は組み付きに合わせてヒザを当てる。2R、基山は左ミドル、パンチで攻め込み、伊藤は蹴り足キャッチからの投げにも行くが失敗に終わる。3R、基山はリーチを活かしたロングの攻撃を当てペースを握り、伊藤も左右フックで前進するが決定打はない。判定3‐0で基山が判定勝ち。 


第4試合

63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

奥田啓介ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM

vs

銀・グラップリングシュートボクサーズジムGSB大須MACS

TKO 2R1分41秒 ※ドクターストップ


1R、銀は伸びのある左ストレートでいきなりダウンを奪う。さらに右ストレートでダウンを追加した銀は、2Rも勢いは止まらない。銀河パンチで追加のダウンを奪ったところで、右まぶたをカットし流血の奥田にドクターチェック。これでストップとなり、銀がTKO勝ちした。


第3試合

46.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

MISAKITEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者

vs

ホンヨック・パッサノンジムタイ

KO 1R1分43秒 ※左フック


二連敗中のMISAKIが、25勝12敗1分の戦績を持つホンヨックを相手に再起戦。1Rゴングと同時に仕掛けたMISAKIはホンヨックをコーナーに追い込んで左右のラッシュへ。MISAKIがとどめの左フックをクリーンヒットさせると、ホンヨックは立ち上がれず。MISAKIがKO勝ちで復活をアピールした。


第2試合

-68.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

村田義光シーザージム/SB日本ウェルター級1位

vs

青谷秋未正道会館健明館/S-BATTLEミドル級王者

判定3‐0 ※三者とも30‐28


1R、投げ狙いの青谷は低い構えを見せ、村田は掴んでのヒザで対抗。2Rもスープレックス狙いの青谷に、村田はディフェンスしヒザを当て、フロントチョークでキャッチポイント1を獲得。3Rも、冷静に対処する村田はパンチ、ヒザを当て判定勝ちした。


第1試合

60.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

手塚翔太Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位

vs

土井涼雅GSB多治見

判定3‐0 ※30‐27、30-26、30-25


1R、スピード溢れる打ち合いの中で手塚が土井をコーナーに詰めて圧倒。2Rも手塚が追い込むが、土井の強打を被弾し鼻血を出す。終盤には手塚が左ボディで遂にダウンを奪う。3R、バックドロップも決めてシュートポイント2を奪った手塚はその後も打撃で圧倒し、大差を付けて判定勝ち。


オープニングマッチ第2試合

53.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長2R

小林大樹龍生塾

vs

アン・ジョンホ韓国 ※風太(岡山ジム)は減量中の体調不良により欠場

KO 1R3分 ※左ハイキック


小林と対戦予定の風太(岡山ジム)が欠場のために、急遽、11戦3勝(1KO)8敗のジョンホが代替出場。1Rから左ストレートをヒットさせる小林はボディにも攻撃を散らして主導権を握る。下がる一方のジョンホに左ハイキック。この一発で戦意喪失させた小林がKO勝ちした。


オープニングマッチ第1試合

57.0kg契約
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

魅乃麒ROAD GYM TEAM CRAZY DOG’s

vs

石井拓也TEAM FOREST

TKO 3R38秒 ※レフェリーストップ


3戦1勝2敗の魅乃麒とデビュー戦の石井の一戦。1Rから激しい打ち合いが繰り広げられる中、石井が早くもダウンを奪う。2R、圧力と手数で上回る魅乃麒が2Rに2度のダウンを取り返し、3Rもラッシュは止まらずレフェリーがストップ。魅乃麒がTKO勝ちした。






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