シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 2023 シリーズ Final -Start towards 40th anniversary-

2023年11月14日(火)東京・後楽園ホール

海人がマサロ・グランダーを1RKOでRISE出撃アピール、笠原兄弟もKO共演

第8試合

70.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)

vs

マサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym/King of Kings -65kg級王者)

KO 1R2分48秒


8月のGLORY世界ライト級タイトルマッチで王者ティジャニ・ベスタティに敗れた海人が再起戦、K-1で活躍したグランダーと対戦した。1R、開始早々に海人は右カーフキックを効かせると、グランダーも強打を返して海人を驚かせる。海人は右カーフを当て、左の三日月蹴りから左のテンカオ。この一発で倒れたグランダーはうずくまり、海人がKO勝ち。GLORY王座再挑戦を狙う海人は「12月のRISEとGLORYとの対抗戦のもうひと枠に僕を加えて欲しいです。世界にはまだまだですけれど、絶対に世界一になるので僕に力をください」と12月のRISE参戦をアピールした。


第7試合

64.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)

vs

スーパーボール・ティーデ99(タイ/元プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者)

KO 1R3分


ONEで現在3連勝中のムエタイ強豪スーパーボールと対戦した笠原兄。1Rからプレスをかける笠原は左ボディ。スーパーボールは左ミドルを当て距離を取るが、構わず前に出る笠原はロープ際に詰めて左ボディから左フック。これで崩れたスーパーボールは悶絶し、笠原が豪快にTKO勝ち。マイクを握ると「笠原は「スーパーボール選手は凄く強くて、Twitterでは笠原弘希にって大きすぎる壁と言われましたが、どんなもんじゃい! グローブでもOFGでも頂点に立つ自信があるので、立ち技最強トーナメントを来年大きい会場でやりましょう」と日本最強決定トーナメント開催をアピールした。


第6試合

61.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)

vs

スナイ・ミフター(マケドニア/Mike’s Gym/MKFライト級王者)

TKO 3R1分5秒 ※ドクターストップ


1R、初の欧州系ファイターとの対戦となる笠原はスピードあり攻撃を見せてミフターを圧倒。2Rには、笠原がヒザ蹴りでダウンを奪う。立ち上がるミフターを、コーナーに詰めて連打を浴びせ、2度目のダウンを奪った。3R、勢いの止まらない笠原はヒザ蹴りでダウンを追加。ミフターは頭部を大幅にカットし出血したために、レフェリーがストップ。勝利した笠原は大晦日のRIZINで梅野源治との対戦をアピールした。


第5試合

58.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)

vs

テーパプット・シンコウムエタイ(タイ/新興ムエタイジム/元タイ7chスーパーフェザー級王者)

判定3-0 ※三者とも30-28


ここ数年は日本のトップファイターを相手に負けなしのテーパプットと対戦した12戦無敗の山田。1R、回転の速いパンチを次々とヒットさせる山田は腰投げでシュートポイントを奪取。2Rも山田がパンチを当てていくも、テーパプットは組みのうまさで連打を許さない。3R、強烈な左ボディを当てる山田だが、テーパプットは顔色変えず首相撲を仕掛けていく。最後まで攻める山田だが、うまさの光るテーパプットを仕留めきれず。山田が判定勝ち。


第4試合

58.0kg契約 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)

vs

ヨードタノン・オー.サンスック(タイ/MAX MUAYTAHIフェザー級トーナメント王者)

判定3-0 ※30-29.30-28.30-28


1R、山田はボディ集中打だけでなく、組みに来るヨードタノンにアッパーを突きあげるなどスピード溢れる攻撃で圧倒する。しかし、2Rになるとヨードタノンは徹底して首相撲を仕掛けて削っていく作戦に。投げにもチャレンジし、山田はなかなかペースを握れない。3Rもヨードタノンの組み付きに手を焼く山田だが、随所でパンチを当てる。ヨードタノンを最後まで倒せなかったが、山田がフルマークの判定勝ちを収めた。


第3試合

53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ名古屋/SB日本バンタム級王者)

vs

(TARGET/RISEスーパーフライ級5位)

2R終了時 TKO


昨年12月のSBとRISEの合同興行で対戦している両者。この時は佐藤が1RKO勝ち。11カ月ぶりの再戦はOFGマッチで行われることになった。1R、開始から激しく打ち合う両者。佐藤は大振りの右フックを振り回してダウンを奪う。フルパワーで打撃を出すことで消耗が激しくなった佐藤は2Rになると攻撃力が半減、逆に翼がパンチを当て始めダウン寸前まで追い込んでいく。それでも攻撃を止めない佐藤は右フックでダウンを奪う。さらにパンチを当てる佐藤は左フックでダウンを追加。翼は立ち上がるもフラフラだったために、レフェリーがストップした。


第2試合

SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ 
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり

坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位)

vs

関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)

判定3-0 ※29-27.29-26.29-26


DEEP、ONE、RIZINで戦績を重ねてきたプロレスラー兼MMAファイターの関根がSB初参戦、坂本とヒジありのOFGマッチフルルールで対戦した。約20kg差も重い関根は1Rから体格差を活かした戦いで組み付いては投げにトライ。坂本はローを当てていき、パンチでカットに成功。2R、パンチの打ち合いで関根が右フックを当ててダウン奪取。3Rには、坂本が打ち合いの真っ向勝負も、関根はバックドロップでシュートポイントも追加。関根が判定勝ち。前日計量での約束通り、この一戦は敗者髪切りマッチとなったために、坂本はバリカンで頭を剃られる結果となった。


第1試合

46.5kg契約 
エキスパートクラス特別ルール

MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者)

vs

チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)

判定3-0 ※30-27.30-26.30-25


K-1との交流戦初戦で送り込まれてきたチャン・リーをMISAKIが迎え撃った一戦。1R、チャン・リーは手を伸ばした構えから右ストレートを放つリーチ差を活かした戦い。MISAKIは右カーフ、右ストレートとアグレッシブな攻めで追い込む。2R、パワフルな攻めを見せるMISAKIは遂に右フックでダウン奪取。鼻血を出して劣勢のチャン・リーだが、右ストレートを当ててMISAKIを苦戦させる。3R、MISAKIはK-1ルールにはない組んでのヒザで削っていき、パンチも当てる。チャン・リーは右ストレートを当てる場面もあったが、MISAKIは手数を減らすことなく前進。大差を付けてMISAKIが判定勝ちした。



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