SHOOTBOXING 2023 YOUNG CAESER CUP CENTRAL #33/MAX FC “DEAD or ALIVE 07”
2023年11月19日(日)愛知・ホテル勝川
【奧山貴大がOFGマッチで衝撃TKO勝ち!風間大輝はムエタイ強豪下す】
第9試合
68.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
奧山貴大NEXSPORTS/GSB/SB日本ウェルター級王者
vs
青谷秋未健明館/正道会館豊橋/S-BATTLEミドル級王者
TKO 2R1分27秒 ※パンチ連打
奧山は長らくSB日本ウェルター級トップ戦線で活躍し、昨年6月のSB日本ウェルター級王座決定戦で村田義光と対決。奥山は柔道仕込みの大腰で2度のシュートポイントを奪うなどで差を付けて念願の王座を獲得した。前戦となった5月には、MAXFCランカーのチェ・ヒョンソクと対戦し、3度ダウンを奪う大差を付けて判定勝ちしている。
対する青谷は重戦車のようなじりじりとプレッシャーをかけて前進し、相手を削っていくタフファイター。今年6月のSBで村田義光と激闘を繰り広げ、今回は2度目のSB参戦となる。
1R、奥山が鋭い左ジャブを伸ばし、右カーフキック。青谷は頭を振りながら、左フックやジャブを放つ。奥山が左右フックからアッパーを放ち、近距離に。青谷はやや被弾したが、左フックをリターンする。2R、勢いに乗る奥山が強烈なパンチを立て続けにヒット、ヒザ蹴りを顔面へ突き上げて最初のダウンを奪う。青谷は左右フックを放つが、パンチを交わす奥山は左右連打、ストレートの嵐!ヒザ蹴り2発も顔面に当てて、2度目のダウンを奪う。最後はパンチ連打、左右フック、ストレートが立て続けに入ったところで、レフェリーが試合をストップ。奥山が衝撃KO勝ちで、メインイベントを締めた。
マイクを持った奥山は「初めてのOFGということでだいぶ緊張しました。KOで勝つことが出来て良かったです。ありがとうございます。今日もたくさんの方が応援に来てくれて、力になりました。気を付けてお帰り下さい」と集まったファンに呼びかけた。
第8試合
71.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
JETペットマニーイーグルタイ/矢場町BASE/元MAXMUAYTHAIミドル級王者
vs
風間大輝橋本道場/SB日本スーパーウェルター級3位
判定0-3 ※28-30、28-30、28-29
JETは名古屋在住のムエタイファイターで、元MAXMUAYTHAIミドル級王者。長身から繰り出されるミドルキック、クリンチワークを武器とする。対する風間は、RYOTAROに敗北して以来の再起戦となる。
1R、風間が与座キック(奥足への前蹴り)や右カーフキックを積極的に出す。JETがヒジ打ちを放ってしまい、警告が与えられる。風間は左ボディフック、JETは右ミドルを放つ。2R、JETが右ハイキック、一方の風間は右ローを多用する。JETが前蹴り、ワンツーを伸ばすと、風間は三日月蹴り。すると、風間が前方への投げでシュートポイント1を獲得。3R、JETが左右のミドルキックを強打、組んでのヒザ蹴りを見舞う。対して、JETの組みには投げを狙う風間。JETが右のテンカオを放つが、風間が首投げでシュートポイントを追加する。JETは淡々と首相撲からのヒザ蹴りを当て続けていった。ジャッジは1者がドローと付けるも、2者が風間を支持。風間が判定勝利を収めた。
第7試合
SB日本ライト級ランキング戦
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
金ちゃんK-Style/SB日本ライト級5位
vs
ドン冷え貴哉メイニッシュボクシングジム/元ACCELライト級王者、S-BATTLEライト級王者
判定0-3 ※27-30、27-30、27-30
金ちゃんはデビュー後、RIZINファイター・奥田啓介などを下し、戦績は3勝(2KO)。対するドン冷えは元ACCELライト級王者、S-BATTLEライト級王者の肩書きを持つ。
1R、金ちゃんがいきなり左右フック連打、ドン冷えは組んでのヒザ蹴りで対抗する。ガードを下げて、ワンツーを見舞う金ちゃん。ドン冷えはフロントチョークを狙いながら、首相撲で対抗する。終盤、ドン冷えが首投げでシュートポイント1を獲得。2R、金ちゃんが回転力のあるパンチを見舞う。ドン冷えは打ち合いには付き合わず、首相撲と投げ狙いを徹底。ドン冷えが首投げでシュートポイント1を追加、さらに金ちゃんをコーナーに詰めて、ヒザ蹴り連打で攻勢に。3R、ガードするドン冷えは、首相撲からのヒザ蹴りで追い詰める。疲れが見える金ちゃんに、ドン冷えが首投げでダメ押しのシュートポイント1。ドン冷えがSBルールを効果的に使い、首相撲と投げで圧勝した。
第6試合
SB日本フェザー級ランキング戦
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
土井涼雅GSB多治見/SB日本フェザー級5位
vs
辰樹Y’ZD GYM
判定2-0 ※27-27、28-27、28-27
1R、身長で優る土井が右ストレートやミドルと攻撃を出す。辰樹はサウスポーで左のカウンターやボディ打ちなどの手数を出す。2R、土井は前進して右アッパー、右ストレート。辰樹は奥足へのローキック、インローを散らし、カウンターのフックをドンピシャで合わせてダウン奪取。3R、後がない土井は圧巻の右ストレートをクリーンヒットさせ、ダウン奪い返す。両者とも近距離でフック、ストレートで打ち合う。終盤、土井が打ち合いの中で華麗な投げを決めて、シュートポイント1を獲得。このポイントが勝敗を分け、土井が2-0で判定勝ち。シュートボクサーの意地で辰樹を振り切った。
第5試合
SB日本バンタム級ランキング戦
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
小林大樹龍生塾/SB日本バンタム級3位
vs
羽田翔太キックスターズジャパン
TKO 2R2分39秒 ※パンチ連打
1R、小林がサウスポーから左ストレート、左右フックとキレのある攻撃を出す。羽田は手数こそ少ないが、随所で右ローを返す。終盤、小林が絞め技でキャッチポイント獲得した。2R、小林が一気に距離を詰めて、左から右フックを豪快にクリーンヒット、羽田を吹っ飛ばしてダウンを奪う。ダメージは明らかな羽田に、最後は小林が猛烈パンチ連打!様子を見たレフェリーがストップした。小林が圧巻KO勝ちでインパクトを残した。
第4試合
68.0kg契約 SBスーパーウェルター級
スターテイングルール 2分3R延長2R
竜也CRISSCROSS
vs
宮本fulcon大樹納屋橋キック
KO 3R27秒 ※フロントチョーク
1R、竜也が破壊力のあるパンチで攻め続け、右ストレートをクリーンヒット、ミドルを蹴り込みダウンを奪う。さらに竜也が首投げでシュートポイントを獲得する。2R、宮本は挽回したいが、竜也が顔面ヒザ連打でダウンを追加。更に竜也はテクニカルな投げでシュートポイントを追加し、宮本を圧倒。3R、竜也が鋭いパンチを当てて、圧巻のフロントチョーク。最初は耐えていたが、宮本が無念のタップ。竜也が圧倒的な実力を見せつけ、KO勝ちを収めた。
第3試合
SB日本スーパーフェザー級
スターテイングルール 2分3R延長2R
田中秀汰K-STYLE
vs
金子徹哉BELLWOODFIGHTTEAM
判定1-2 ※26-28、28-27、26-28
1R、田中は右ストレートからヒザ蹴りを連動させる。動き回る金子はローを返すが、このラウンドは田中のパンチとヒザ蹴りが目立った。2R、金子は右カーフキックを多用、田中の右ストレートが何度も入る。しかし、金子が後方への投げ、前方への投げを2度決め、シュートポイントを積み重ねる。3R、田中がワンツーからヒザ蹴り、バックスピンキックと打撃面では攻勢に。だが金子は投げを随所で狙いつつ、田中の攻撃を凌ぎ切った。スプリット判定1-2となったが、金子が判定勝ちを収めた。
第2試合
73.0kg契約 SB日本スーパーウェルター級
スターテイングルール 2分3R延長2R
荒尾佑太パラエストラ東大阪/チーム吉鷹
vs
竹山和貴NEXイチムエ
延長1R判定2-0 ※10-10、10-9、10-9 本戦の判定は28-29、28-28、28-28
1R、竹山がサウスポーでロー。荒尾は右ミドルで快音を響かせ、近距離の顔面ヒザをヒット。2Rには竹山は後方への投げを決めて、シュートポイントを獲得。最終Rには、荒尾がボディへのヒザで逆襲に出たことで、何と延長戦へ突入する。延長Rはミドルからヒザ蹴りで攻める荒尾が攻勢に。最後はコーナーに詰めると、ヒザ蹴りで印象付けた。ジャッジ2名は荒尾を支持、延長に渡る接戦を制した。
第1試合
46.0kg契約
MAXFCルール 2分3R
坂本梨香BELLWOOD FIGHT TEAM
vs
奥村琉奈OISHI GYM
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
1Rからサウスポーの坂本が回転力のあるパンチで攻める。2Rになると、坂本は距離を詰めて、ボディへのヒザ蹴りや右フックで対抗する。3Rは打ち合いになり、パンチとヒザ蹴りの応酬に。ジャッジは割れたが、坂本がスプリット判定勝ちを収めた。
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2024年12月26日(木)
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