シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 2024 act.2

2024年4月13日(土)東京・後楽園ホール

【海人、ペットモラコットとの再戦で勝利しリベンジ成功! 山田兄は難敵・栗秋を撃破】

第8試合

SB世界スーパーウェルター級 タイトルマッチ(70.0kg契約)
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)

vs

ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ONEムエタイ世界フェザー級王者)

判定2-0 ※50-49.49-49.49-48


2月のシリーズ開幕戦でペットモラコットに判定負けした海人が、自身のSB世界タイトルを懸けてのダイレクトリマッチに臨んだ。

1R、左ミドルのペットモラコットに対し、海人もじっくりと様子見ながら左カーフ。海人はペットモラコットの攻撃に対し、すぐに蹴り返しを入れるなど一歩も退かない。

2R、ペットモラコットは左ミドルを当て徐々に組み付いて首相撲を仕掛ける展開に。前回と同じくペットモラコットが有利に崩すなどで削っていく。

3R、ペットモラコットは首相撲主体の攻めへ。海人は組まれまいと三日月蹴りなどを当てるものの、すぐにペットモラコットに組まれてしまう。4R、前回と同じく疲れを見せ始めたペットモラコットは組む展開も、海人も首相撲で対抗し、離れても右ローを当てる。

5Rはお互いに組む展開が増え、海人は組まれる前にヒジをあてるなどで反撃。お互いにヒジでカットし流血もある中、終盤にペットモラコットのヒジが海人の顔面にヒット。フルラウンドに亘る大接戦の末、勝利した海人は雄叫びを上げてガッツポーズを見せた。マイクを握った海人は「2月に負けてどうしようかなっていっぱい悩んで、また頑張ろうと思って再戦組んでもらいました。この2カ月苦しい気持ちで勝てるか不安で初めて試合で緊張して。こうやって勝てて世界最強にまたスタートできると思いました。最強になるために皆さんの力が必要です。世界最強を目指してここから1回も負けないので僕に力を貸してください」とアピールした。


第7試合

57.6kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)

vs

栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)

判定3-0 ※30-28.29-28.30-27


現在4連勝と絶好調の山田ツインズ兄の彪太朗と、KNOCK OUTの看板選手である栗秋が対戦。栗秋はこれまでに笠原弘希、植山征紀、内藤凌太のシュートボクサー勢を倒しており、今回SB4度目の参戦。

1Rから彪太朗が左ジャブを当てていき栗秋のペースを乱すと右ストレートもヒットさせていく。2R、栗秋は右カーフを当てていくが、彪太朗はペースを乱されることなくパンチのコンビネーションを返して左ボディブローを強打。

3Rも左ボディを当てる彪太朗に、栗秋は怒涛のラッシュを見せるが仕留めきれず。危ない場面を切り抜けた彪太朗はパンチの手数を返して反撃。下馬評では不利な彪太朗だったが、見事に差を付けて判定勝ちした。


第6試合

61.0kg契約  オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級4位)

vs

山浦俊一(新興ムエタイジム/元NJKFスーパーフェザー級王者)

判定3-0 ※3者とも30-29


当初出場予定だった手塚翔太が怪我のために欠場となり、代替選手として内藤が出場、“NJKFの特攻隊長”と激突した。 

1R、内藤は身体を左右に振りながら前進し細かいパンチを出すのに対し、山浦は慎重に攻撃を返す。2R、内藤は徐々に手数を増やしていくが、山浦も右ミドルを返していく。3R、階級差からか、やや疲れの見える内藤だが首投げでシュートポイントを奪う。山浦も最後まで攻撃したが決定打はない。内藤が判定勝ちで対抗戦を制した。


第5試合

SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限R

坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位)

vs

荒東”怪獣キラー”英貴(パンクラス 大阪 稲垣組)

判定3-0 ※30-29.30-29.30-27


MMA団体「GRACHAN」との対抗戦第一弾。現在3連敗中の坂本が10戦無敗のGRACHAN王者・荒東と対戦。今回は敗者改名マッチとなる。

1Rからプレスをかけて若干手数で上回る坂本は、2Rも的確にパンチを打ち分けて優勢を印象付ける。荒東は組み付いて投げにトライするも、不発に終わった。

3R、後のない荒東はパンチを出して前進するが、ヒット数で上回る坂本がペースを握らせない。判定勝ちした坂本は「改名マッチだったので“怪獣キラー”を名乗らせていただきます」と、今後、坂本“怪獣キラー”優起になり、荒東は“怪獣キラー”を没収され本名で活動することとなった。


第4試合

70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限R

風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級2位)

vs

ロクク・ダリ(コンゴ/TRI.H Studio)

判定3-0 ※30-25.30-27.30-27


現在SBで連勝し、SBを体現する男として名を広めた風間が、GRACHANからの刺客ダリを迎え撃った。

1Rはお互いに様子見の展開となったが、2Rからダリが距離を詰めてパンチを強振すると場内がどよめく。距離を詰めるダリが右フックを当ててダウンを奪った。立ち上がる風間だが、ダリの攻撃を警戒してか、手数は少ない。3R、フィジカルの差を見せ付けるかのように、ダリは風間を持ち上げて豪快にリングに叩きつけてシュートポイントを奪う。ダリが大差を付けて判定勝ち。


第3試合

46.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限

MISAKI(TEAM FOREST/SB日本アトム級王者)

vs

ホンカンラヤー・ゴー・パーサージム (タイ/チョンムロンムエタイ50kg級王者)

TKO 2R21秒 ※レフェリーストップ


RENAがRIZINを主戦場にしていることで、現在のSB女子を支えるMISAKIがタイの地方王者・ホンカラヤーと対戦した。

1Rから強打を振りながらガンガン前に出るMISAKIは、腰投げを華麗に決めてシュートポイント奪取。さらにパンチ連打で2度のダウンを奪った。2R、勢いの止まらないMISAKIはパンチラッシュから右ミドル。この一発でホンカラヤーは悶絶し、MISAKIが豪快なKO勝ちを見せた。


第2試合

55kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原直希(シーザージム)

vs

濱田海(TIA辻道場)

判定2-0 ※30-29.29-29.30-28


現在5連勝中の直希と、今回がプロ3戦目の濱田の一戦。1R、動きの硬い濱田に対し、直希は手数で優勢。2Rには打ち合いにも応じる濱田に、直希が右ストレートをヒット。3R、巻き返しを狙う濱田のヒット数も増えるが、直希は的確に攻撃を返して判定勝ちした。


第1試合

47.0kg契約 
スターティングクラスルール 2分3R延長1R

坂本梨香(BELLWOOD FIGHT TEAM)

vs

MIYU(DFC Team LEOS)

判定3-0 ※30-28.30-28.30-29


鈴木博昭主宰ジムで2戦1勝1敗の坂本と、MMA2戦のMIYUと対戦した。1Rからガツガツ前にでる坂本に、MIYUは止まらない手数を見せる。2Rも、MIYUが絶極的に左右フック、パンチの打ち合いにも応じる。3RもパンチをまとめるMIYUが最後まで手数を出し続け判定勝ちした。



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