シュートボクシング
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試合結果

SHOOTBOXING 2025 YOUNG CAESER CUP CENTRAL #36/MAX FC JAPAN“DEAD or ALIVE 10”

2025年3月30日(日)愛知・ホテル勝川

【佐藤執斗が1年半ぶりの再戦で松岡宏宜を返り討ち成功「世界最強を目指す」】

第8試合

オープンフィンガーグローブマッチ 53.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズジム/SB日本バンタム級王者)

vs

松岡宏宜(H・K・A gym/第3代KOSSフライ級級王者)

TKO 1R2分34秒 ※レフェリーストップ


 佐藤は2021年12月に伏見和之との激闘を繰り広げ、4RKOで初代SB日本バンタム級王者に。SBを主戦場にしながらキックボクシングルールやムエタイルール、あらゆる競技に対応し、今回は得意とするOFGマッチでの一戦に臨む。

 対する松岡は強打を武器に、RISEやDEEP☆KICKなどのリングで暴れ、付いたニックネームは“姫路の激闘製造機”。2023年9月にSB初参戦時には、計量オーバーでペナルティを抱えてOFGマッチで佐藤との対戦に臨み、1RKO負けを喫した。一時は引退を考えたというが、「もう一度SBのリングで戦わせてほしい」とアピールをし、昨年11月の前回大会で内藤啓人と倒し倒されの激闘を繰り広げた末に2RKO勝ちで今回のリマッチにつないだ。

 1R、佐藤は前蹴りで距離を取り、一気に距離を詰めてパンチを振り回す。冷静にさばく松岡は投げをチャレンジ。佐藤はワンツーを飛ばすと、右ストレートでダウンを奪う。勝負をかける佐藤に、松岡もパンチ連打で応戦。左右フックを振り回す佐藤は左の三日月蹴り。ボディを押さえて倒れる松岡に、佐藤が追撃のパンチを出したところでレフェリーがストップした。

 マイクを握った佐藤は「とりあえずメインで勝ててホッとしています。応援ありがとうございました。僕がGSBに入門したのがちょうど20年前で、今年GSBは20年目なんですけど、僕も20年目ということでメインイベントをやりたいと思ったので立候補しました。いつもこうやって試合ができているのも坪井代表やスポンサー、協賛の皆さんのご協力があってのことなので、ありがとうございます。僕は国内だけでなく、国外にも飛んで世界最強を目指しているので、応援してください」とアピールした。


第7試合

63kg契約 
MAXFCルール 3分3R

ヘンリー・セハス(ボリビア/SAMURAIGYM/HEAT KICKライト級王者)

vs

金ちゃん(K-style)

判定3-0 ※29-28、29-28、30-27


 セハスはRIZINに2度出場経験を持つアグレックスファイターで二冠王。対する金ちゃんは入場から会場を沸かせる激闘男として知られ、今回もキレキレの激しいダンスを披露しながら入場した。

 1R、ノーガードで挑発する金ちゃんに、セハスは右ハイ。左右フックを振り回す金ちゃんに、セハスもパンチを出して右ロー、左右フックでバチバチに打ち合う。

 2R、パンチを振り回す金ちゃんに、セハスは右ロー。疲れが見え始めた金ちゃんに、圧力をかけて前に出るセハスは右ローを当てて削っていく。

 3Rもパンチで前に出る金ちゃんに、セハスは打ち合いながも右ローを当てて判定勝ちした。 


第6試合

SB女子53.0kg契約
フレッシュマンクラスルール 3分3R延長2R

SHIORIN♡(GRATINESS/WMC日本スーパーバンタム級王者)

vs

土井乙花(グラップリングシュートボクサーズ多治見)

判定3-0 ※三者とも30-26


 SB日本フェザー級4位・土井涼雅の妹、乙花が昨年11月大会に続いて参戦、キャリアで上回る大和哲也の愛弟子でWMC日本スーパーバンタム級王者のSHIORINに挑戦した。

 1R、右ローからワンツーを飛ばすSHIORIN♡は速いパンチの連打につなげてペースを握る。土井は鼻血を出しながらも前に出るが、SHIORIN♡の連打を受けてしまう。

 2R、上下に打ち分けるSHIORIN♡に対し、土井も打ち返すが手数、ヒット数ともにSHIORIN♡が上回る。

 3R、SHIORIN♡は組んでのこかしでもペースを乱していく。土井は前に出てパンチを返していくが、SHIORIN♡は重みのある一発を次々とヒット。終了間際に右ストレート連打を食らった土井にダウン宣告され試合終了。判定でSHIORIN♡が勝利した。 


第5試合

女子58.0kg契約
MAX FCルール 3分3R

浅井春香(フリー/前ミネルヴァスーパーバンタム級王者)

vs

RINRIN(ライジング己道会)

判定0-3 ※28-29、28-29、27-30


 1R、序盤から浅井はパンチの手数を出していくが、RINRINも応戦しパンチ、組んでからのヒザ。

 2R、パンチ連打からヒザを突き刺すRINRIN。打ち合いではお互いに譲らないが、組んでの攻防ではやはり長身のRINRINが有利な展開に。

 3R、積極的に前に出る浅井に対し、RINRINも応戦しヒット数で優勢に試合を運び判定勝利した。


第4試合

SB日本スーパーバンタム級ランキング戦
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

濱田 海(TIA辻道場)

vs

魅乃麒(ストライキングジムARES)

TKO 2R2分34秒 ※レフェリーストップ


 濱田は、16歳で最年少SB女王となった女神を輩出したTIA辻道場に所属。2023年12月のSBアマチュア全日本トーナメントで優勝した数時間後にプロデビューした異色のキャリアを持つ注目株。今回は前回2月の本戦でイティポン・シットポージョーウォー戦で敗れた濱田が再起戦となった。対する魅乃麒は倒すか倒されるかの激闘ファイターで、2023年6月の本戦でKOして以来のSBのリングに登場となる。 

 1Rから両者は蹴りを交錯される中、プレッシャーをかける濱田の右ストレート、前蹴りがテンポよく当たり、魅乃麒は下がる。終了間際には、濱田「が右ストレートでダウン奪取。

 2R、濱田は左ジャブ、右ローを当て、魅乃麒は下がりながら攻撃を返す。プレスを強める濱田は右ストレートで再びダウンを奪い、ラッシュを仕掛けて右ハイ。テンカオからの右ストレートで追加のダウンを奪った濱田がTKO勝ちした。


第3試合

68.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

真言グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)

vs

義斗(fplus)

TKO 3R2分38秒 ※セコンドからのタオル投入


 1R、長身の義斗に対し、真言は接戦にインファイトを仕掛けてパンチ連打。義斗は2度、首投げをするもノーシュート。

 2R、真言はパンチを当てながら投げ狙い。逆に真言は首投げでシュートポイントを奪い、パンチ連打でダウンも奪取。終了間際にはお互いに激しく殴り合った。

 3R、プレッシャーをかける真言に、義斗はテンカオ。首投げでシュートポイントを奪った義斗は、パンチ連打から左フックでダウンを奪ったところで、真言のセコンドがタオル投入。義斗がTKO勝ち。


第2試合

SB女子48.0kg契約
スターティングクラスルール 2分3R延長1R

坂本梨香(BELLWOOD FIGHT TEAM)

vs

TSUMIKI(fplus)※プロデビュー戦

判定3-0 ※三者とも30-25


 1R、ゴングと同時に飛び出す坂本がパンチ連打を仕掛けて首投げにもトライ。終了間際に坂本がパンチのラッシュでダウンを奪った。

 2R、サウスポーの坂本は左ローも当て、パンチ連打につなぐ。TSUMIKIは防戦一方ながらも耐える。

 3R、パンチで反撃するTSUMIKIに、坂本は左ミドル、パンチ連打でペースを譲らず。終了間際にはパンチで2度目のダウンを奪った坂本が大差を付けて判定勝ちした。


第1試合

エキシビションマッチ
MAX FCルール 3分1R

土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見/SB日本フェザー級4位)

vs

岡本琉聖(RISING己道会)

勝敗なし ※エキシビションマッチのため


 当初、出場を予定していた高野天心(TEAM LIASTA)が時間内に計量をクリアーできなかったために岡本琉聖(RISING己道会)との一戦は中止。4月12日の『SHOOT BOXING 2025 act.2』で植山征紀との試合が決定しているSB日本フェザー級4位・土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)が代替出場し、岡本とエキシビションマッチを行った。

 レガース着用の両者はローの蹴り合いからスタート。終始、手数を出し合って終了。マイクを握った岡本は「試合はなくなりましたが、次のプロデビュー戦ではKO勝ちするので応援よろしくお願いします」といい、土井は「岡本選手はプロデビュー前なのに、リング上でむちゃくちゃ落ち着いていて凄いなと思いました。僕は4月に植山選手と試合をやらせていただくので応援よろしくお願いします」とあいさつした。






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