シュートボクシング
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試合結果

SHOOT BOXING 2017 act.3

2017年6月16日(金)後楽園ホール

6月16日(金)東京・後楽園ホールにて開催された『SHOOT BOXING 2017 act.3』の結果は以下のとおりです。

第9試合

メインイベント
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

鈴木 博昭

vs

海人

TKO 1R2分18秒 ※ドクターストップ


新旧エース対決として注目を集める今回の一戦は双方合意の上でヒジ打ちありルールに変更となった。1R、ガードを固める鈴木が蹴りを当て様子を探る中、海人は鈴木の前蹴りをさばき、一気に踏み込んで縦ヒジを見舞う。鈴木は額をカットし大流血、ドクターチェックが入る。再開後、傷口が広がる前に勝負を決めようと鈴木は組み付いて投げ技を仕掛ける。海人が耐えると、再び鈴木の流血が激しくなりドクターストップ。海人がTKO勝ち。マイクを握ると「鈴木さんに勝ったからといって、本物のエースになったかといったらそうでもない。65kg級は一番選手が多いので、僕がみんなを倒して本物のエースになります。前回、世界チャンピオンのザカリアに負けてるのでリベンジするまで誰にも負けませ ん。もう1回やらせてください」とアピールした。


第8試合

SB日本フェザー級タイトルマッチ
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R

深田 一樹

vs

内藤 大樹

5R判定判定2-0 48-47.48-48.48-47

1Rに右インロー、2Rには右ミドルも当てる内藤が主導権を握るも、深田は右フックをヒットさせぐらつかせ、左ストレートも当てる。手数を上げる内藤はカウンターの左フックを合わせ、距離を取りながら右ミドルを当て再びペースを握るも、4Rに強引に前に出る深田が右フックを当て遂にダウンを奪う。最終Rに逆転を狙う内藤は投げを狙うも深田に粘られてしまう。判定2-0で勝利し初防衛に成功した深田は「うちの植山(征紀)とタイトルを懸けてまたやってください。僕ももう一個欲しいので、スーパーフェザー級でやらせください」と同時二階級制覇をアピールした。


第7試合

70kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

坂本 優起

vs

小林 準

3R判定※判定2-0 ※29-28、29-29、30-29

2月に北斗拳太郎に敗れ王座陥落した坂本が復帰第一戦、老舗団体・MA日本キックで長らくランカーとして活躍した小林と対戦した。1Rから坂本はパンチ連打でひたすら前に出る展開。小林は右ローをこつこつ当てながらパンチを返していく。2Rには坂本が右アッパーを炸裂させ、タフな小林もパンチを返す。坂本が判定2-0で勝利した。


第6試合

55kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

植山 征紀

vs

竹野元稀

3R判定※判定3-0 ※30-29、30-28、30-28

1R、竹野が右ローから細かいパンチ連打につないで植山を下がらせるが、植山も左右フックを返し一進一退。2R、植山は右フック、跳びヒザ、右ハイと次々と攻撃を見せれば、竹野も同じ右ハイを返し意地を見せる。植山の強烈な左ボディ連打をもらう竹野だが、前に出続ける。3R、植山が左フックで竹野をぐらつかせるも、耐える竹野は連打を返し跳びヒザにつなげる。最後まで打ち合う激しい展開となり、植山が判定勝ち。内藤の持つ王座再挑戦に前進した。


第5試合

60kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

村田 聖明

vs

MASATO

3R判定※判定3-0 ※30-28、30-29、30-29

1Rから村田がプレッシャーをかけ強烈な右ボディを何度もヒット。距離を取りたいMASATOはパンチをまとめるが、構わず村田は距離を潰してヒザ蹴り、フロントチョークを仕掛ける。2Rも右ミドル、右ボディで削っていく村田の前に、MASATOは下がる一方。3R、村田が右ミドル、テンカオ、フロントチョークでMASATOを追い込む。MASATOは大振りのフックを返すが、村田はしっかりディフェンス。村田がフルマークの判定勝ち。


第4試合

57.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原 弘希

vs

元貴

3R判定※判定3-0 ※三者とも30-29

1R、笠原は左ミドル、右ローと蹴りを散らしながらプレッシャーをかける。2R、元貴は左ジャブから右ストレート。前進する笠原は打ち合いにも応じ左ハイ。3Rも手数の減らない笠原は左ミドル、左ハイ、右ストレート。元貴も細かい連打で対抗するが、手数の減らない笠原が危なげなく判定勝ちした。


第3試合

62.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

西岡 蓮太

vs

YUSHI

KO 2R※2分01秒 ※顔面へのヒザ蹴り

現在18歳の西岡はYUSHIの左ミドルを何度もキャッチしリズムを崩し、強烈な左ボディ。さらに右ストレートをヒットさせYUSHIは鼻血を出す。勢いに乗る西岡はテンカオを顔面に突き刺しダウンを奪うと、2RにもテンカオをYUSHIの顔面にヒット。YUSHIは立ち上がれず、西岡がKO勝ち。マイクを握ると「これで2連続KOです。1位の海人選手に負ける気がしないので、海人選手とタイトルマッチいかがですか? 絶対勝つのでよろしくお願いします」とアピールした。


第2試合

70kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

奥山 貴大

vs

マツシマ タヨリ

KO 3R2分

マウスピース紛失による遅延行為で奥山はレッドカード(減点1)からのスタート。1R、相手の出方を伺うマツシマに対し、奥山は右ローをこつこつ当てて行く。2R、マツシマは奥山の蹴り足をキャッチして投げを狙うも粘られる。距離を取る奥山はローを当ててペースを握り、マツシマに組み付かれても投げに対処していく。3R、ゴングと同時にパンチラッシュを仕掛けるマツシマ。冷静にディフェンスする奥山は右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。焦るマツシマは強引な攻めを見せると、奥山は再び右ストレートを浴びせKO勝ち。マツシマは8戦目で初黒星を喫した。


第1試合

68.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

チングン新小岩

vs

キム・ジミン

TKO 4R※終了時セコンドからタオル投入 ※本戦は三者とも28-28

1R、右ローとパワフルなパンチで前に出るジミンに、チングンは打ち合いに応じ右ストレート。前方への投げでシュートポイントを奪う。2R、強引に詰めるジミンは左右フックをお見舞いし、チングンからダウン奪取。焦りが見えるチングンは、3Rにスタミナ切れのジミンに対しヒザ蹴り連打、フロントチョークを仕掛けていく。本戦では引き分けとなり、延長戦へ。ジミンのセコンドからタオルが投入され、チングンがTKO勝ちした。






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