シュートボクシング
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試合結果

SHOOT BOXING 2018 act.1

2018年2月10日(土)後楽園ホール

第10試合

SB日本スーパーライト級(65.0kg)
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジあり

海人

vs

タップロン・ハーデスワークアウト

KO 4R4分36秒


2018年シリーズ開幕戦のメインを飾るのは、新エースとなった海人。過去、鈴木博昭に3戦3勝、MASAYAをKOに葬っている“SBキラー”のタップロンと対戦した。1Rは互いに様子を見ていたが、2Rにタップロンの右フック強打で海人が一瞬グラつく。この一撃で海人は試合後までの記憶が一切なくなったという。それでもファイターの本能で戦いを続ける海人は、パンチでボディを攻めていく。タップロンは的確で強い左ミドルを蹴り、パンチにつなげる。ややタップロン有利な展開で進む中、4Rに海人が右ヒジをヒットさせ、右ボディストレートを突き刺す。その直後、ボディストレートをフェイントにしての右フックがクリーンヒット。すかさずパンチでラッシュをかけた海人が首相撲からヒザ蹴りを連打するとタップロンはダウン。立ち上がることが出来ず、海人がSBキラーをKOで葬った。


第9試合

セミファイナル 59.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジあり

村田 聖明

vs

深田 一樹

延長6R判定判定3-0 ※10-9×3

SB王者対決となったセミファイナル。両者は2015年12月に対戦し、当時7戦無敗の快進撃を続けていた村田の連勝を深田がダウンを奪ってストップした因縁がある。今回はヒジありルールで行われ、両者とも1Rから組み合うとヒジの応酬を繰り広げた。深田は大きく踏み込んでのパンチから組み付き、ヒジを打つ。3Rに鼻から大量出血した村田だが、接近戦でのヒジの打ち合い、離れるとストレートの当て合いで両者譲らない戦いが続く。本戦はやや深田有利もドローとなり、延長戦へ突入。両者はいきなりパンチでの打ち合いを見せたが、ここで村田が右ミドルを的確にヒットさせていき、徐々に深田の手数が減っていった。村田が手数で上回り、判定勝ちで接戦を制した。


第8試合

64.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジあり

鈴木 博昭

vs

山口 侑馬

KO 2R2分53秒 ※スタンディングチョークスリーパー

互いに連敗中であり、再浮上を目指すため勝利が欲しいところ。特に山口は兄の裕人が鈴木に敗れているため、その敵討ちというテーマもある。1R、鈴木はジャブ、前蹴り、左ミドルで距離を取り、左ストレートにつなげる。山口は左右フックを叩きつけて鈴木にガードを固めさせると、ヒジとレバーブローを打ち込む。2R、早くも勝負をかけた山口が左右フックで前進してヒジを狙うが、鈴木はそれをよく見てかわし、左ストレートを当てると離れて左ミドルを蹴る。さらに前へ出てこようとした山口に、鈴木は組み付くとバックを奪いスタンディングチョークスリーパー。意表をついた技に山口は対応できず、鈴木の腕が首に深く食い込み、鈴木のKO勝ちとなった。鈴木はマイクを持つと、4月からのKNOCK OUTスーパーライト級トーナメントで優勝し、ベルトを持って帰って来ると宣言した。


第7試合

SB日本女子ミニマム級タイトルマッチ(48.0kg)
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジあり

MIO

vs

MISAKI

5R判定判定2-0 49-48.49-49.49-47

MIOの初防衛戦の相手は、J-GIRLSミニフライ級王者でもあるMISAKI。両者は2016年6月に対戦し、MIOが貫録の勝利もMISAKIの健闘が光った一戦だった。迎えた再戦、MISAKIはいつも通り1Rから前へ出て手数を出して攻めていく。しかし、このMISAKIの戦い方はMIOも十分知り尽くしている。MISAKIが前へ出てくると、そこへ右のパンチ、顔面前蹴りを合わせて機先を制する。さらにワンツーからの首投げでシュートポイントを奪った。2R以降、挽回しようと前へ出て手数を出すMISAKIにMIOはやりづらそうだが、MISAKIの突進に下がらずパンチを返していく。最終5R、MISAKIのボディ攻めで苦しそうなMIOだったが、強い右のパンチを打ち込む。MIOの強打か、MISAKIの手数かとなったが、シュートポイントの差もあり、判定2-0の辛勝でMIOが初防衛に成功した。


第6試合

SB日本スーパーウェルター級(70.0㎏)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

北斗拳太郎

vs

忍アマラ―

延長4R判定判定2-0 10-9 10-10 10-9

忍は2001年に来日して国内キックボクシング団体でトップ選手として活躍。2006年からはK-1 WORLD MAXに参戦して、アンディ・サワーやブアカーオらとも拳を交えた。今後は母国モンゴルでSBを広め、選手を育成するため、まずは自分がSBで試合をすることにしたという。迎え撃つは日本スーパーウェルター級王者の北斗。1Rから忍は強烈な左フックを放つ。北斗も右ストレートをヒットさせると、忍は猛然とフックで反撃して来る。2Rはその強打を警戒してか、北斗の手数が減ってしまう。3R、北斗が右ストレートと左フックで攻めるが忍も負けじと左右フックで反撃し、本戦はドロー。延長戦に入ると、パンチで前に出る北斗へ忍は強い左右ミドルを何発も命中させる。北斗は再三投げを仕掛けるが失敗に終わり、判定勝ちで忍が現役王者を破る番狂わせを演じた。


第5試合

67.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

チングン新小岩

vs

喜入衆

3R判定判定3-0 29-27 29-27 28-27

1R、開始早々にチングンが強烈なソバットをお見舞いし、喜入が大きく吹っ飛ぶ。その後もチングンが豪快な首投げでシュートポイントを奪う。2R、積極的に首投げを仕掛けるチングンは強打を当て主導権を握る。喜入は右ローを当てるも攻めあぐねてしまう。3R、左右フックを当てる喜入に、チングンは再び投げでシュートポイント奪取。喜入も首投げでシュートポイントを取り返したが、チングンが判定勝ち。これでチングンは7戦無敗に。


第4試合

58.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原 弘希

vs

浜本“キャット”雄大

3R判定3-0 30-28 30-28 30-27

1Rからプレッシャーをかける笠原は左ミドルからパンチにつなぐ。浜本は下がる一方で手数は少ない。2Rも、笠原が左ミドル、長いリーチから繰り出す左ストレート、ボディブローと多彩な攻めを見せる。浜本も左フックを当て返すが、ペースを掴めない。3R、手数の落ちない笠原だが、タフな浜本を仕留めることは出来ず。笠原が大差を付けて判定勝ちした。


第3試合

SB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

植山 征紀

vs

内藤 凌太

3R判定2-0 30-29、29-29、30-28

1Rから接近戦を仕掛ける植山が左右ロー、左ボディブローで主導権を握る。2R、内藤もワンツーを返していくが、植山は強打を当て優勢を印象付ける。3R、内藤は打ち合いの中で左ハイを混ぜながら逆襲も、植山はアッパーなど的確に攻撃を当て続け判定勝ちした。


第2試合

SB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

伏見 和之

vs

川上 叶

KO 延長4R1分10秒

1R、左インローでペースを掴む川上は打ち合いでも左ストレートを当てる。2R、接近戦を仕掛ける伏見が左ボディ、左フックを当て流れを変える。3Rはお互いに打ち合い、本戦はドロー。延長戦でも打ち合いとなり、川上が左ストレートでダウンを奪う。最後に飛びヒザをクリーンヒットさせKO勝ちした。


第1試合

SB日本スーパーバンタム級(55.0kg契約)
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R

笠原 友希

vs

内藤 啓人

KO 1R2分48秒

1R、蹴り主体の攻防の中、笠原が左ミドルを次々と当てペースを握る。笠原が連打から左ストレートを浴びせてダウンを奪う。最後に内藤をコーナーに詰めて右フックでKO勝ちした。






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