シュートボクシング
試合結果

SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY“CAESAR TIME!”

2015年8月22日(土)大田区総合体育館

第12試合

SB世界スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦

クリス・パヤ

vs

鈴木 博昭

3R判定3-0


1R、互いにローを出すと、バヤのパンチに鈴木はハイを見せる。静かな立ち上がりから鈴木が左ハイをヒットするとフックから組み、投げに成功。シュートポイント1を奪取。終盤にも蹴りから入ると背負い投げにトライするが、これはわずかに崩れる。2R、開始直後にバヤがジャブをヒット。パンチの攻防からバヤも投げにトライ。鈴木は左右パンチから左フック。バヤは右ミドルを出すが、鈴木はコーナーで左右パンチ連打。終盤、バヤが右アッパーから右フックをヒット。3R、鈴木の左ローに体勢を崩すバヤ。ヒザ、ボディを出すバヤに、鈴木はフック。バヤはパンチからヒザで攻める。2分過ぎ、コーナーに詰めた鈴木は左右パンチを連打。バヤは右ストレート。鈴木が投げに行こうとするも崩れたところで試合終了。判定はシュートポイントも奪った鈴木がジャッジ全員の支持を獲得。鈴木がトーナメントを制し、世界王座を獲得した。


第11試合

シーザー武志還暦記念スペシャルエキシビジョンマッチ

シーザー武志

vs

アンディ・サワー

エキシビションのため勝敗なし

テーマ曲とともに赤いガウン姿のシーザーが花道に現れると、場内からは大歓声が上がる。さらに歌手の山本譲二さんが「君が代」を斉唱。ゴングが鳴るとシーザーはパンチから左右ローを放ち、組むと投げに成功しシュートポイント1を奪取。ローからパンチ連打で動きが止まったサワーにシーザーはラッシュをかける。サワーもパンチを返すが、シーザーの猛ラッシュの前にぐらつく場面も。足を止めての打ち合いで何度もサワーがぐらついたところでゴング。場内から万雷の拍手が贈られた。


第10試合


エキスパートクラス特別ルール

宍戸 大樹

vs

吉本 光志

TKO 延長2R1:14 出血によるレフェリーストップ

1R、宍戸はゴングと同時に飛びかかる。その後蹴りあいの中から宍戸がジャブ、バックキック、バックブロー、ヒザと攻勢。一度は下がった吉本だが、後半に復活するとロー、パンチで反撃。2R、宍戸はアッパーも交えて攻め続けるが、中盤からボディとジャブ、ストレート、ヒザで吉本が攻勢。しかし終盤には宍戸がアッパーやローで挽回。3R、宍戸がパンチとミドルで出ると、両回転のバックブロー。しかし吉本もテンカオ、ローを打ち込む。半ば過ぎには宍戸がパンチからバックブロー、バックキック。吉本はパンチ、ヒザで応戦し、宍戸は終了間際にバックブローを連発。判定は1者が吉本を支持してのドロー。延長ラウンド、宍戸がバックブロー、アッパー、ヒザと攻めれば、吉本はパンチからテンカオ、ローで反撃。接近戦に活路を見出した宍戸は組んでパンチ、ヒザを繰り出すが、吉本もミドルを連発するなど反撃。互いの攻撃が途切れないままラウンドは終了、判定は再び吉本に1ポイントのドロー。再延長、宍戸は組んでヒザを連打。吉本はパンチを返すが、宍戸は再び捕まえてヒザ。吉本はこれで顔面を負傷しドクターチェックが入る。診断の結果ストップがかかり、試合終了。宍戸が大激闘を制し勝利をもぎ取った。


第9試合


エキスパートクラス特別ルール

坂本 優起

vs

北斗拳太郎

延長2R判定2-0

1R、パンチからローにつないでいく両者。北斗はフックからヒザ、坂本はジャブからロー、ボディ。組むと北斗が投げにトライ。終盤には両者のパンチが交錯。2R、北斗がローから左右フック。しかし組んだままの北斗に坂本はパンチで反撃。北斗はヒザ、坂本はミドルも繰り出す。終了間際、北斗は右ハイ。3R、両者スピードを上げての攻防の中、今度は坂本が投げにトライ。北斗は左フックから右ハイ。終盤にかけても打ち合いが展開され、お互いにフックを叩き込んで試合終了。判定は3者ともイーブンでドロー。延長ラウンドは序盤からフックの打ち合いに。両者投げも狙う。北斗はニールキック。後半にかけては坂本のパンチがヒットする場面が増えるが、北斗も右ハイ。再度の判定は三者三様でドロー、再延長に突入。さらに激しい打ち合いとなる中、投げも狙っていく北斗は中盤からヒザ、ミドルも多用。ラスト10秒は坂本がフックを打ち込み、北斗は右ハイをヒット。判定は2者が北斗を支持。北斗が敵地で5Rにわたる激闘を制した。


第8試合


エキスパートクラス特別ルール

南国超人

vs

羅王丸

KO 2R0:39

1R、パンチとローの応酬から南国が出るとヒザ、パンチ連打、ハイと畳み掛ける。羅王丸もローを返すが、南国はヒザ、ロー、パンチ連打と攻撃を続け、終了間際には投げでシュートポイント1も奪取。2R、開始からほどなくして南国の右ストレートで羅王丸がダウン。立ち上がれない羅王丸にレフェリーが試合をストップ。南国超人が完勝を収めた。


第7試合


エキスパートクラス特別ルール

海人

vs

土屋 大喜

延長1R判定2-0

1R、開始と同時に土屋はダッシュするとタックルからハイを見せる。その後もフック、アッパーを繰り出す土屋に、海人はパンチ、ローで応戦。土屋は左フックをヒット。中盤、海人は左ストレートでダウンを奪うが、倒れた土屋を蹴り、レッドカードが出されて減点1。土屋は組んで投げを狙うが、海人はロープに腕をかけて防御。海人は右ストレートもヒット。2R、海人は回転の速いパンチから右ストレート、左ハイにつなぐ。土屋はタックルから持ち上げて後方に投げ、シュートポイント2を奪取。その後も土屋はタックルを狙っていくが、海人はストレート、ハイをヒット。3R、序盤からタックルで詰める土屋は再び投げるもロープに体がかかり、ポイントにはならず。パンチとローで応戦していた海人は終盤にヒザもヒット。判定は1者が海人を支持するもドロー。延長ラウンド、低いタックルにいった土屋にイエローカード。土屋の投げ狙いと海人の打撃が交錯する展開の中、土屋が肩固めに入りかける場面も。終盤に土屋が投げるもポイントにならず、終了。判定はジャッジ2者が海人を支持。海人が総合格闘技の実力者を制した。


第6試合


エキスパートクラス特別ルール

二田水 敏幸

vs

小宮山 夕介

3R判定3-0

1R、小宮山はサイドキック、前蹴りを繰り出し、中盤以降は距離を取りながらハイ、バックスピンハイを決める。2R、二田水が詰めてくると小宮山はパンチでも応戦しつつ、ロー、顔面へのサイドキックを当て、終盤にも右ハイをヒットする。3R、突っ込んでくる二田水に小宮山はロー、さらに抱えるとフロントチョークを狙いにいく。二田水は組んでヒザを出すが形勢逆転にまでは至らず。小宮山が判定で勝利した。


第5試合


エキスパートクラス特別ルール

MASAYA

vs

嶋田 昌洋

TKO 3R1:35 (タオル投入)

1R、MASAYAは序盤からロー、フック、ボディと素早い攻め。しかし嶋田も右フックをヒット。MASAYAは前進するとボディ、フックを集め、ローへとつなぐ。2RもMASAYAは前に出てボディ、フック、ロー。嶋田もパンチを返すが、MASAYAのボディ連打とヒザで動きが止まる。コーナーに詰めるとMASAYAの集中攻撃で嶋田にダウンが宣告される。さらにMASAYAはボディ、ヒザ、アッパーを出し続け、嶋田は二度目のスタンディングダウン。3RもMASAYAの攻撃が続くが、嶋田もフックを返す。MASAYAがさらにハイを交えて連打すると、また嶋田のダウンとなったところでセコンドがタオルを投入。MASAYAは復帰戦を快勝で飾った。


第4試合


エキスパートクラス特別ルール

村田 聖明

vs

聖王DATE

3R判定3-0

1R、半身からサイドキックを出してくる聖王に、村田はボディストレート。バックブロー、スピンキックを出してくる聖王に、村田はプレッシャーをかけていき、組むとヒザ。2R、聖王はニールキックなど回転系の技を多用。村田はダメージは受けないものの、なかなか捕まえることができない。しかし後半にはコーナーに詰めてボディ、組むとヒザ。ヒザの連打から、強烈なボディでダウンを奪う。3R、やはり回転系の蹴りを出してくる聖王に、村田は組んでヒザ。半ば過ぎ、バックブローを出した聖王を捕らえると、村田はフック、ボディ。逃げながら回転蹴りを出す聖王に、かけ逃げとしてレフェリーがイエローカード。終了間際にも逃げる聖王にフックを入れた村田が判定勝利を収めた。


第3試合

SB世界スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝戦

鈴木 博昭

vs

ラファエル・ドゥーデック

3R判定3-0

1R、長身のドゥーデックに鈴木がフックを放つと、ドゥーデックはヒザを見せる。鈴木はフックから左ハイをヒット。フックを中心に攻める鈴木に、ドゥーデックがバックに回ろうとすると鈴木は背負い投げでシュートポイント1を奪取。2R、鈴木はやはりフック、ドゥーデックは組んでヒザ。ドゥーデックはバックから引き倒すような動きを多用。鈴木は右ハイをヒットし、左右フックでドゥーデックを仰け反らせると、さらに左右フック連打で攻め込む。3R、ガードを固めるドゥーデックに、鈴木はフックから左ハイ。中盤に鈴木は投げを狙うが、ドゥーデックが防御するとヒザ蹴りからバックに回りバックドロップでシュートポイント2を奪取。その後も鈴木は投げを狙うなど攻め続ける。判定は確実にポイントを取っていった鈴木が取り、決勝でバヤとの対戦が決定した。


第2試合

SB世界スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝戦

クリス・パヤ

vs

タップロン・ハーデスワークアウト

KO 延長1R0:37

1R、バヤは最初から強烈なローを放つ。ミドルを返すタップロンは、バヤのパンチに右を合わせる。前に出てロー、ジャブを出すバヤに、タップロンはカウンターのフック、ミドルを繰り出す。終盤にはバヤがボディ。2R、タップロンは左をヒット。バヤは投げを狙い、組んではヒザも繰り出す。タップロンのワンツーに下がるバヤだが、ロー、ミドルで前に出る。3R、前に出てくるバヤに、タップロンはジャブ、ミドル前蹴り。距離が詰まると右から左ミドルのコンビネーション、組んでヒザも。終了のゴングと同時に、バヤは右をヒット。判定はジャッジ1者がタップロンを支持したものの、ドローに。延長ラウンド、タップロンの右ミドルにバヤが右ストレートを合わせ、タップロンは大きく後退。その後右フックでバヤがダウンを奪うと、続けて右フックでタップロンが倒れ試合終了。来日初戦のバヤが延長で強さを見せつけ、決勝進出を決めた。


第1試合


エキスパートクラス特別ルール

大桑 宏章

vs

瀬野尾 亜月

3R判定3-0

1R、序盤からロー、パンチで前に出る瀬野尾に対し、様子見か手数の少なかった大桑はロー、ミドル、ボディなどを繰り出す。終盤には持ち上げて浴びせ倒す場面も。2R、瀬野尾はジャブ、ロー、上段への前蹴りを出していく。大桑は打撃を出しながらも投げを狙う。3R、ミドルの打ち合いからパンチの応酬へ。瀬野尾は上段前蹴り、右ストレート、ワンツー。大桑は投げを狙うが、中盤過ぎには瀬野尾が腰を落として防御したため瀬野尾にイエローカード。判定は瀬野尾。新鋭がランカー越えを果たした。


オープニングマッチ第3試合


スターティングクラスルール

笠原 弘希

vs

YUGO

3R判定3-0

1R開始直後、YUGOが左ミドルを連打。笠原はパンチで仕掛け、ラウンド後半にはパンチの打ち合いも。笠原は首相撲からのヒザ蹴りも見せる。2Rに入ると、笠原がチョークでキャッチポイントを獲得するもブレイクに。ミドル、パンチで反撃するYUGOに、笠原は組んでヒザ。3R、笠原がヒザ蹴りで主導権を握る。パンチを振るうYUGOだが、ここで試合終了。判定3-0で笠原が勝利。


オープニングマッチ第2試合


スターティングクラスルール

コマツ・ザ・バーバリアン

vs

宇野 恭平

3R判定3-0

1R、パンチで前進してくるコマツに、宇野が首投げを立て続けに決めてシュートポイント1を2度獲得。しかしラウンド後半にはコマツのパンチもヒットする。2Rはパンチ主体の攻防からスタート。宇野は要所で投げも。コマツはボディブローを効果的に決めていく。コマツがバックから投げを狙ったところで宇野がしゃがみこんだため、イエローカードに。3Rパンチで攻勢をかけるコマツ。宇野はここでもしゃがみこみでイエローカード、減点1に。ここからコマツがパンチとハイキックでラッシュし、試合終了。コマツの判定勝利に。


オープニングマッチ第1試合


スターティングクラスルール

渡邉 俊樹

vs

DARANI DATE

3R判定2-1

1R、DARANIは前蹴りを連打。バックキック、はさに投げも狙う。対する渡邊はローキックとパンチ主体。2R、間合いを掴んだDARANIは前蹴り、サイドキックをヒット。渡邊はパンチで前進するも、蹴りに阻まれる。3R、DARANIは渡邊をローキックで転倒させ、顔面への前蹴りもヒット。距離を支配したDARANIが、判定2-1で勝利。






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